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前日は最高気温が19度まで上昇。いよいよ杉花粉シーズンが始まるので、花粉が本格化する前に一つでも多く登ろうとガイド書を取り出す。今年、特に多い積雪量も勘案し、ガイド書で初心者向きと記されている奥多摩の「三頭山」を選抜。 ◇所要時間: 4時間 |
5時15分、家を出る。野猿街道、16号線、滝山街道、檜原街道と走る。 檜原街道には「奥多摩周遊道路」は夜間(18時〜9時)通行止めとの電光表示が出ていたので、どこで停められるのかと恐る恐る前進。 |
標高1000mに近づいた地点で道路がゲートで閉鎖されていたがその手前が丁度「都民の森」の駐車場だった。駐車場も閉鎖されていて、8時からの開場と表示されていた。 100mほど戻った雪捨て場に車を置いて出発しようともしたが、管理人が来て早めにゲートを開けてくれたので広い駐車場(無料)に車を移す。 7時40分、「都民の森」の大看板前を通過し「森林館」に向かう。 木製階段を跳ね上るマロンの背に朝日が差し込む。 |
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山には雪、風はなく空は青い。途中の木々には標識板が付けられ、樹木の素性が紹介されている。 7時50分、森林館横の「三頭大滝 ムシカリ峠経由三頭山」看板に従い、木くずの敷き詰められた遊歩道を登る。 このあたりから路面に残雪が現れる。ケヤキの路分岐、東屋を通過した先の雪の斜面に「大滝」が現れた。 8時8分、滝見橋上より眺めると氷の中に滝が流れ落ちていた。山頂へのルートは積雪の三頭沢沿いに上っている。 |
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斜面が雪に覆われているのを見て、アイゼンを付けて登り始める。 8時31分、標高1200m地点の雪上に「ブナの路テラス」あった。都民の森というだけあって家族連れ向きの設備がしっかり用意されていた。私たちもここで一休み。 9時20分、ムシカリ峠に到着。前方に富士山が姿を現す。「三頭山 約15分」の道標に従い山頂への尾根に進む。 ブナの林の中にナツツバキのなめらかな木肌が美しい。 |
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9時40分、「三頭山」山頂に到着。 展望が開けてこれまでに登ったことのある山々(富士山、御正体山、三つ峠、川乗山、雲取山、鷹の巣山、本仁田山)が青空をバックに姿を見せている。 静かな山頂でマロンを交えての慌しい昼食をとる。いつもはお淑やかなマロンもコンビニ弁当を見ると突然、餓鬼犬に変身。 |
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10時10分、鞘口峠に向かって下山開始。下山路は東に向かっていて登路より残雪は少ないが傾斜はきつくなる。 10時39分、見晴らし小屋前を通過し下山を続ける。ポツポツと登山者が喘ぎながら登ってくる。雪の急坂は登りもキツイが下りも怖い。 11時6分、鞘口峠に到着。屋根なしの休憩所あり。このあたりから雪はすくなくなる。 |
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11時17分、スポーツ歩道入り口まで下りきって木材工業センター近くでアイゼンを外す。 11時40分、車に戻る。 |
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思いのほか残雪が多かったがルートはよく踏まれており標識もしっかりしていて楽しい山歩きが出来た。 樹林はほとんど自然林で杉花粉の影響はほとんど無く助かった。 2時ころ、無事帰宅。 |
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