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迷走台風10号が日本海に抜け、晴天が戻ったので、山歩きを再開することにし、 「みなみらんぼうの一歩二歩山歩(第903話)」で紹介された「尾白川渓谷(山梨)」に出向くことにし、「不動滝」へ到着時に余力があれば「日向山」への周回も計画に含めて木曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 4時間7分 |
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2時50分、出発。 中央高速道を利用し、4時35分に「須玉IC」を下りると残距離は15km。 国道141〜県道611〜612を使って国道20に出て、「白州→」標識に従い北進し、6kmほど先の「←尾白川渓谷」標識に従い県道614に左折し、正面に見えてきた「日向山」を目指す。 標識に従って広域農道へ進み、森の中の「北杜市駐車場」に到着すると東の空が色づいてきた。 気温は14度と涼しく、ウインドヤッケを羽織る。 |
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5時9分、駐車場西端の出入り口で登山者カードを記入・提出し、「←日向山・矢立石登山口」標識に従い、砂利林道へ進む。 200m先の「竹宇駒ヶ岳神社」で安全登山を祈願し、神殿左に位置する吊り橋で「尾白川」を渡り・・・、 |
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最初の三分岐は「尾白川渓谷道→」標識に従い、川沿いの岩の急斜面に設置された鉄階段でアップダウンして進む。 5時29分、「千ヶ淵」標識先の暗い木立の中に小滝が流れ込む淵が見えた。 早朝にも関わらず一人の男がこの淵で釣りをしていた。 |
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「鉄パイプとエキスパンドメタルの鉄階段に助けられ、高度を上げていく。 (この後も頻繁にこのタイプの鉄階段のお世話になり、北杜市のコース維持努力に感謝!!。) 朝日が水平に差し込んできた。 5時42分、地図に記載のない森の中の三分岐は「渓谷道→」標識に従う。山道はアップダウンしながら渓流へ下り始めた。 |
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5時56分、「三の滝」標識を見つけ、正面に回り込むと見栄えのする滝。コース脇に小アジサイ?の残り花。 6時5分、コース脇に「旭滝」標識を見つけたが、滝は岩陰にあるらしく見えない。 大岩を回り込むと滝の飛沫が見えたが、滝正面の岩棚まで下りるのは手間と時間がかかりそうだと諦め、先へ進む。 (帰宅後の調べで 「旭滝」は・・・朝早く昇る太陽の光に映えて、飛沫は七色の虹になり、滝はコバルト色に変わる。その美しさは絶妙であり、神秘的な滝と称されている。) との記事を見つけ・・、残念!! |
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渓流から30mほど高度を上げると「←神蛇滝20分・不動滝70分」標識。 その先は左崖の鎖に頼りながら進むと300mほど先で下り始めた。 6時32分、「百合ヶ淵」標識があり、右の岩壁の間から泡立った淵が見えた。 |
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鉄階段を上り・・、その先は木の根を掴んで更に上の鉄階段を目指す。 60mほど高度を上げると尾根幅が広がり、山斜面道だが歩きやすくなった。 6時44分、森の中の平坦地に進むと「神蛇滝」解説板があり、前方下遠くに白く泡立つ「滝」。 解説板には3段の滝と記されていたが、水量の多い1つの滝に見えた。 80mほど先で帰路に使うかもしれない「←尾根下山道」を左に見送り、先へ進む。 |
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山腹道を緩くアップダウンしながら進む。 7時26分、コース脇に「不動滝」看板。前方を見ると、眼下に吊り橋、その左先に水量の多い滝が見えた。 吊り橋で「尾白川」を渡り・・・ |
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7時35分、「不動滝」手前の大岩の上でザックを下し、記念写真を残す。 計画では 余力あれば「日向山」周回も考えていたが、ここまでの所要時間が地図記載時間を30分もオーバーしていたので、潔く「日向山周回」は諦め、今日はここで戻ることに決め・・・ 全景を見せない「不動滝」をカメラに収めようと、設置ロープに頼って滝前の大岩に上り、滝をカメラに収める。 |
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7時45分、往路で下山開始。 路肩にツクバネ草がきれいな実をつけていた。 道脇に数種のキノコを見つけ、カメラに収めながら下る。 (キノコの季節らしい。次は富士山麓へキノコ探し山行を計画してみる気になった。) |
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8時22分、「神蛇滝」手前の「尾根下山道→」標識に従い、右下へ下る。 尾根道と記されていたが山腹道。渓谷道に比べるとアップダウンが少ないので随分歩きやすい。 8時52分、「甲斐駒・黒戸尾根登山道→」標識の三分岐は当然、左へ下る。 |
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9時1分、朝の道に合流して吊り橋を渡り、「駒ヶ岳神社」に無事帰還のお礼をし・・ 9時16分、車に戻る。 広域農道を戻りながら、今日、楽しませてもらった景色をカメラに収め・・・ 11時30分、無事帰宅。 |
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