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12年前、東海自然歩道歩きで通過した山中湖北の山稜を今回はマロン連れで歩いてみることにした。 ◇所要時間: 3時間6分 |
4時、出発。 町田街道を使って橋本に出て、国道413号線を西進し、三ヶ木交差点を左折。 更に道志道(国道413)を西に走り、山中湖・西端の三叉路で「花の都公園→」標識を見つけ右折し、500mほど先の「花の都公園入口」交差点を右折。 6時17分、予定した「花の都公園」に着いたが、駐車場はまた未開場。 |
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公園北側の一帯は広大な花畑で、背後に雄大な富士山が聳えて見えるため、10人以上のカメラマンが路上に車を停めて、熱心に撮影中。 駐車場所を求めて、私たちは今日の登山コース方向に車を進め、別荘地下の三叉路で「大平山・石割山→」登山標識を見つけ、三分岐地点の一段下のヒマワリ畑脇の駐車余地に車を置く。 6時20分、標識に従い、別荘建物沿いの砂利道にスタートし、最初の三叉路の標識で右折。 |
50mほど先の三叉路で左の左折路に「大平山→」標識を見つけたが、コース入口はロープ閉鎖され、「通行止め スズメバチ発生により、この先は危険ですので迂回願います。山中湖村」看板と「迂回路案内」図が掛けられていた。 早朝は蜂の活性度が低いだろうと強行突破を考えたが、何かと慎重な妻の希望で迂回コースで登ることに決定。 |
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車に戻り、「迂回路表示図」に従い、車で舗装路を南に進み、最初の三分岐点を左折。高度を上げ、尾根筋まで上りきった地点の路肩で「←大平山ハイキングコース」と「東海自然歩道」標識を見つけ、路肩に駐車。 |
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6時49分、舗装路から脇の山道に下り、灌木の中の抉れた登山道を登る。 やがて勾配が緩み、歩きやすくなったが、相変わらず見晴の無い雑木林を東に進む。 6時58分、三分岐点の左折路がロープで閉鎖され、下と同じ「通行止め」と「迂回路」看板が掛かっていた。その先で丸太階段を上ると、正面から朝日が差し込み始めた。 7時1分、小ピークに上ると、「長池山」の山頂標識。「飯盛山→」標識に従い、坂を下る。 |
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背後に雲の無い富士山が姿を現した。「←忍野村」標識を左に見送り、「大平山」めざし、尾根筋を進む。 2分ほどの上りで7時7分、「飯盛山」山頂着。青空をバックに雲一つない富士山は山頂への九十九折の登山道まで見えた。道脇にツリフネソウやタムラソウを見ながら、前方に下る。 7時20分、「大平山」への上り。右に山道が分岐していたが、標識は見見当たらず、安全策で左の幅広道に進む。 |
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見晴しの無い砂利林道で水飲み休憩し、山腹を折り返して上っていく。 7時37分、山頂にアズマヤと2基の放送設備の建つ「大平山」に到着。眼下の山中湖先に雄大な富士山が聳えて見えた。 山頂の雰囲気と景色を十分に楽しんだが、まだ時間に余裕があるので、更に先の「平尾山」まで足を延ばし、「平屋山」の山頂場所を再確認することにした。 |
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(・・・「平尾山」は手持ちの昭文社の山地図(20022年版)では石割山の西斜面1318m地点に書かれているが、以前、初代マロンと石割山から下山した折、その場所は林の中の無標識の小ピークで「平尾山」の現地標識は讃良に斜面下の、地図に「展望が良い」と書かれた、約1300m地点に立てられていたとの記憶があるため。) |
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7時43分、「大平山」を東に下った地点はパラグライダーのテークオフ地点で、吹き流しが立てられていた。 背丈以上のは笹原の間の草道の先は道の左右に「食害防止柵」が続く。 7時59分、丸太階段の長い下り坂は危険を感じてマロンをフリーにして下る。 3分ほどで下り終えたあたりではフシグロセンノウが派手な朱色の花を見せた。既にマロンは目の周りまで草の実だらけ。見かねて櫛で排除してやる。 |
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8時9分、次の山への丸太階段の上りが始まる。シャジンや吾亦紅が見られた。 8時14分、80mほど高度を上げ、見晴の良い地点に上ると、「平尾山」山頂標識と東海自然歩道標識があった。 確かに昭文社地図の「平尾山」山頂場所とは違う場所であるのが確認できた。 |
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一息入れて、その先の峠地形の三分岐地点まで進んでみることにする。道脇に大きなオヤマボクチが咲いていた。 8時24分、三分岐路の峠地形に着く。右下は「平野→」標識で確かに初代マロンと下った道だ。 「平尾山」に戻ってムスビを食べながら、秋の雰囲気を十分に味わい休む。 |
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8時41分、往路で下山開始。 9時14分、大平山に戻る。富士山の5合目から上は雲に包まれていた。下山路は往路の幅広道でなく、尾根筋の山道を下る。灌木帯を下って往路の幅広道に合流。 9時33分、「飯盛山」で小休止してムスビを食べ下山継続。空は8割方、雲に覆われた。 12時45分、無事帰宅。 |
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当日のGPS軌跡。 P1は別荘地近くの駐車場所。 ×地点は「通行止め」地点。 P2は再出発の駐車場所。 |
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