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ガイド書::「群馬県の山」で「鍬柄岳(石尊山)・大桁山<スリルと大展望の岩峰とのんびり歩きの低山> (歩行時間5:40)」を見つけ、長い鎖場往復区間はマロンを手前で待機させることも考慮に入れ、火曜日に訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間7分 |
4時30分、出発。 入間ICから圏央道に入り、関越自動車道・上信越自動車道と乗り継ぎ、下仁田ICを降ると早くも西に「鍬柄岳」と「大桁山」が姿を現した。 ICから西に5kmほどの千平駅手前を右折し、1.5km先で「鍬柄岳登山口」を確認し、 (この地点に3台ほどの駐車余地あり) そのまま一車線の道を0.8kmほど北上して道脇に「大桁やすらぎの森→」標識を見つけ、トイレ付の駐車場に車を入れる。気温は6度で快晴。 |
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7時23分、今日のコースは岩場があるのでマロンのザックは外して身軽にしてやり、駐車場を後にする。 簡易舗装路に下りて南に約0.8km下り、道脇に「←鍬柄岳」標識を確認して砂利林道に右折。 |
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参道先の「阿夫利護摩堂」横を通過して杉林を上る。 右上に目指す「鍬柄岳」が朝日を浴びていた。体が温まり、山腹途中で水飲休憩して薄着になる。 7時54分、尾根まで登ると「鍬柄岳→」標識が右上を示す。「鍬柄岳」は木立で隠されてしまったがこの尾根で岩峰の付け根まで高度を上げていく。 |
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7時57分、三分岐に北:「大桁山近道」、東:「鍬柄岳→」標識。 東へ僅か下って注連縄を潜る。結界先にはどんな岩場が待っているか期待と不安・・。 8時7分、鎖場が始まる手前で杖はザックに格納し、鎖場にスタート。 紐先マロンは先頭きって最初の岩に跳ね上がったが、鎖場は視界の先まで伸びていたので冒険は避けようと、マロンは妻に託し、私だけが空荷で山頂を見てくることにする。 |
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先ずは皆で三分岐地点に戻る。 8時10分、GPSとカメラ持参で「鍬柄岳」にスタート。 南側は切れ落ちているが、左の岩壁には連続して鎖が設置され、危険個所の岩には足場が彫られているので躊躇せずに前進できる。 |
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8時15分、東の折り返し地点に近づくと山頂から人の声。70mほど続いた鎖はこの地点で終わる。 山頂から戻ってきた3人連れ登山者と交差。尾根筋で西に折り返すと足場は安定して俄然、視界が広がる。 30mほどは歩き易い尾根を辿り、大岩を登り越すと正面に足場の悪そうな大岩。右に巻き道を見つけ通過。 この先でも危険箇所には鎖が張られていた。 |
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8時18分、「鍬柄岳」山頂に到着。 山頂には石祠があり、奉納された幟が僅かな風に揺れていた。360度に展望が得られたが、南西の鹿岳と四ッ叉山が目立ち、東には広く平野が広がっていた。 8時20分、写真を撮り下山を開始し、7分ほどで妻とマロンのところに戻る。 |
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8時29分、三分岐の「←大桁山近道」標識に従い、「鍬柄岳」西側を巻いて北西への尾根に進む。振り返ると「鍬柄岳」の北斜面は垂直の岩壁。落葉を終えて寒々しい尾根を北に進む。 |
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8時41分、尾根が林道で切断され、「大桁山」へ続く尾根へは急角度の「鉄階段」が設置されていた。 |
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妻が階段上に登ったらマロンをフリーにし、急斜面を駆け登らせようとしたが、妻に続いてマロンも急階段を上り始めたので驚く。 無事に鉄階段を通過し、少し藪っぽい尾根筋を辿る。 8時57分、急登先の杉林で水飲み休憩。辺りの杉林に雄花が目立つ。 |
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9時2分、砂利林道に合流したが標識が無いのでGPSを確認し、林道を横断。その先130mほどで丸太階段の正規コースに合流。コースはこの先で等高線沿いに山腹を回り始めた。 9時13分、西に方向を変え、緩く登る。 9時18分、丸太階段で山腹を上り、平坦地で左折し山頂を目指す。 |
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9時31分、「大桁山836m」に到着。 東西に長い山頂広場は余り視界に恵まれず、北に岩稜の妙義山と榛名山の山塊が目立つ程度。 ムスビを食べながら近くにある筈の「鍬柄岳」探したが、何故か見つからなかった。 9時45分、下山開始。 |
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50mほど高度を下げ、上りで直角に曲がった地点から杉林をショートカットで下ることにする。下り始めると踏跡があり、これを辿ると右下に斜行し始めた。 9時55分、林道に下りきると標識地点でショートカットの効果は無かった。山道を7分ほど下って林道に合流し、舗装路で「川後石峠」を目指す。 10時7分、進路右下に舗装林道が見えた。地図を見ると予定コースは250mほど先の「川後石峠」で折り返し、下の林道に戻ってきていた。高度差は40m程度なので杉林をショートカットで下ることにする。 |
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10時11分、全員無事に簡易舗装路に下り立ち、舗装路を下る。 10時25分、林道から右に分岐する山道に「千平駅→」標識を見つけ、舗装路と別れてこれに下る。ここにも「関東ふれあいの道」標識。道脇にシャガが元気。 10時30分、「大桁やすらぎの森」の駐車場に戻る。車は2台のみ。 13時10分、無事帰宅。 |
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帰宅後、GPSデータを図示させると・・「鍬柄岳」の標高が地図より30mほど低く表示されたのでビックリ。鎖場の東端あたりの標高はほぼ整合しており、そこから山頂までは地図では40m以上の高度差があるように描かれているが、実感としてはかなり緩い上りだったので自分としてはGPSデータを信用したいのだが・・・????。 |
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