221日の読売新聞が「春めく房総」のタイトルで

「千葉県の南房総市の花畑で、春の花として知られるキンセンカやストック、ポピーなどが見ごろを迎えている。」 と写真入りで報道。

・・ならば、南房総の山を訪ねれば「フキノトウ」が採り放題ではと・・、水曜日の晴天予報を確認の上、南房総市の「経塚山」を訪ねることにした。

 

◇所要時間: 3時間32

◇難度: 易++▼++難

狙いの「蕗の薹」は2か所でしか見つけられなかったが、スミレ、桃、桜、マムシグサ、水仙などの花が見られた上、鶯の声も聞くことができ、春を感じて帰宅できました。

 

340分、出発。

多摩川の堤防添いで信号や交差路の少ない、所謂「ぬけ道」を使い、「浮島入口IC」から「東京湾アクアライン」で房総に渡り、館山自動車道に移って南下。

545分、「鋸南富山IC」を降りると残距離は18km

国道127経由で県道8912kmほど東進し、国道410へ左折して4kmほど南下し、国道410の道脇の風車風の造形物のある大きな空き地に駐車。

気温は2度で無風・快晴。

 

629分、国道410を北へ出発。

東にはこれから上る「経塚山」。

900m先を左折し、「安房中央ダム」の西岸を目指す。

646分、200m長の「鍛冶畑隧道」を抜け、ダム湖の西岸を北上し・・・、

 

渇水状況のダム湖の上流をコンクリート橋〜トンネル〜鉄橋で横断。

国道410に合流し、左近くの「犬切バス停」横で「経塚ハイキングコース→」標識を見つけ、東に進む。

その先の村道の分岐箇所には適切に標識があった。暫くは笹林を上っていく。

 

常緑樹の森に入り、標高を90mほど上げた辺りの東斜面に「蕗の薹!!

10株ほど採取して更に上っていく。

720分、標高200mまで上ると無標識の三叉路に出て、進路に迷う。

・・GPSの予定コースを確認して、左に進む。(ここには標識がほしいところ) 

 

90mほど先の森に「石祠」と「石灯篭」。 薄暗い杉林を上っていく。

この辺りからコースは山道らしくなり、標高250m辺りから尾根道で「経塚山」へ上る。

739分、「経塚山310.7m」に到着。「三等三角点」があり、北西に「御殿山」、南東に太平洋が望めた。

 

ガイド書に記された「蛙石」を一見しようと、杉林の細尾根を北東に下る。

360mほど先の小ピークに上ると、奇妙な形の3mほどの「蛙石」。

地元の方言で蛙を指す「あんごう岩」とも呼ばれるとのこと。

私には猿かフクロウのように見えた。

このような奇妙な岩が山上に独立して残っているのは不思議。

往路を戻る。

85分、「経塚山」に戻り、往路と並行した方向に山道を見つけ、杉林を下ると・・・

 

森は一面、「マテバシイ」林に変わった。

829分、コースは「280mピーク」を巻いていたので、あえて山頂へ立ち寄ってみた。・・が赤テープのみで見晴らしは無く、下山続行。

837分、右下へ無標識の山道が分岐していたので、地図の「鯨岡」への道と判断し・・・、

 

更に南への窪地コースを直進すると・・コースが荒れ、GPSの予定コースを左に外れ始め・・、これは廃道と判断し、100m程先で戻ることにし・・・

848分、赤テープのある三分岐点に戻り、右へ下ると、進路は南へ向きを変えて・・GPSの予定コースに乗り、 その先では左から荒れ道が合流。先ほどの道の先らしい。

 

標高180mまで下ると道脇の木に「カクレミノの大木」看板。

西へ方向を変えながら里に下っていくと、コース脇に桃畑。その先の溜池横で「蕗の薹」を探したが見当たらず、ガッカリ!!

里へ下りて「八幡宮」を目指す。

「八幡宮」のある山懐を回り・・・・

 

936分、正面階段を上り、鳥居を潜って「八幡宮」に無事の山行感謝の参拝をし・・

田園風景の村道を西に進んで国道410へ合流し、北へ進む。

101分、車に戻る。

13時、無事帰宅。

   山2