新年は「富士山」との対面で幕開け・・・だと、山中湖北の「大平山を今回は南から周回することにした。
早朝気温はマイナス12度との予報なので、私たちは十分な防寒対策を整えたが、マロンは可哀そうに普段着のまま。

当初は「長池」集落からの山道で尾根に向かう計画だったが、周回時間が短いので、西の「大出山1102m」へ足を延ばすことも計画に織り込む。

◇所要時間: 2時間47
◇難度(犬として): 易+▼+++難

◇マロンの日記: 歩きやすくてワンコ連れに最適コースでした。 「大出山」山頂は「ホテル」に買い占められているようです。

 

5時、出発。

道志みち(国道413)」で「山中湖」に抜け、湖畔北を3kmほど西進し、「水ヶ久保」集落で右折し、500mほど北進した先で「大平山ハイキングコース入口」標識を見つけ、近くの空き地に駐車。
既に日の出時刻は過ぎて明るく、無風快晴で気温はマイナス10度。

726分、コースを時計回りで周回するため、湖畔に向かい出発。車道まで下ると、南西に冬姿の富士山が秀麗な姿を見せた。

 

走行車の多い湖畔の車道を歩くのは危険では と心配だったが、湖畔沿いに「サイクリングロード」が併設されていたので、安心してこれを西に辿る。

600m先で東屋とトイレのある「長池親水公園」を通過。更に200mほど先の車道の路肩の「護美ヶ丘」看板個所でGPSに登録してきた当初予定の尾根への上り口を見つけたが、サイクリングロードが快適なので舗装路で「大出山」まで上ることにして先に進む。

 

755分、「大出山入口」バス停横に山に向かう舗装路を見つけた。この場所の湖に白鳥が群れていたので写真に収め、舗装路で山に向かう。

812分、湖畔から100mほど標高を上げたあたりでGPSが左に「大出山」を表示したが、その場所には「ホテルマウント富士」看板が付けられた柵とゲート。

 

ゲートが開いていたので、山頂を訪ねようと園庭内に進むと白亜の建物。この山全体がホテルの敷地になっている感じ。駐車場横に高みがあったので、山頂標識を探しに上ってみる。

822分、ピークに山頂標識は無く、富士山方向は建物に隠され展望も得られなかった。東に下る敷石で入口に戻ろうとすると散策路らしく周回させられただけ。

 

836分、ゲートに戻り、「大平山」を目指し、舗装路を東に緩く上っていく。

842分、車道のカーブ地点で右の山道に「大平山→」標識を見つけたが、「912日にクマが出ました」の張り紙もあり、マロンの熊鈴の消音カバーを外し、窪んだ山道の霜柱を踏みしめ灌木帯の尾根道に進む。

9時、「山中湖花の都公園」からの山道が左から合流した先で「長池山1178m」に到着。山中湖と富士山の展望良し。「飯盛山→」標識に従い先に緩く下る。

 

910分、小ピークの「飯盛山」を通過して丸太階段を下る。

914分、左から忍野村からの林道が合流。「大平山→」標識に従い、林道と別れて右の山道に進む。やがて「大平山」への長い丸太階段の上りが始まった。

938分、「大平山1296m」へ到着。

 

山頂広場には東屋と電波塔設備。眼前に大きく富士山、眼下には鎮まった山中湖。

その左前方には箱根の山々。西には雪を付けた南アルプスの中に北岳〜間ノ岳〜〜赤石岳が同定でき、東の「石割山」の左に「御正体山」。南東遥か三浦半島の先に房総半島まで展望できた。

 

952分、好展望を楽しみ、標識は見当たらないが南斜面のカヤト原が刈られた道が下山路だろうと山中湖に向かって下山開始。

富士山は何時も眼前に聳えて見放題。まだ南斜面は凍結していて固いが、温度が上がればヌカルみそうな感じ。

100mほど高度を下げ、松や檜の混成林を下る。標高1140mあたりで砂利林道を横切り、更に山道を下る。数か所で小さな「←大平山 長池→」標識を見かけた。
10
13分、舗装路に出て、車に戻る。

1240分、無事帰宅。新年早々、良い山行が出来て十分満足。

 

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