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コロナ蔓延の折、登山者に出合わず、涼しく歩けそうな山とコースを物色し、八ヶ岳東の「飯盛山」を早朝に時計回りで周回するコースを設定し、月曜日の出発を決めた。

なお下山後、前回訪ねた「千ヶ滝」と逆方向にある「宮司の滝」にも立ち寄ることも計画に入れた。

◇所要時間:  2時間44
難易度: + + + +

 

250分、出発。

中央高速を利用し、440分に「長坂IC」を降りると残距離は16km。 県道28を北上し「清里トンネル東」先で国道141に右折し400m先を左折し、「大門川」を通過した先で「八ヶ岳スケッチライン」に合流し、道なりに上って「南牧村平沢マレットゴルフ場P」に駐車。 気温は20度で周囲の山はガスに包まれていた。

515分、幅広の「八ヶ岳スケッチライン」車道を北西に出発。

 

道なりに約450m進み、右山腹の「←宮司の滝 飯盛山→」標識に従い、登山を開始すると・・密集した濡れ笹で靴とズボンがグッショリ。

登山口から100mほど高度を上げ、やっと濡れ笹薮帯を脱出。

 

550分、緩いピークを通過する辺りには野草が多くの花を見せ・・

カワラナデシコ、ウメバチソウ、マツムシソウ、シラヤマギク、ワレモコウ、タムラソウ等々を

カメラに収めながら進む。

 

558分、平沢峠からの主コースに合流して山頂を目指すと俄然、歩きやすくなった。

シシウドが大きな集合花を見せた。

下界から6時の鐘の音。またガスが濃くなってきた。

 

625分、飯盛山と平沢山の三分岐は「平沢山」を目指す。

木立に入ると枝の雫が雨のよう。

アップダウンしながら高度を上げていくと・・「平沢山」山頂の上にガス越しの朝日!!

 

638分、「平沢山1653m」山頂に到着すると・・
イカリソウ、ヤマハハコ、アキノキリンソウ、フウロ、マツムシソウなどが花を見せた。

記録写真を残し、山頂から南へ下る。

 

644分、直登コースへ合流して飯盛山を目指すと・・東のガスが薄まって太陽がチラリ。

この条件なら前回同様、山頂で「ブロッケン現象」が見られるのではと思いつき、急いで山頂手前の三分岐を通過。

 

656分、「飯盛山1643m」山頂に到着してブロッケンを期待して西方のガスに注目していたが・・

東のガスの中から太陽光が差し込んだ時には・・西側のガスが薄まってしまってブロッケン現象は不成立。

 

7時、上ってきた中年女性登山者に記録写真のシャッターを依頼。
地元の方とのことですぐに下山していった。

7時8分、我々も、ブロッケン写真はすっぱりと諦めて下山開始。

 

山頂下の三分岐へ下ると青空下の「平沢山」が高原の雰囲気。

「←平沢登山口」標識に従い、西への幅広山道を下る。

731分、山頂から190mほど高度を下げ、あずまやのある四分岐で小休止。

 

北への草道で下山を再開し、道なりに緩く下って1.2kmほど先で車道に合流し、駐車場を目指す。

759分、駐車場に戻ると車はマイカー1台のみ。
「宮司の滝」に立ち寄るため、車で往路を下る。

 

810分、「大門川」に架かる橋の袂に車を置き、約450m上流にある「宮司の滝」を目指す。

途中の森の中は 丸太橋や鉄板橋、鉄組橋で流れを渡り、最後は岩壁横のクサリ場を通過し、

 

鉄階段を登った先で大門川に架かる鉄橋から
8
26分、「宮司の滝」を撮影。

841分、車に戻り帰路に就く。

 

11時、無事帰宅。

 

飯盛山山行で見かけたその他の野草の花

トモエシオガマ

クサフジ

オニユリ

ツリフネソウ

ユウガギク

オオハンゴンソウ

 飯盛山