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山梨県の「能岳」は隣山の「八重山」と絡めて既に7回も訪ねているが、

昨年のこの時期に麓の「虎丸山・登山口」近くで「クマガイソウ」を撮影した方の記録に気づき

又、この季節なら山中で「シュンラン」や「キンラン」にも出会える可能性がある筈だと思いつき、

コースを「八幡神社・駐車場」〜「虎丸山・登山口」〜「能岳」〜「駐車場」と半時計回りコースを設定して木曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間: 2 時間48
難易度: + + + +

 

410分、出発。

一般道を利用して南多摩尾根幹線道路(県道158)を西進し、県道47〜国道20を西進し、上野原市で県道33へ移り、1.3k先の三分岐を右折・北上して「八幡神社・駐車場」へ駐車すると 気温は16度で曇り空。

548分、「虎丸山・登山口」目指し、車道を南へ出発。

 

 

 

580mほど先の道路のカーブ地点で 予想外の「←能岳・八重山近道」看板を見つけ、「クマガイソウ観覧」を失念し、これへ進む。

新緑の山へ入るとコース脇に「ヤマブキソウ」や

 

 

「チゴユリ」が花を見せた。急坂を登っていくと三分岐に

「子ノ権現神社・足腰の神社→」分岐標識があったが、更に直進していく。

 

 

「イカリソウ」が花を見せたが既に姥花。車道から80mほど標高を上げ、予定の当初コースへ合流して先へ上る。

標高410m辺りで右へ戻る方向の「虎丸山→」標識を見送り、先へ進む。

 

 

標高約480mの「馬頭観音」下で小休止。雲間から薄日。

80mほど先で「夫婦岩」前を通過。

 

 

標高約490mまで上ると進路が二分岐して左は「←見晴所経由能岳・向風方面」標識。「能岳↑」標識に従い、

山頂への直登道へ進むと新緑の中、「ヤマツツジ」が鮮やかな朱色を見せた。

 

 

658分、「能岳542m」に到着。

西方に視界が開けていたが・・曇天と春霞で展望は今一。

山頂周辺には季節の花が見られ、「アオダモ」、

 

 

「ツクバネウツギ」をカメラに収める。北を指す「←聖武連山」標識を進路と思わず・・

77分、南方向へ下ってミスに気づき再度、山頂を目指し、

714分、山頂に戻って「←聖武連山」標識に従い、北斜面道へ下る。「ガマズミ」が白花を見せた。

 

 

これも白花だが・・「??

尾根を100mほど北進すると北に東西に延びる「笹尾根」が味のある景観を見せた。

 

 

森を抜けだすとその先は九十九折の急坂下り。慎重に下る。

ここにも白花。「モミジイチゴ??

 

 

725分、山頂から50mほど下った鞍部の裸地に赤い鳥居が建てられていたが肝心のお宮が見当たらず・??。先の森へ緩く上る。

小ピークの檜の幹に「大平山500m」標識。山頂の小さな裸地に

 

 

「シュンラン」が1!!。喜んでカメラに収める。檜林を西へ下って200m程先で急角度で南へ方向を変え、

山腹道を南へ下ると杉林の平坦山腹道は「マムシグサ」がオンパレード。

 

 

757分、峠地形に「桑原峠眺望処」東屋があり、ザックを下して小休止。

意外に花の種類が多く、「ヤマツツジ」「八重桜」「ジュウニヒトエ」。小休止後、南へ下る。

 

30mほど下に車道が見えた辺りでショートカットできそうな分岐道を見つけ、これを下ると・・コースは藪道になり、最後は・・

819分、無事、車道へ降りて南の「八幡神社」を目指す。

 

 

車道脇の低地がスミレ色に染まっているのに気づき、階段を下って

群生スミレをカメラに収める。紫色のもあった。

 

 

先へ進むと車道脇に「西澤の滝」看板。右下を覗き込むと30m程下に小滝。楽をしてズームで滝を撮影。

コース脇に見慣れない薄紫の花「??」。

 

 

829分、車に戻る。

駐車場上の「八幡神社」へ上って無事山行のお礼参りをし、一般道で帰路に就く。

 

 

1020分、無事帰宅。