スギ花粉シーズンの終了と共に、マロンに対する「ダニ」の本格的襲撃が始まった。

獣道やフンなど獣の気配が感じられる山での襲撃が特に多い。マロンに取り付くダニのタイプは二種。一種は「マダニ」と特定できるが、細かい黒粒状のは不明。

薬剤メーカーのHP48時間以内にダニを除去できればバベシア症の心配はなくなるとの記事を見つけて、帰宅後のダニ除去作業は時間との競争になる。

今回は前回登った「扇山」で、隣に見えた百蔵山を訪ねてみることにした。

 

所要時間: 2時間30
難度(犬として): 易+▼+++難
マロンの日記: 頂上近くの登りが少しキツかっただけでした。

 

338分、家を出る。国道20号線を猿橋で右折、北に向かい「百蔵山」登山口の看板を見付けて小さな空き地を見つけて駐車。

 

530分、マロンに十分、ダニ忌避剤をスプレーして出発。前方に「百蔵山」が聳えて見える。先ずは標識に従い舗装路を登る。大規模な土木工事エリアの中の舗装路を抜けると標識で林の中にガイドされる。

541分、山道に入る。赤松と檜の林。歩きやすい。マロンは匂いを嗅ぎながら登り、突然走る。中型の鳥が草むらから飛び立つ。

557分、一時、林を抜け出ると後ろに富士山が霞んだ姿を見せる。新緑が朝日を受けて冴える。

 

カクレミノ、ムラサキシキブらしい若木が多い。山ツツジの花が盛りを過ぎた色で咲いている。

自然林になるといろいろな鳥の声が聞こえる。

623分、「百蔵山」と「扇山」の分岐点に出る。尾根道の急登となる。

640分、「コタラ山20分 扇山2時間 キャンプ場30分 猿橋駅1時間」分岐。緩やかな上りになる。

 

 

650分、松と桜に囲まれている広場の山頂に到着。「大月市、富岳127番山頂 百蔵山」の解説看板の先に大月市を前景にして霞んだ富士山が浮かんでいる。

山上の標識は「葛野1時間15分 猿橋駅1時間15分 右猿橋駅1時間 扇山2時間」。

予想外に早い時間に登りつき、マロンもさほど疲労の様子が無いので、周りの山を地図で確認し、富岳128番の岩殿山にも登って帰ろうということになった。

 

7時、西に向う尾根道で下山開始。このルートは斜度も緩く歩きやすい。山ツツジが朝日に映える。コゴメウツギも花を付けている。

712分、「直進・葛野部落 左・猿橋駅」標識で左折し南斜面の下りに進む。富士山は右手前方。

720分、ゴツゴツした石の多い暗い杉林の中をクネクネ下る。12分ほど下った休憩テーブル地点で一息入れる。

 

 

742分、「山の神」と地図に表示の小社が林道脇に姿を見せた。マロンが一家総代で祭神の大山祇さまに無事の登山感謝の挨拶。

749分、閉門されている美術館前に出る。門前に大きな狛犬の石像。舗装路を下ると前方に土木工事現場。美術館前から舗装路に入らずに下山できる山道を見落とした様子。

8時、車に戻る

続いて「岩殿山」に登るために20号線に出て大月駅方面に車を走らせる。右手前方に大きな岩壁を露出している「岩殿山」が姿を見せる。

  百蔵山2