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今年は「初日の出」を早朝の散歩コースで待機したが、東天の雲に妨げられて見られなかったので、

「1月3日に丹沢の大山山頂で日の出を迎える山行は?」 と妻に提案。・・すると「暗闇の中のランプ登山は気乗りしない」との答え。 で、結局、日の出時刻に登山開始の大山山行計画が決定。

コースは昔から何回も歩いている「ヤビツ峠からの往復コース」としたが 今回は途中の「春嶽山」への立ち寄りも計画に入れる。

 

5時、家を出る。

国道246を西進し、伊勢原市の新善波トンネル先の「名古木交差点」を右折して県道70で北の大山に向かって高度を上げる。
標高約760mの「ヤビツ峠」駐車場に到着すると20台ほどの駐車場に4台分しか空きがなかった。既にランプ無しでも歩ける明るさで気温は3度。

630分、出発。

 

僅か上ると東天が朝焼けし始めたので、2日遅れの初日の出を期待して登っていく。

653分、標高880m辺りのコースが西山腹へ回り込む手前で日の出を待つことにすると間もなく、濃い雲の上から日の出。

 

朝日の差し込む山道を先へ進むと3匹の鹿が啼きながら逃げた。
標高900m辺りで小さなクサリ場を上る。

79分、「山頂まで1.2km」標識地点が「春嶽山分岐」だったが帰路に立ち寄ることにして先へ上る。

 

標高1100m辺りまで上るとコースに残雪。

7時46分、標高1170mの「下社分岐」に近づくと西に「塔ノ岳への表尾根」が大きな山体を表し、その先に富士山。

 

木道の先は石の堆積した道を上る。

752分、銅鳥居を通過し、石階段で山頂を目指すとユニフォーム姿の若者集団が元気に挨拶しながら先行していった。
疲れを知らないあの若さの頃が懐かしい。

 

756分、無風快晴の「大山山頂1252m」に到着。

南東の相模湾に「江の島」がはっきり。

10組ほどの登山者が山頂の雰囲気を楽しんでいた。

 

私たちは記念写真を残し、休まずに下山開始。
山頂の西側に回り込むと南西に冬姿の富士山が立派。

813分、「下社」へのコースを左に見送り、「ヤビツ峠2.1km→」に従い往路を下る。

 

839分、「ヤビツ峠1.1km→」標識地点まで下ると「関係者以外立ち入り禁止」標識があったが「春岳山」へ立ち寄ることにする。

100mほど先の小広場に「春嶽山」標識。展望は左程得られなかったが陽だまりで小休止。

 

往路に戻って下山続行。

標高800m辺りまで下ると路肩に3体の小さな手作り地蔵尊。赤い毛糸の帽子が可愛い。カメラに収めて下山続行。

916分、車に戻る。

帰路も一般道を順調に走れ、1120分に無事帰宅。

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