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猛暑の季節なので ●標高が高く●見ものがあり●2時間程度で周回できそうな山を探し、過去、8回訪ねている「入笠山(長野県)」を昨年同様、林道が閉鎖される朝8:00までに山行を終えて下山する計画を立て、午前中が晴天予報の金曜日の出発を決めた。

◇所要時間:  1時間45
難易度: + + + +

 

145分、出発。

中央高速道を利用し342分、「小淵沢IC」を降りると残距離は26km4kmほど西進して国道20へ合流し、9kmほど北上して「富士見交差点」を左折し、西へ500mほど高度を上げ・・

416分、「入笠山マイカー規制」柵が準備された「沢入登山口」駐車場に一時駐車して登山準備を整え、更に車で約7kmの「通行時間制限林道(:0015:00の通行禁止)」を上り・・

 

 

 

「入笠湿原」横の「山彦荘」先の空き地へ駐車すると気温は18度で晴天。
439分、砂利林道を南へ出発。

「山彦荘」先のトイレ前から車道と並行して設置された遊歩道で400mほど南進。

 

 

448分、車道の三分岐横の鉄ゲートを開閉して「お花畑」へ入る。

やっと、花の季節が始まったらしく、「ヤナギラン」

 

 

「ギボウシ」、

「カラマツソウ」と開花し始めた花が続く。

 

 

これは「セイヨウトゲアザミ」?

「キバナヤマオダマキ」

 

 

「クガイソウ」

「オオハナウド」

 

 

「フジバカマ」と続く。

北の空も明るくなってきた。

 

 

52分、花畑の上扉へ着くと東の稜線上から朝日。この先は登山道で山頂を目指す。涼しさのためか、羽虫は出てこない。

標高1860m辺りの「男坂」「女坂」の分岐は男坂へ進む。この先に花は減り、見られたのは「シモツケソウ」と「カワラナデシコ」程度。

 

 

530分、無人の「入笠山1955.4m」山頂に到着して記録写真を残す。

南東の「八ヶ岳」の上に朝日が昇っていく。

 

 

南南東はるか先に「富士山」。ズームして富士山をカメラに収め、更に北北西の北アルプスをズームすると

「槍ヶ岳」!!。 好天と好展望に満足し・・

536分、「女坂」で下山を開始。

 

 

針葉樹林の女坂には「サルオガセ」が多い。「お花畑」は立ち寄らず、山道で下山続行。

558分、「マナスル山荘」前へ降り、車道で「入笠湿原」を目指す。

 

 

車道脇の「セセラギ」横に「クモキリソウ」が花を見せた。

610分、「山彦荘」前へ戻り、防獣ゲートを開閉して「入笠湿原」へ降りると・・

 

 

昨夜の雨の名残なのか、朝日が差し込み始めた湿原に霧の気配。

 

霧の中に「チダケサシ」や

 

 

露をつけた「コバギボウシ」や

「ハナショウブ」。

 

 

これは「??」。Google レンズで調べると「カワラマツバ」らしい。

朝日を受けた「メマツヨイグサ」

 

 

見慣れない植物。Googleレンズで調べると・「生態系被害防止外来種リスト」に指定されている「オオアワガエリ」らしい。

湿原コースを回り終える辺りでは朝日が強く差し込んできて「キリンソウ」や

 

 

「クルマユリ」、

 

「バイケイソウ」が盛〜晩期の花を見せた。

624分、車に戻り帰路に就き<8:00で閉鎖される沢入登山口は7時には通過し>「南諏訪IC」経由で帰路に就き、9時20分には無事帰宅。