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 マロンに免疫抑制剤を1週間、連続投与し、2/8に通院。マロンの体調が良さそうな為か今回は血液検査をせず、免疫抑制剤は隔日投与の指示を受け帰宅。

薬を飲みきった2/17、通院し血液検査。結果はBUNが若干UPCREは若干DOWN。相変わらず人間では透析開始レベルらしく投薬は同条件で継続の指示。

しかし、マロンは見た目には体調が良さそうで40分ほどの散歩も元気にこなす。これならと副作用の心配もあるという免疫抑制剤は与えず活性炭カプセルと肝臓エキスで4日ほど過ごさせてみたが体重、フン、抜け毛、活性等に問題は無さそう。

・・・で、明日は思い切って散歩の延長のつもりで、二ヶ月ぶりに短コースの低山に連れ出すことにした。

対象の山は山行時、毎回通過していた津久井湖畔の「城山」に決める。

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515分、久しぶりの山行を喜ぶマロンを車に乗せ、家を出る。16号線経由で6時過ぎ、津久井湖畔の「県立津久井湖・城山公園・花の苑地」駐車場に車をとめる。

 

65分、薄明るくなった駐車場を出発。先ずは「津久井公園橋」で413号線を跨ぎ、公園の東屋経由で緩い石畳舗装路を南に上っていく。

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5分程先で右折を指示する「城山山頂 1.4km→」標識を見つけたが、登ってきた石畳道も前方で右カーブしており、手持ち地図のルートらしく見えるのでそのまま直進。

615分、石畳舗装路はゲートで行き止まり。ゲート先の山道に進んでみたが余り踏まれていない道なので引き返す。

 

622分、先ほどの「城山山頂1.4km」標識地点に戻り、病み上がりマロンをザック改造のショルダーバックに入れ、おとーさんが肩に担ぐ。

丸太階段を60段ほど登ると国有林の標示があり、立派なヒノキが林立。「江川ひのき」との説明板があり、伊豆・韮崎の江川太郎左衛門が120年前に植樹したと書かれていた。

更に20段ほど階段を登り、山道を緩やかに進む。

630分、「関東ふれあいの道」との標識があり、「左・城山山頂 右・小網口0.3km」分岐点を通過。山腹に沿っている山道は時たま視界が利く。
東の空が曙色に染まる。マロンは元気。久しぶりにメンバーの揃った山歩きは気持ちが良い。

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655分、「左・鷹射場0.1km 右・飯縄神社0.1km 津久井瑚1.3km」標識先に小さな溜まり水があり、「宝ヶ池」の解説板。津久井城の水場だったとのこと。

左折した場所に小広場があり西に眺望あり。丹沢の山々が折り重なって眺められた。昔は「烽火台と金撞堂」があったとの解説板も立っていた。

77分、鉄格子にガードされた飯縄神社に登りつく。今回はマロンの回復だけを祈願。

710分、山頂に近いのか、津久井城の遺構が増え、「太鼓曲輪」「堀切と引橋」「空堀」「土蔵」・・・等々の解説板があちこちに立っている。

「本城曲輪 山頂0.2km」看板あたりから斜度は無くなる。山頂下に大きな「津久井城の歴史」解説板。三浦氏一族の津久井の城だったらしい。

722分、一番高い所に「築井古城記」の石碑があり、前広場には「土城曲輪と土塁」解説板。マロンの記念写真に定番の山頂標識は今回は見当たらなかった。

725分、往路で下山開始。巻き道で飯縄神社へは寄らずに大杉(樹齢900年 樹高25m)を見て下山継続。下りはマロンは楽そうに歩き殆ど昔のペース。

757分、車に戻る。出合った登山者はゼロ。

910分、朝の出勤の車に逆行しながら無事帰宅。マロンは元気で夕散歩も元気に歩く。

この城山は犬連れで山歩きを始める人には良い条件を備えているように思います。

登山口に大きな駐車場。標高差も200m程度で段差は小。交差可能な山道幅。広場のある山頂。整備された標識、解説板類。但し、新緑や紅葉時期は避けたほうが良さそうです。

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