説明: line8説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\jump-HP.gif
説明: nyugasa-title説明: line81

説明: nyugasa-chart

説明: nyugasa-chizu

連休明けの山梨中西部の天気予報は午前中晴れ。残暑を避けて涼しい山をと手持ち候補から標高の高い「入笠山」をピックアップ。入笠山はスズランの群生で知られているが盛期は6月。

花を楽しむには適期ではないが、「入笠山」が北アルプスと南アルプス、中央アルプスと八ヶ岳を直線で結んだ交点あたりに位置しているので、快晴に恵まれれば360度の好展望を期待。

所要時間: 4時間14

 

323分、家を出る。相模湖ICに入るあたりで、小雨がバラつき一寸心配。笹子トンネルを抜けると雲が切れ始め、小淵沢ICを下りる頃には青空も見られた。20号線へ抜け北に走り、富士見峠交差点を左折し入笠山に向う。

舗装林道で高度を上げて標高1500mに近づいたあたりで、道脇に砂利広場の「入笠山登山口」駐車場を見つけ駐車。

駐車場には先客のワゴンが1台。車脇で同年輩の夫婦連れが朝食中。この駐車場で車泊したらしい。駐車場の周りはノコンギク、アキノキリンソウ、ナギナタコウジュなど、秋の野草が咲き乱れている。

 

613分、カラマツと笹の急斜面にスタート。最初からの急登に体が追従しないのか、欠伸が頻発。意識的にペースを落として登る。

627分、用途不明の小屋横を登る。依然急登。

説明: DSCF0001

635分、山道は山腹を辿るようになり楽になる。カラマツ林を透いて背後から朝日が差し込む。気温は15度。

7時、湿原からの流水らしい小沢を通過。

説明: DSCF0004

710分、周りを穏やかな山に囲まれた「入笠湿原」に到着。説明板には多くの花の名前が並んでいたが、湿原には花は目立たず、湿原全体が秋の色に染まり始めた感じ。

露に濡れた木道で湿原を巡る。湿原中央にリンドウの群生、木道沿いにサワギキョウが僅かに見られた。「スズラン群生地→」「ゴンドラ駅へ→」標識もこの地点に立っていた。

720分、湿原より一段上の山彦荘前で「入笠山まで1140m」標識を見つけ、車道に進む。道脇の唐松林にはサルオガセが絡まっていた。

 

説明: DSCF0019

736分、マナスル山荘前の三叉路。

「山頂入口」「山頂まであと約30分」の看板にガイドされ砂利の急坂を登る。薄いガスの中から牛の顔が2つ。登山道脇は牧場だった。

次第に岩が多くなる。マツムシソウ、アキノキリンソウが見られた。雲が切れて夏の太陽が照り始めた。

755分、「入笠山頂 標高1955m」に登りつく。

小岩交じりの裸の山頂に小さなケルンが多数。眼下の牧場に牛たちが点在。

説明: DSCF0020

 

近場は晴れ上がっているが、期待した八ヶ岳、南、中央、北アルプスは靄が邪魔をしている。赤飯ムスビを食べながら暫し待機したが、上空の真っ青の空もたちまちガスに包まれた。

駐車場で朝食を摂っていた夫婦が登ってきた。話をすると四国から車で来て、連荘登山を楽しんでいるとのこと。女峰山とか、オオミ黒姫山(?)とか9時間もの大変な登りだったとかのタフな話を聞かされた。

説明: DSCF0022

820分、展望は諦めて仏平峠に向けて下山開始。この斜面はマツムシソウ、ノコン菊、ハハコ草、金ミズヒキと野草が多い。すぐにカラマツと笹の森に入り、下る。

834分、舗装路に下り「大阿原湿原」へ向う。首切清水のバス停を通過。

説明: DSCF0027

 

843分、「大阿原湿原(標高1810m)」到着。湿原の木道を辿ってみたが、湿原にはシダや潅木も見られて、草原に移りかけた湿原の感じ。

95分、入口に戻り、舗装車道で帰路に付く。硬い舗装路を40分近く歩かされる。曇り日で幸いだった。

942分、「沢入登山口」標識を見つけ、往路の山道に入り、下山継続。

1027分、車に戻る。本日出逢った登山者は6名。

高速道も一般道も素直に走れて120分、無事帰宅。

説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\BUTON_49.GIF 説明: C:\Users\matusita\Documents\HP資料\改訂版・MARRONと山歩\To_Top.gif 入笠山2