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南アルプスの最北部にある山で、いわゆる「南アルプス前衛の山」の一つと、紹介されている「入笠山」の「入笠すずらん山野草公園」で
この季節、「アツモリソウ」や「スズラン」が見頃との情報をキャッチし、晴天予報の火曜日の出発を決めた。

◇所要時間: 4時間53
◇難度: 易++▼++難

(「アツモリソウ」は「湿原エリア」で保育されているものと思い込んでいたので、30分以上も時間ロスしました。)

 

230分、出発。

中央自動車道を西〜北進し、430分に「南諏訪IC」を降りると残距離は10km。 国道202.5km南下し、「富士見パノラマリゾート入口」交差点を右折。 路肩の「入笠山→」のガイド標識に従い、西へ高度を上げ・・、「マイカー規制<4/2911/5 8:0015:00 沢入登山口〜御所平峠間>」看板が置かれた「沢入登山口」の駐車場に車を入れると先着車が3台。 広場にトイレあり。
気温は13度で無風快晴。 出発地点の標高は約1450m

 

455分、「←入笠山60」標識に従い、赤松と落葉松林へ出発。

上るのに従い、山道脇に「ウツギ」「ササバギンラン」「ツマトリソウ」が花を見せた。 標高1680m辺りからは山腹を等高線で進む。

550分、僅か下って鉄扉を開閉して「入笠湿原」エリアへ入る。

 

(「アツモリソウ」は「入笠湿原」で見られるものとの思い込みで)
登頂前に「アツモリソウ」を見ておこうと、湿原の木道へ進むと・・・
「ズミ」、「レンゲツツジ」、「クリンソウ」等が花を見せたが、肝心の「アツモリソウ」が見当たらず、・・湿原内の木道を歩き回り・・・、

 

最後は「スズラン群生地」上の「ゴンドラ駅→」出口まで上ったが見つけられず湿原に下る。

632分、「アツモリソウ探索」を諦め、「入笠山」へ向かうことにし、「湿原エリア」から「山彦荘」前へ出る。・・と・・、

山荘から主人が出てきたので、「アツモリソウはどこに?」と尋ねると・・

・・「こちらへ」と山荘横へ。  指さされた木陰の小庭園を覗くと・・・「アツモリソウ」と「キバナノアツモリソウ」、更に「サクラソウ」まで。  喜んでカメラに収める。

 

 

633分、「入笠山山頂→」標識に従い、車道横の山道で南に進むと道脇の草斜面に「クリンソウ」がチラホラ。

森の中に「カゴメの森」看板。長野県の「森林の里親促進事業」に「カゴメ()が協賛している」らしい。

その先では彼岸花のように群生したクリンソウの群落が見られた。

 

642分、森を抜け、林道・入笠線に合流すると、南に緑の大ゲレンデ。

お花畑経由・入笠山頂40分→」標識に従い、お花畑を上っていくと、
「スズラン」、「ツマトリソウ」、「レンゲツツジ」「マイズルソウ」等の花が咲き、4人連れの女性登山者が歓声を上げて楽しんでいた。

 

655分、「鉄扉」から登山道に出て、灌木と露岩の山道で「入笠山」を目指す。

途中に「岩場コース15分→」と「迂回コース15分→」標識。 岩場コースで上る。

上るに従い、「ズミ」や「レンゲツツジ」の花の色が青空に映える。

717分、「入笠山1955m」山頂着。

 

広い裸地の山頂に一等三角点があり、360度の好展望。 南遥かには霞んだ「富士山」も見えた。

東に「八ヶ岳」

南に「南アルプス」

南西には残雪の「中央アルプス」

 

728分、下山開始。

20分で「マナスル山荘」のある「御所平登山口」へ下り、往路の「お花畑入口」地点から往路の山道へ入る。

86分、「山彦荘」前へ戻り、「アツモリソウ」のある「入笠すずらん山野草公園」は「ゴンドラ山頂駅」近くにあるのではと思いつき、「湿原」経由で・・・

 

ゴンドラ山頂駅」目指し、カラマツ林を緩く上る。

833分、「山頂駅」に近づくと・・、山斜面の柵内に「釜無ホテイアツモリソウ」と「クマガイソウ!!。 喜んで写真に収める。

「ゴンドラ山上駅」から登山者が下りてき始めた。

 

展望の良い場所のテーブルでムスビを食べ、あたりの花園も探索してみると・・

「クガイソウ」、「ヤマハハコ」、「マツムシソウ」、「エゾリンドウ」、「アヤメ」等々、多くの銘板があったが、

何れも花期に至らず、花はなかったが、「ドイツスズラン」だけは終盤期の様子。

 

854分、満足して下山開始。

←入笠湿原」標識に従い、車道で「山頂駅」を後にし、途中、山道へ左折して新緑の落葉松林を下る。

857分、再度、「湿原エリア」を通過し、朝の往路を逆行し、「沢入登山口→」標識に従い、下山継続。

948分、「沢入登山口」に戻ると車は20台ほど。これから出発する人も。

1210分、無事帰宅。

   入笠山4