ガイド書には

大山は丹沢山塊の東端に位置し、三角錐の山容を見せて聳え、古くから人々の信仰を集めた関東の霊山です。

武家政治時代には将軍たちが開運の神として武運長久を祈り、また江戸の庶民達は「大山詣で」を好んで行い参詣と行楽に人気があったという歴史も持っている。と紹介されていた。

◇所要時間: 3時間5
◇難度(犬として): 易+▼+++難
◇マロンの日記: 
傾斜も距離もワンコのハイキングにピッタリ。

 

430分、曇り空の暗い中、マロンを車に乗せ出発。国道246を順調に走り、名古木で右折し大山に向かう。

6時、15台分ほどの駐車エリアと大きな水洗トイレがあるヤビツ峠駐車場に車をとめる。

 

65分、「大山 2.5km」標識に従い丸太階段を上り、ヤビツ山荘前を通過。

登り始めの15分ほどは丸太階段が続き、短足マロンはまるでハードル競技の選手。涼しくなったせいか、マロンは結構元気に跳ねて登る。

621分、休憩テーブル地点で水を飲ませようとしてマロンの顔にダニが付いているのに気づく。昨夜の雨で草の葉が濡れているのにダニとは予想外。

 

先に進むと道脇の土が掘り返されている。小動物が植物の球根でも掘った跡?。その先では鹿の足跡のあるヌタ場。このあたりは獣の臭いがするのかマロンは道脇に逸れたがる。

638分、「ヤビツ 1.1km 大山1.4km」地点あたりでパラパラ小雨。霧の中に野アザミの花。山道の至る所にヤマボウシの実が散っていた。

 

714分、左に切れ落ちた斜面の上を通過。天気が良ければ三ノ塔や塔ノ岳が眼前に見える場所なのだが今日は白一色。すぐに下社からの参道に合流。

「鹿により事故が起きています。餌など与えないで」の看板の先では大鹿が木陰に消えていった。

この先で大山に登る時は必ず記念撮影のバックに入れる変形した木に対面。我が家族とはすでに20年位の付き合い。今回はマロンを中心にして記念撮影。

 

730分、鳥居をくぐる。

735分、山頂に到着。御神木の雨降木が霧に濡れていた。奥の院のこま犬にマロンが吠えかかって笑いを誘う。5分ほど休んで下山開始。

今年はキノコが多く見られる。ヤマボウシの枝を引き下げて赤く熟れた実を取って味わう。チーズとヨーグルトを混ぜたような秋の味。

910分、今にも降りそうな空の下、駐車場に戻る。

 

1130分、渋滞に巻き込まれながら帰宅。直ぐに泥マロンをダニ取シャンプーで洗う。

 

  大山・2