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これまで年1回程度、12日の山行を続けてきたが、私たち夫婦の体力低下が顕著になってきたので、今回で最後になりそうだが
山形県の「鳥海山」を秋田県の「鉾立登山口」から訪ねる計画を立て、天気予報を確認の上、725日〜26日に訪ねることにし、宿は事前に山頂の「鳥海山大物忌神社の御室小屋」を予約。

歩行時間: 1日目 7時間2分 +  2日目 4時間43
難度 易+++▼+難

<これまでの12日の山行記録>
2011
412蒜場山・413浅草山    2012459三嶺・460大山  478三本槍・479二岐山   2014年 571志津倉山・472蒲生岳   (568御嶽山)
2016
年 629磐梯山・630早池峰山    2017年 676白山 

 

150分、出発。

カーナビに目的地「鉾立登山口」を指示すると 距離558km 所要時間8時間:35分を表示。  首都高速〜東北自動車道と進み、「村田JCT」で「山形自動車道」に移り、途中、月山花笠ラインと国道112を使い、「鶴岡JCT」で「日本海東北自動車道」に移つり、752分に「坂田みなとIC」を降りると残距離は52km

県道59で海岸線に近づき、国道7に右折して「鳥海ブルーライン」で東に高度を上げていく。

841分、山上の「鉾立」駐車場に到着すると、無風快晴で気温は22度。
準備を整え、「鉾立登山口(標高は約1150m)」で登山者カードを提出。

 

9時、舗装道で登山開始。

道脇にヤマブキショウマ、ヨツバヒヨドリ、ヤマホタルブクロなどが咲いていた。

350mほど先の「鉾立展望台」に立ち寄ると・・・・正面に見える筈の「鳥海山」はガスの中。

出発時刻が遅いせいか、登山者の姿はポッポツ程度。

 

先へ上るとクルマユリ、鳥海アザミも花を見せた。

両側が灌木帯の石道を上る。直射日光がガスでさえぎられているので助かる。

標高1400m辺りまで上ると、ニッコウキスゲ、その先ではチングルマやイワカガミが花を見せる。

 

標高1470m辺りから雪渓沿いに上るようになり、風が涼しい。

1041分、「賽の河原」で小休止後、石畳道で標高1640m辺りまで上るとガスが消えた。

標高約1700mの「鳥ノ海御浜神社」に近づくと ミヤマアキノキリンソウ、ハクサンフウロ、ハクサンシャジン、トウゲブキ、ミツバオウレン、イワイチョウ等々。

 

 

1130分、「御浜小屋」まで上ると南眼下に僅かに雪を残した「鳥海湖」。

草地斜面には多種の野草が群落。

先へ僅かに下って高度差60m程の「扇子森」へ上り返す。

1153分、「扇子森1759m」ピーク立つと・・、東に鳥海山最高峰の「新山」が姿を見せた。

 

124分、石畳道で高度差70mほど下ると「御田ヶ原分岐 山頂まで3.2km」標識。 「新山」への残高度は540m

イワギキョウ、ミヤマセンキュウ、シロバナトウウチソウ、ハナニガナ、ヤマハハコ、ミヤマキンバイなど、花の種類や数の多い草原斜面で高度を上げて「八丁坂」標識を通過。

 

 

1239分、「七五三掛(しめかけ)」標柱地点から木道で先へ上る。

40mほど高度を上げると「外輪山・千蛇谷分岐」標柱。

往路は「千蛇谷コース」で上ることにし、左下への急斜面道を下っていくと岩崖に鉄ハシゴ。

その先も急坂を下る。

高度差35m程を下り、その先は雪渓沿いに山腹の東斜面を上る。

 

1310分、ガイドロープが渡された雪渓を横切るとガスが上ってきた。

右に雪渓を見ながら斜面を上っていく。

標高1870m辺りで雪渓から離れ、草原斜面を上る。

標高2020m辺りの段差の大きな岩道を上っていたら突然、腿がこむら返り。小休止してバンテリンで対処。年のせい⁇

 

その先も結構、キビシイ上りが続き、標高2110m辺りから高度差50mほどは岩塊帯の斜面を上る。

 

1457分、「大物忌神社」の平坦地へ到着して「御室小屋」受付で宿泊の手続き。

(翌朝の携帯食も希望すると・・・

 

対応不可とのことで翌朝は緊急用の携帯食で対応することにし)

宿泊+夕食 (4320+1620/)費を支払い、案内された寝場所で小休止。

無料の飲み水はないとのことで明日の為、清涼飲料水500mlのペットポトル500/本を4本購入。 宿泊準備を完了させた上、鳥海山の最高峰「新山」に上ることにする。

 

 

