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明日は「9時以降は曇り」との冴えない天気予報なので、近場の短コースを探し、奥多摩の「三頭山」を再訪することにした。

初代マロンとは東から上ったので、二代目とは西の「鶴峠」から登ることにする。

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◇所要時間: 4時間10

◇難度(マロンとして): 易++▼++難

◇マロンの日記: 全般に段差の少ない、歩き易い道でした。落ち葉の積もった山道の掘り返し箇所の・・・の臭いが気になり、嗅いだり穿ったりばかりしていたらおとーさんにいい加減にしろと叱られました。

 

430分、出発。

一般道で相模湖に出て、国道20号線を西進し、上野原市街で県道33号線に分岐。約7km先で県道18号線(上野原丹波山線)に左折分岐し、17kmほど先の「鶴峠」バス停前で「三頭山・登山口」標識を見つけた。

車はバス停80mほど先の電波塔施設前の3台分ほどの空き地に駐車し出発準備。気温はマイナス2度。

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643分、「鶴峠」バス停の対面石垣の上に立つ「三頭山・登山口」標識地点から山に入る。直ぐに砂利林道に出たが200m先で「三頭山→」標識に従い、右の山道に進む。

659分、建設中の砂利林道を横切り、山腹の杉林を登る。地図コースは尾根に描かれているが、山道は南斜面に付けられていた。

やがて山腹を折り返し、尾根を目指す。

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710分、尾根筋を乗り越し、尾根沿いに山腹北を登る。(地図コースはこの先も尾根筋に描かれている)。広葉樹林は完全に落葉を終えていた。

先行マロンが積もった落葉を睨み、狙いを定めて突然、落ち葉に顔を突っ込む。・・???

冬姿の西斜面を一定の斜度で上っていく。

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739分、北西を指し、「←向山(おまき平)」標識のある三分岐。私たちは尾根筋に進む。山道に霜柱が見られた。

300mほど先で北に伸びた尾根先を回りこむと東前方に尖った「神楽入ノ頭」が見えた。昭文社の山地図にはこの辺りで等高線沿いに進む山道と尾根に山道が分岐するように描かれているが、等高線の山道は見当たらず、尾根筋に上る。

北に石尾根が東西に長く伸びて見えた。

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754分、山道が尾根と北斜面に分岐。今日は尾根筋を上り、山腹道で下山してくる予定にしているので尾根に進む。

高度を上げると前方に三頭山の山頂が二瘤に見える。大小のブナ林の落ち葉の積もった山道に獣の掘り返し箇所が増え、マロンの臭い嗅ぎ動作が増える。峠地形を通過し、また上りが始まる。

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820分、「神楽入ノ峰1447m」ピークに上ると東前方に凹凸のある「三頭山」の山頂が見えた。小休止後、前方に下り上って次の小ピーク通過し、更に30mほどを下り上る。

更にアップダウンしなから高度を上げていく。北空は晴れているが西空の雲が広がり始めた。

844分、ピークに上ると前方に二瘤の形でピークが見え、進路は左のピークに向かう。

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849分、ピークに登りつくと「奥多摩三山・三頭山(西峰)1524.5m 東京都」標柱。この標柱横に何故か「山梨百名山」標柱も立っていた。

山頂広場の南にはカラーの「展望図」板があり、中央に「富士山」が描かれていたが、今日は雲の中。

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広場北の「秩父多摩国立公園・三頭山(中峰)展望図」銅版には北に見える長大な尾根を構成する山々が描かれ・・・西から東に 笠取山、前飛龍山、飛流山、和名倉山、雲取山、七ツ石山、高丸山、鷹ノ巣山、七跳山、倉戸山、三ツドッケ、六ッ石山、蕎麦粒山、川乗山、本仁田山、棒の峰、岩茸石山と何れもマロン連れで訪ねた山々が描かれていた。

ムスビを取り出したところで山頂の「東峰0.3km→」標識に気づき、「三頭山」の残り2峰も訪ねることにして東への丸太階段を下る。

 

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93分、20mほど下った地点が五差路で現地名は「御堂峠」。

「東峰0.2km→」標識に従い、東への丸太階段を登る。150mほど先の高みに「三頭山(中央峰)1531m」標柱が立ち、その先50mに「三頭山(東峰)1520m」標柱があり、更にその先の木立の中に木造の展望台。

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98分、東向きの展望台に立つと、特徴的な形の「御前山」と「大岳山」「馬頭刈山」が望め、右遥か遠くに相模湾が朝日を反射していた。

「三頭山」訪問2度目にして、初めて三つの頭を確認でき、満足して展望台を後にする。

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919分、「西峰」まで戻り、「西峰」から派生する2つの尾根の右の尾根が「鶴峠分岐」への尾根と錯覚し・・・「←鶴峠」標識を見ながらも下山開始→×(・・正しくは御堂峠で「←ヌカザス山」標識に従い、北への尾根に進み、800m先の「鶴峠分岐」を左折して往路を目指すべきだった。)

 924分、下っては上り返しながらGPSを見ると・・・往路の軌跡を辿っているのに気づき・・「ミスコースだ!!」と叫ぶと・・・・妻は西峰に戻る時から変だと思っていたとのこと。そういえば、「予定下山路はどっち??」とか妻が言っていたことも後になって気づいたが、既に遅く・・・そのまま往路で下山続行。

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944分、「神楽入ノ峰」に戻り、小休止してムスビを食べる。「9時以降は曇り」の天気予報は良いほうに狂ったらしく上空の雲が切れ、朝日が復活し気分高揚。

1019分、向山分岐を通過。

1045分、造成中の林道を横断し、8分ほどで舗装路に下り、「鶴峠バス停」前を通過。

1053分、車に戻る。

帰路は奥多摩湖北の青梅街道を順調に走って 130分、無事帰宅。

 

  三頭山3