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過去3回、北〜、西〜、東〜
訪ねている山梨県甲州市の「黒川・鶏冠山」の山頂で最近、「イワカガミ」と「石楠花」が咲いていたとの山行記に気付き、
21年前に初代マロン(コーギー犬)連れで上った北〜コース
で訪ねることにした。

◇所要時間:  4時間2
難易度: + + + +

(期待通り、イワカガミとシャクナゲの花を見ることができましたが、それより・・・)

 

245分、出発。

中央高速を利用し 、45分に「勝沼IC」を降りると残距離は31km。
信号機の少ない「フルーツライン」を北上して国道411(大菩薩ライン)に繋ぎ、北〜東へ高度を上げて「鶏足山登山口→」看板のある右折路へ下り、(廃小学校入口がロープ閉鎖されていたので)「落合集落?」手前の空き地に駐車。
気温は4度で無風、曇天。 <現地標高=1160m>

454分、南へ出発。

 

 

数軒の民家(無人?)先の「鶏冠山登山道→」標識に従い森へ進む。50mほど高度を上げて小沢沿いに上ると・・

 

コース両側に防獣網が続き、新緑の森に一定斜度の山道が続く。ハシリドコロが蕾を見せ、静かな森にキツツキの音。

 

 

標高約1500mの三差路は「↑鶏冠神社」標識に従い70m程高度を上げるとコースは

 

北斜面の窪地地形を東へ回り込みながら進むようになり一面に苔むした岩道を横切る。

 

 

北斜面の窪地地形の苔の種類は多そう。中には胞子を包んだ(サク)を付けた株もあった。

 

標高1580m辺りから「東国ミツバツツジ」が紫紅色〜薄紅色の花を見せるようになった。

 

 

標高1600m辺りの平坦地で小休止。登山を再開しても一定斜度のコース脇に

 

ミツバツツジの紫紅色が続く。この花の最盛期に当たったらしい。

 

 

640分、峠地形の小広場に四差路標識。薄日の中、「鶏冠神社→」標識に従って・・

 

木の根や岩を足がかりに岩山を登る。神社への参道にしては一寸、キツイ。

 

 

コースに花びらが散っていたので見上げると頭上に「シャクナゲ」。

 

15m程のピークを通過し、先へ下って僅か上り返すと・・

 

 

岩場に「イワカガミ」。喜んでカメラに収める。

 

71分、「鶏冠神社」に到着。南東側は切れ落ちた急崖。

 

 

南には 山頂を雲に隠し始めた「富士山」。

 

神社横にも「イワカガミ」の小群落があり・

 

 

暫くは「イワカガミ」撮影を楽しむ。

 

716分、「イワカガミ」撮影に満足して下山開始。

 

 

岩の小ピークは北斜面の「巻道」で通過すると、巻道脇にも「イワカガミ」が花を見せた。

 

四分岐に近づくと「イワカガミ」は姿を消し、「ミツバツツジ」花を見せるようになった。

 

 

729分、四分岐に戻り、(「←新横手山峠」標識に従ったつもりが踏み跡の濃い「←黒川金山跡」に進み・GPSで間違いに気づき戻り・)
734分、「←新横手山峠」標識に従う。

 

150m程先に三分岐。「←見張台」へ立ち寄る為、西への尾根へ進むと、この尾根もミツバツツジの花道。

 

 

200mほど先の小岩稜が「見張台」。

 

南の「富士山」は雲に隠されてしまったが、

 

 

周囲の東国ミツバツツジが華やか。
7
45分、下山開始。三分岐へ戻り、西への山腹道へ距離で約1.2km、高度140mほど下り・・

 

89分、「横手山峠」の「落合集落方面→」標識に従い、50mほど高度を下げて朝の往路へ合流し、北へ下る。
標高1300mまで下ると、防獣網が始まった。

 

 

森から集落への出口に 新緑をバックに1本だけ、「ヤマツツジ」が鮮やかな朱色を見せた。

856分、車に戻り帰路に就く。

11時、無事帰宅。

狙いの「イワカガミ」と「シャクナゲ」の花期に間に合えて満足できたが、思いがけなく「トウゴクミツバツツジ」の最盛期に立ち会えたのは幸いでした。