1525分、神社鳥居前の「新山→」標識に従い、堆積岩塊に記された白ペンキマークを辿って山頂を目指す。

岩塊コースを慎重に上り、大岩壁の隙間を下り、その先をまた上る。

1557分、「新山山頂」に着き、先着夫婦にシャッター押しを頼む。

下山は別コースで「胎内くぐり」を経て岩塊の東斜面を下る。


16
30分、無事、宿へ戻る。

 

1730分、食堂に集合して座食。 丼飯、焼鯖、味噌汁、他。お茶は一杯/人。
夕食中、宿の主人から「七高山」でご来光する人に要領ガイド。 日の出時刻は4:30なので4:00迄には宿を出発し、岩稜帯を40mほど上って外輪山の稜線に上ればOKとのこと。

また「新山」に上れば、運が良ければ西に「影鳥海山」が見られるかもとのこと。


夕食後、日没風景をカメラに収めようと、宿下の南斜面に下りて20分ほど日没風景を撮影。

東の外輪山の稜線上に満月?が上ってきた。

定員の1/3程度の宿泊者数だったので、余裕のあるスペースで寝られた。

 

 

726() 山行2日目

 

340分、御来光を見るため、静かに寝床を整理して出発準備。

4時、ヘッドランプを点灯し、「七高山」へ出発。 コースは白ペンキでマークされていた。

先ずは雪渓下端へ下り、白ペンキに従って岩稜帯を上る。一部、鎖も張られていた。

423分、「外輪山分岐」へ上ると既にライトは不要。

日の出時刻に余裕があるので「七高山」山頂に向かう。

 

428分、「七高山2229m」山頂に着き、先着者にシャッターを頼む。

山頂下では数人のカメラマンが待機していた。

往路を戻りながら静かな日の出をカメラに収め、西に新山と大物忌神社を見下ろしながら、外輪山の山稜を南に緩く下っていく。

 

 

途中の2組の鉄ハシゴを下った辺りから、花をつけた野草群落が増え始め・・・

チョウカイアザミ、チョウカイフスマ、ホソバベンケイソウ、ダイモンジソウ、ヨツバシオガマ、ネバリノギラン、イワブクロ、ウサギギク、などが続く。

 

 

5時、背後から朝日を受けた岩塊を鉄ハシゴで通過すると・・・西前方の日本海まで伸びた「影鳥海山!!」。
カロリーメイト、乾パン、清涼飲料水での朝食を摂り、下山続行。

516分、「伏拝岳」標識を通過。シャクナゲに残り花。
白花のコバイケイソウや黄花のイワオトギリが朝日に映える。

 

 

ハイマツ帯を通過し、朝日を浴びた「文殊岳」を目指すと千蛇谷から吹き上げてくる風が涼しい。

555分、「文殊岳」を通過。 振り返ると、朝日の下にシルエットの「新山」。

この季節の外輪山コースは トウゲブキ、タカネアオヤギソウ、オンタデ、ホソバベンケイソウ等々、花のオンパレードで最高。

 

 

外輪山コースを振り返って記録に残す。

632分、標高約1850mの「千蛇谷分岐」へ着くと西の残雪上に「御浜小屋」が見えたがまだ遠い。

 

 

僅か先へ下って「七五三掛」標柱地点を通過すると登山者がポツポツと上ってきた。

標高1750m辺りの「八丁坂」の草原斜面は花数が多く、10人ほどの撮影隊が女性モデル相手に観光用写真?を撮っていた。

 

718分、「扇子森」ピークで振り返ると形の良い「鳥海山」。

西前方に「鳥海湖」が見えると、残雪斜面上部に「御浜小屋」が小さく見えた。

 

742分、「御浜小屋」と「鳥ノ海御浜神社」を通過。

810分、雪解け水が清流になって流れる「賽の河原」で小休止。

標高1500m辺りで最後の雪渓を横切り、その先の石畳道を唯々下る。

花数や花の種類が減り、ニッコウキスゲやヨツバヒヨドリに限られてきた。

 

98分、「展望台」に戻り、「奈曽渓谷」の先遥かに見える「鳥海山」に最後の別れを告げ・・

917分、「鉾立駐車場」に戻る。

カーナビに従って「鳥海ブルーライン」を下っているとカーナビが突然、『経路に問題発生の為、経路変更します』と表示し、新潟経由の日本海東北自動車道〜北陸自動車道〜関越自動車道でのコースを表示。

これに従い、順調に走行出来て18時には無事帰宅。

 

鳥海山で出合ったその他の花々

ウサギギク

ミヤマツボスミレ

アオノサガザクラ

マルバシモツケ

ヨツバヒヨドリ

オオハナウド

シロバナニガナ

ハクサンシャジン

コメツツジ??

キバノコマノツメ

ヤマホタルブクロ

マイズルソウ

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