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山頂からの好展望と野草目当てに、9年前に訪ねた長野県の「入笠山」を再訪することにしたが、ネット検索すると・・・現在は「沢入登山口で8時〜15時はマイカー規制」しているとのこと。 山上だけなら2.5時間程度で周回できる筈なので、早出すれば8時までに規制区間を離脱可能と考え、万一、時間をオーバーすれば北の「杖突峠」経由で帰宅することにし、木曜日の山行を決定。 ◇所要時間: 2時間13分 |
1時45分、出発。 4時に中央高速・南諏訪ICを下り、国道20を3kmほど南下して富士見交差点を右折。高度を上げて森に上ると舗装林道で5匹の仔鹿、その後も単独小鹿3匹と遭遇。 「沢入登山口」で「8時〜15時 マイカー通行禁止」看板を確認し、15分ほどでマナスル山荘前の「御所平駐車場」に車を入れる。気温は13度と予想外に涼しく、ヤッケを羽織る。 4時58分、舗装路に出発。路肩にはウバユリ、マルバダケブキが花を見せた。 |
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日の出時刻になり、東に立ち込めた雲が薄赤く色づく。道脇の落葉松にサルオガセが見られた。 5時20分、「首切登山口」前を通過し、その先の「首切清水」でマロンに水を飲ませる。傍らの看板には・・ |
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国土地理院地図に記載の「大阿原湿原」への分岐を探しながら、舗装路を南下し、「首切清水」の先300mあたりで、木の枝のリボンを発見。 GPSでも位置を確認の上、西側のズミ林に下り、獣道のような踏み跡を辿る。 やがて前方に木道を見つけ、これを目指す。 |
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5時40分、木道に上り、「大阿原湿原」を反時計回りで進む。 霧が上昇し始めた湿原に朝日が差し込む。 5時51分、奥の三分岐まで進んだが、期待した花は・・殆ど見られなかった。 湿原南のカラマツ林の中の木道で戻る。 |
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6時7分、湿原入口の「大阿原湿原ガイド」解説板には 6時20分、「首切登山口」に戻り、「入笠山」を目指し、露岩の山道を上る。 |
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山頂への残高度20mあたりの三分岐に右:「花畑・入笠湿原→」標識。私たちは山頂を目指し、直登継続。 |
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6時38分、「入笠山1955m」山頂に到着。頭上に青空がみえるのに周囲はガスで展望ゼロ。 ガスの様子見しながら、アブなどの羽虫を極度に嫌がるマロンの為に工夫してきた「背中をザックでカバー」する方策結果を試す。マロンにもザックを背負わされた意味が分かったらしく落ち着いていた。 |
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6時46分、ガスに動きが見られず、下山開始。 |
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7時3分、標高1830mあたりで鹿網を開け、下山を継続すると、右斜面は花の多い草原斜面。 広大な北東斜面にヒヨドリソウ、クルマユリ、ギボウシ、ヤナギラン等々咲き乱れていた。喜んでカメラに収める。 |
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7時11分、駐車場に戻る。車はマイカー1台のみ。 ゲート閉鎖時間には間があるので、草原に戻って花を撮り、マイカー規制地点の「御所平駐車場」は7時35分に通過し、10時30分、無事帰宅。 |
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入笠山で見かけた花 |
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