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2年前に訪ねた「籠ノ登山(長野県)」の登山口・南の「池の平湿原」で「コマクサ」が見頃らしいので、曇天予報ではあったが、月曜日の出発を決めた。 コースは「池の平湿原」周回後、「水ノ塔山」まで往復山行する予定。 ◇所要時間: 4時間29分 (「地蔵峠」先でゲート閉鎖されたので、そこを出発地点として山行を開始し・・ |
1時50分、出発。 圏央道〜関越〜上信越自動車道と継ぎ、4時38分に「小諸IC」を降りると残距離は21km。 小雨の中、県道79を4kmほど西進し、県道94へ右折して「湯の丸スキー場→」標識に従い、北へ1000mほど高度を上げ、「地蔵峠」の三分岐は「東部湯の丸林道」へ右折。 5時17分、「池の平駐車場」まで残距離3.8km地点まで進むと、道路にゲート!!。 傍らの看板には 「通行止の期間 6/1〜8/31 18時〜翌日7時 11/17〜5/2間は終日」。 |
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雨が本降りの上、7:00までここで待機か?? と気落ちしていると・・、助手席から「残距離3.8kmなら「池の平駐車場」まで歩いては?」と妻。・・で、今日は「池の平湿原周回」に終わるのも覚悟し、車内で出発準備。 現地標高は約1770m。 |
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5時40分、雨傘+レインコート姿で、舗装林道へ出発すると・・急に雨脚が弱りはじめ・・更に、100mほど先の林道脇で「←池の平駐車場2.1km」標識を見つけ「ラッキー!!」。 米栂林の山道に入って上り始めると、静かな森にカッコウが啼き、道脇にゴゼンタチバナが群生。 |
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標高約1920mで林道に合流したが、その先で再び森の山道へ。 コース脇で見慣れない小さなラン科植物らしい花を見つけ撮影。 (帰宅後の調べで 「イチヨウラン」と判明。 和名は、「一葉蘭」で 葉が1枚しかつかないことによるとのこと。) |
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標高1970m辺りまで上ると、左下に見えた林道を車が上っていった。(ゲートは30分以上、早く開けられたらしい。) 6時52分、標高2050mの「池の平湿原・駐車場」に到着。 駐車場管理のおばさんに挨拶し、「←見晴台・雲上の丘」標識に従い、右の山へ上り始めると薄日が差し込んだ。 |
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ロープ沿いに上っていくと、群生した「アヤメ」が多くの花を見せた。 7時22分、標高2108mの小ピークに「雷の丘」標識・・があったが「雷」の意味が??で、・・・
先へ下る。 コース脇に「シャクナゲ」「グンナイフウロ」「イワカガミ」「カラマツソウ」の花を見つけ、カメラに収めながら先へ進む。 |
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7時43分、露岩の小ピークに「雲上の丘 2110m」看板。 今日は名前通り、周囲がガスで閉ざされていた。 濡れた露岩道を先へ下るとコメツガの暗い森の中に「ピグミーの森」看板。 「マイズルソウ」「ツマトリソウ」「シロバナヘビイチゴ」「ハクサンフウロ」等が見られた。 |
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緩く下って森を抜けだし、三叉路右を指す「見晴岳→」標識に従う。 8時5分、「見晴岳2095m」に上って、先着の同年登山者と挨拶。 ガスが薄まって南〜西に視界が開け、南に「小諸」の集落が見下ろせた。 |
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山頂を後にして三叉路先へ僅か進むと、南の荒砂斜面が「見晴コマクサ園」。 ロープで立ち入り制限の為、今回の為に特に持参の三脚と望遠レンズを使い、柵先の「コマクサ」の撮影を楽しむ。 柵外では「ベニバナイチヤクソウ」と「スズラン」を見つけた。 |
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8時25分、左に「池の平湿原」を見下ろしながら先へ下り、標高2030mまで下って「三方ヶ岳」へ上り返す。 8時39分、「三方ヶ岳2040m」に着くと、南斜面に「三方コマクサ園」。 ここでも最適花期のコマクサ撮影を楽しませてもらい・・ |
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8時51分、山頂下の広場横の斜面で10株ほどの「ハクサンチドリ」を見つけ、カメラに収め、樹林帯を北に緩く下る。 9時1分、標高2020m迄下って森を抜けだし、「池の平湿原」に降り立つ。 草で覆われた湿原には大きく木道が設置されていた。 |
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「←鏡池」標識に惹かれ、立寄ってみたが、池周辺に目ぼしい花は見られず・・、 湿原中央を北に延びる「池の平三方歩道」で「駐車場」を目指す。 湿原には「ハクサンチドリ」や「アヤメ」がポツポツ程度。 木道先は簡易舗装路の緩い上りが続き、駐車場から降りてくる団体登山者と交差し始めた。 |
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9時24分、「池の平駐車場」に戻ると30台ほどの車。 今日は「池の平湿原」で十分楽しめたので、「籠ノ登山〜水ノ塔山」はパスして下山することにし、往路を戻る。 10時9分、ゲート横の車に戻る。 13時50分、無事帰宅。 |
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