4月2日、「東京のソメイヨシノが満開」と気象庁が発表。

 それなら、「カタクリ群生地」で有名な栃木県の「三毳山」の様子は?

とネット検索すると、「カタクリ」以外に「アズマイチゲ」「雪割草」、更には「ヤマツツジ」の写真までアップされていたのを見て、晴天予報を確認の上、水曜日の出発を決めた。

公園内のコースは 「三毳山ハイキングマップ」  http://www.park-tochigi.com/mikamo/hiking 
で紹介された 「みかも山わくわく1周コース」を参考に設定。

 

 

◇所要時間: 3時間10

◇難度: 易++▼++難

西口に近い「カタクリの園」も訪ねる予定でしたが、「みかも山公園」の群生地でカタクリは堪能のしたので、西の群生地はパスしました。

 

520分、出発。

首都高を使って東北自動車道に抜けて北上し、653分に「佐野藤岡IC」を降りると残距離は僅かに3.2km

北近くに早くも姿を見せた「三毳山」目指し、国道501.6km東進し、左折して1.6km先の「三毳山公園」の東入口に到着すると・・・・、

開門 8:30」と表示されていたので、近くで駐車できそうな場所を探す。

79分、東門から200mほど離れた「こなら館(市施設)」の駐車場に空きを見つけ、車を止めさせてもらい出発準備。 気温は8度で快晴。

 

712分、出発。

714分、「東口広場・入口」ゲート横を通過して公園に入場。

池先の「中岳・カタクリの園→」標識に従い、右の山道へ上ると「野草の園」看板。

芽吹き前のコナラ林にイチゲの若葉が密生して緑一色。

 

緩く上っていくと ネコノメソウ、カタクリ、スイセンが花を見せ始めた。

732分、100mほど上った辺りが「カタクリの園」。

コナラ林の林床は一面のカタクリ。朝日に照らされた花は開花を始めていた。

暫くは撮影を楽しみ、山頂目指して丸太の土留め階段を上る。

 

750分、朝日の差し込む「中岳210m」に着き、先着者と挨拶。西下に「佐野藤岡IC」が見下ろせた。

756分、北西麓にある「万葉館」目指し、北斜面へ下る。

舗装路の三叉路へ下り、「青竜ヶ岳1.3km→」標識に従う。 この辺りにもカタクリが多い。

 

82分、岩横に「三毳山の名石・犬石」看板があったが・・??・で通過して擬木階段を下ると、正面に尖った「青竜ヶ岳」が姿を見せた。

87分、舗装路を横切った先の森の中の「←万葉庭園450m」標識に従い、左下への山道を下る。

更に舗装路を横断して先に下ると、前方左に一面のカタクリが地面を紫に染めていた。

舗装路を横切り、先へ進む。三毳山には杉・檜は見当たらず、花粉シーズンにはありがたい。

 

823分、池先に「万葉館」。 花の季節には池周りで多くの野草が見られるらしい。 ガイド図に従い、舗装路を北に進む。

844分、ハーブ園に囲まれ、ハーブティやアロマグッズを販売するという「好楽亭」に着いたが、まだ無人。

青竜ヶ岳1.4km」標識に従い、右山斜面の「擬木階段道」を上る。

 

100mほど高度を上げ、尾根の三分岐で「青竜ヶ岳350m」標識に従い、尾根を北へ進む。

標高160m辺りの三分岐から山頂への上りが始まった。

山頂へ近づくに従い、露岩の荒れ道になった。 山腹には早くも、朱色のヤマツツジが満開状態。

 

927分、山頂が「電波塔設備」に占められている「青竜ヶ岳229m」に到着。

周囲に視界が開けていたが、遠景は春霞の中。

西下に「佐野SA」が見え、車の走行音が響いてくる。

既にカタクリは堪能したので、「青竜ヶ岳」北斜面の「カタクリの園」を訪ねるのは止め・・、

 

938分、南へ下山を開始すると次々に登山者と交差。

標高160mの三分岐は「湿性植物園→」標識に従い、山道を東へ下る。 

日当たりの良い山道脇にスミレが多い。

106分、山から舗装路に下りた先に細い流れに沿って木橋が設えられた「湿性植物園」。

 

湿原には「ザゼンソウ」が10株ほど残っていた。

「東口駐車場」横の「とちぎ花センター」に立寄ると・・、ガラスの大ドーム(鑑賞大温室)の中に熱帯の花や果樹があり、(後期高齢者は無料) 外の売店には各種の草花が販売され賑わっていた。

1019分、車に戻る。

1210分、無事帰宅。

   三毳山2