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6年前、東の「松姫峠」から訪ねた「大マテイ山」を今回は北の「小菅の湯」からの周回コースで歩くことにした。 ◇所要時間: 4時間18分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 周回時間が頃合いで、危険個所もなく、このシーズンとしては頃合いのコースでした。 |
5時、出発。 青梅市経由で青梅街道を西進し、奥多摩湖を「深山橋」で渡って国道139(旧青梅街道)に左折前進。 7km先の「田元橋」で左折し、「小菅の湯→」標識に従い、「小菅の湯」に着くと、玄関前には |
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止む無く、少し先の路肩に駐車。 7時26分、車を後にして、「小菅の湯」の西100m地点の車道に出ると、「←モロクボ平方面」標識が西へ下る細道を指示。 これに従って下り、簡易舗装路に出て、これを道なりに下る。 |
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「山沢川」を渡り、「←モロクボ平方面」標識に従い森に入り、山斜面を九十九折で登っていく。 7時54分、標高800mあたりで森林ボランティア団体の「瀬音の森 山小屋」横を通過し更に檜林を上っていく。 8時7分、標高890mの三分岐にも「小菅の湯 臨時休業」の案内看板。「←牛の寝・モロクボ平方面」標識に従い、尾根筋に出てこれを辿る。 東に「三頭山」が大きな山体を見せた。 |
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8時28分、標高1010mまで上ると前方に緩斜面の広い裸木林が広がった。裸木にダンコウバイ、コウチワカエデ、クリ等の樹名板が掛けられ、葉っぱの形も図示されているので落ち葉の季節でも参考になる。 標高1060mの三分岐に現地名「モロクボ平」標識。「←牛の寝通り」標識に従い細尾根を上る。 |
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8時52分、進路前方に「高指山」が聳えて見える。体が温まり、耳覆いと手袋を外し登る。「高指山」の西斜面に入ると日陰になり、気温はマイナス2度。 9時9分、西山腹を回り終えると前方に「大マテイ山」が姿を見せた。 9時17分、標高1240mで左に分岐する「ワサビ田を経て小菅の湯→」山道を見送り、山腹道で緩く高度を上げていく。 |
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「大マテイ山」はすぐ南に聳えているのにコースは山頂を目指さず、何故か「大マテイ山」の西山腹を巻いて緩く上っていく。裸木越し西に「大菩薩連嶺」が良く見えるのはよいのだが、この巻道は意外に長くて日陰で寒く、耳覆いと手袋を再装着。 |
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9時37分、「小屋跡」のすぐ先に「棚倉」の三分岐。北に見える山並みの中に「飛龍山」と「雲取山」が僅かに目立つ。 三分岐に戻り、50mほど東に進むと「大マテイ山→」と「大マテイ山・鶴寝山→」標識。 「大マテイ山→」標識の道を選択し、太尾根の北斜面を上っていく。 |
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9時56分、二つの皿を伏せたような地形の間を通過しかけて、GPSを見ると・・・・・右の高みが「大マテイ山」!!。 コースに標識が無いので危うく、通り過ぎるところだった。踏跡の無い右の裸木の林に緩く上っていく。 |
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9時58分、裸木広場に「大マテイ山(山沢入)1409m」標識と休憩イス。 南の山並みの上に「富士山」の山頂部が見えた。 静かな山頂でムスビを食べながら小休止。山頂辺りはだだっ広い枯れ林で大迷い山だと納得。 |
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10時12分、東への踏み跡を辿り、下山を開始すると南に下り始めた??。 GPSへは北斜面での「山沢入りのヌタ」コースを登録してきたので、下りかけた踏み跡を離脱し、東の尾根筋方向への踏み跡を探し、それを辿る。 |
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10時32分、五差路で寄生木を付けた大木のある「山沢入りのヌタ」に着き、「←トチの巨樹・ワサビ田・小菅の湯」標識に従い、「大マテイ山」の東山腹を北に下る。 落ち葉の中にトチの大葉が目立つ。年経た巨木が続く。 小菅の湯へ高度差500m辺りの陽だまりで小休止してムスビを食べる。 |
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11時10分、標高970m辺りまで下ると、ワサビ田が見られるようになったが、どのワサビ田にもワサビ無し。出水で荒廃したのかも。下っていくと、下のワサビ田では修復工事が始まっていた。 11時19分、標高880mあたりから砂利林道を下る。 11時44分、車に戻る。誰にも出会わない静かな山行だった。 14時10分、無事帰宅。 |
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