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「紅葉前線」は 関東の標高500m辺りまで降りた様なので、2年前の秋に訪ねた山梨県の「竜門峡」を再訪することにした。

コースの片道は県道歩きになるので、今回はこれを早朝の上りに使い、渓谷の紅葉は下山コースで楽しむことにした。

当初計画では 夜明け前に駐車場を出発して最高点の「栖雲寺」で日の出を迎える計画だったが・・
最近、各地で「クマ出没」情報が報道されているので最悪状態は避けたく、日の出時刻に駐車場を出発することにした。

 

◇所要時間:  2時間27
難易度: + + + +

 

 

4時、出発。

中央高速道を使って 523分、「大月IC」を降りると残距離は20km。

国道2017kmほど東進して「景徳院入口」交差点を左折し、県道218を約3km北進して県道脇の「竜門峡入口駐車場」に到着(トイレあり)すると 気温は2度で快晴。

 

6時、駐車場脇の県道218を北へ出発。

 

 

 

すぐ先の「竜門橋」袂が「竜門峡入口」なのだが今回は逆回りするので・

県道218を北へ上っていく。渓谷を覆う樹木の色づきが美しく、最盛期にあたったらしい。

 

 

500mほど先で無人の「日川渓谷レジャーセンター」横を通過。施設内のモミジの赤、イチョウの黄色が華やか。

駐車場から150mほど高度を上げ、長さ100mほどの「天目トンネル」を通過し、・・

 

 

県道を若干ショートカットする為、トンネル先150mの「天目温泉」で脇の山路へ分岐して

屈曲した県道先で合流し、更に北へ上っていく。前方の高みに朝日が差し込み始めた。

 

 

654分、県道脇の「栖雲寺」標識に従い、石階段を上り、

「栖雲寺」境内へ進むと・・右奥にこの寺を開山した「業海」の座禅石が望めた。

 

 

無人の境内には「六地蔵」や

この寺が発祥という「蕎麦切発祥の碑」。

 

 

境内から県道への下り口で「シオン?」、

下りきって南の「富士山」をカメラに収め・・

 

 

73分、県道脇の「竜門峡遊歩道入口→」標識に従い、流水の沢を目指して石階段を下る。

石階段先は落ち葉の積もった山斜面、その先は丸太階段道を下る。かなりの急坂だ。

 

 

県道から急激に60mほど高度を下げると「栂見の洞穴」看板。その先は落ち葉でコースが分かりづらい。

暫くはコースを辿るのが精いっぱいで、下に流れる渓谷に目を凝らせない。

 

 

渓谷横まで降りると・・沢側に鎖柵が続くようになった。

標高940m辺りで「木賊の石割ケヤキ」横を通過。

 

 

その先暫くは渓谷の崖上を南下。谷底の岩上には落ち葉が堆積。

標高900mまで下って「平戸の石門」を通過すると・

 

 

その先は擬木橋や鉄橋で日川を渡り返す。

739分、「竜門峡」標識の立つ「あずまや」で小休止。

 

 

小広場に「シロヨメナ」が1株、花を見せた。

小休止後、次の橋で先へ下る。

 

 

広がった川床横を下っていくと 右前方から朝日が差し込み始めた。

両岸の岩肌が狭まり、沢右岸15m位上に設置された歩道橋で南へ進む。

 

 

標高880m辺りに「天鼓林」看板。(帰宅後の調べでは「足踏みすると音が響く林」とのこと)

その先は擬木階段で沢横へ降ろされて流水横を下る。

 

 

758分、地図の「三つ滝」地点を通過。(左からの合流沢が三段の流水らしいが視界外)

色づいた森に大蛇のような蔓植物。取りつかれた木も災難だ。

 

 

標高860m辺りまで下って「炭焼釜跡」横を通過。この辺りまで下るとコースが穏やかになってきた。

813分、簡易舗装路でダム先の「管理事務所」から350mほど南下した先で左へ折り返し、「竜門橋」で「日川」を渡り・・

 

 

「竜門峡入口」に戻って右下の駐車場へ下る。

827分、車へ戻り帰路に就く。

10時、無事帰宅。