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2018年の「初日の出」を足柄山塊の「明神ヶ岳」で迎える計画を立てたが、
元日の天気予報が「曇り・晴れ」で、すっきりした「初日の出」が期待できそうもないので・・・、

予定を早め、年末30日に「富士山狙い」で「明神ヶ岳」を訪ねることにした。

コースは14年前と同様、東北麓の「最乗寺」を出発点として山頂へ上り、下山は国土地理院地図に記載の登路・北側の尾根で戻るコースを採ることにした。

 

所要時間: 5時間22

難度 易+++▼+難

(下山コースを利用した記録は1件しか見つけられなかったが、歩きやすい道でした。
もし登路で下山すれば朝日で霜が解け、泥だらけになったと思われます。)

 

445分、出発。

年末の帰省車両で混雑し始めた東名高速を避け、国道246を西進して大井松田ICの西で県道78に移り、更に西進して県道723に繋ぎ、「元日〜3日はマイカー規制」看板の置かれた「大雄山・最乗寺」境内に進み、登山口に近そうなPに駐車。

気温は1度で快晴。

639分、出発。 駐車場所から登山口への経路が分からず・・、境内をうろつき探して・・

 

648分、巨大な高下駄の後ろに「明神ヶ岳ハイキングコース入口標識を見つけた。

(高下駄には 高下駄は天狗の履物だが、下駄は左右一対そろって役割をなすところから、夫婦和合の信仰との解説板あり)

石橋を渡り、荒れて段差の大きい山道で尾根を目指す。

 

尾根道は歩きやすい山道。下の最乗寺から ほら貝が7時の時を告げる。

711分、標高480mで砂利林道を横切り、標高630mで舗装林道を横切る。

747分、標高660mで廃屋状の「見晴小屋」横を通過。

標高750m辺りまで上ると、カヤトの草原先に明神ヶ岳が見えてきた。

 

標高790mの「神明水」は涸れていた。その先から段差の大きい上りが始まった。

標高860m辺りから檜林とカヤト原の変化のない上りが続く。

858分、コースが尾根から沢筋に移り、涸沢を横切って山腹を等高線で巻くようになった。

 

910分、再び、沢地形を横切り、山腹を巻きながら上っていく。

標高1100m地点の三分岐は 左「←明星ヶ岳」標識。

右に進むとこの辺りは日当たりが良いので、霜柱が解けて山道が泥濘化し始めていた。

箱根ウツギ林の窪んだ山道を進む。

 

927分、次の三分岐に出ると前面に広大な景観。

西に「富士山」、南に蒸気を上げる「大涌谷」。

 

 

930分、「明神ヶ岳」山頂標識地点に到着。 視界の山を地図で確認しているうち、地図の「明神ヶ岳・三角点」が北200m辺りに記されているのに気づく。 「←矢倉沢峠」標識に従い、北に進む。

952分、三角点を見つけられないまま、「最乗寺・奥ノ院90分→」分岐に到着して右下の箱根ウツギ林へ下る。

 

この山道は落ち葉が多く、霜柱が解けていないので、歩きやすい。やがてウツギ林は自然林に変わり、林床は笹。

昭文社の山地図に記載されていない山道だが、歩きやすい道だ。

117分、標高645mで舗装林道を横切り、標高550mで高圧鉄塔下を通過して杉林を下る。

 

1134分、標高430mの「奥ノ院」まで下り、急な石階段で「御神殿」前へ下る。

更に石階段を下って「結界門」を潜り、「鐘楼」、「開山堂」、「多宝塔」、「本堂」、「書院前」を通過。

最乗寺は予想外に規模の大きな寺院で、250台が駐車可能という駐車場も・・

 

駐車場が多個所に分散・設置されていたので、マイカーのあるPを見つけ出すのに一苦労。

1151分、やっと車に到着。

帰路はまだ混んでいない東名高速を利用し、1315分、無事帰宅。

 

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