丹沢「宮ケ瀬湖」で紅葉が見頃との情報をキャッチし、湖西に位置する「松茸山」を訪ねることにし、コースは観光案内図に国土地理院地図に記載がないコースも記されていたので、それを使った周回コースに決めた。

◇所要時間:2時間18

◇難度: 易+++▼+難

 

5時、出発。

一般道で淵野辺へ出て、国道16〜県道508510513と繋ぎ、「宮ケ瀬虹の大橋」の北から林道荒井線で宮ケ瀬湖畔沿いに南下していくと、カーラジオが「東京の日の出は626分」と放送。

613分、「早戸川口・登山口」に到着すると気温はマイナス1度。 先着車の人達は皆、撮影目的らしくカメラを肩にして急ぎ出発していった。

622分、舗装林道を東へ出発。

 

無風快晴で寒いためか、湖面から蒸気。300m先の三叉路を左折し、左下に清流を見下ろしながら舗装路を北西へ進む。

634分、左下の河原に「松茸山自然公園・駐車場」があったが、入口は閉鎖されていて看板には
開場期間:4月〜11月の土・日曜日 8:0017:00」と厳しい条件。

 

ゲート先の「松茸山自然の森公園」看板を見ると・・、この駐車場横に「水沢川」に架かる「水沢ふれあいの橋」が記されていたので、河原へ下りて対岸へ渡る。

639分、橋先の東屋横に三分岐。
右ルートが国土地理院地図にも記載のない道なので、興味を持ってこれに進むと・・・

 

コースに壊れかけた「通行禁?」看板。

先ほどの「案内図」の<所要時間約20>区間なので、前進不可だったら戻ればよかろうと先へ進むと・・、沢側に柵が設置されていて遊歩道の雰囲気。

右下に水沢川を見ながら北に進むと徐々に道が荒れ始めた。

 

645分、涸れ沢に「鉄の橋」が架かっていたが骨組みだけの上、踏面に突起。 やむなく、これは河原へ降りて通過。

649分、対岸へ上って先へ進む。

流水沿いの木々が色づき、良い雰囲気だが、遊歩道が崩れかけているところも出てきた。

 

656分、再び、骨組だけの「鉄の橋」!!。 ここは河原に下りるのもキツソウなので何とか、橋下を通過。

710分、逆行者への「通行禁止」看板を通過すると、この先が折返し地点の三分岐。 (この地点から水沢川へ下る道もあったので、下に見えた堰堤先で林道へ出られるのかも??)

 

私たちは左折して山上への道へ進み、朝日の入ったところで小休止。

登山を再開すると、右下の林に獣の気配。山道には古い獣の糞も見られた。

三分岐から150mほど高度を上げると、丸太階段が苔むしていた。登山者は少ないらしい。

 

737分、尾根に上ると前方から「ふれあい橋」からの直登道が合流。

細尾根で右へ進み、急斜面を上ると 左右に「←早戸口」、「奥野口→」標識の三分岐。 右の高みに進む。

756分、「山頂」に到着すると・・
東屋に手づくの「松茸山570.5m」看板。

 

現地の案内看板図や神奈川県ホームページに 「松茸山(標高584m、三角点高570.5m)・・」と記されているので、標高570.5mは看板作成者のミス。

<なお、「ヤマレコ(誰もが自由に参加利用できる登山記録のデータベースの共有ウェブサイト及び株式会社)」 には、この地点は「スリカンバの頭」で、「松茸山」山名は標高570.5mの三角点地点に記されている。>

休まずに三分岐へ戻り、「←早戸川口」標識に従い、南への尾根道へ進むと
ツガの大木が続く。

 

85分、地図の「570.5」三等三角点を通過し、下り開始。

尾根の北側は落葉が進んで殆ど裸木だが、南斜面は赤、黄色のモミジで美しい。

標高450m辺りで東に方向を変えて下りながら振り返ると、「松茸山」の東斜面が紅葉していた。

840分、車に戻る。

 

早い下山だったので、「宮ケ瀬湖の遊覧船」で湖から紅葉を楽しもうと、観光船乗り場へ出向くと・・台風で桟橋破損の為、今は休航中とのことで帰路につく。

1040分、無事、帰宅。

 

   松茸山2