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コロナ第5次緊急事態宣言の感染者数が峠を越したので、久しぶりの晴天予報日を活用しようと

榛名湖東の寄生火山「相馬山」を「初秋の野草の花」狙いで訪ねることにした。

◇所要時間:  3時間13
難易度: + + + +

(レンゲショウマは花期を終えていたが・・ユウスゲは2輪だけ花をみせてくれました。)

 

250分、出発。

中央高速道〜環八〜関越自動車道と繋ぎ、443分に「渋川伊香保IC」を降りると残距離は21km。 国道17〜県道33で西進し、伊香保の温泉旅館街を抜けて西へ高度を上げていく。

ICから900mほど高度を上げ、榛名湖東の「松之沢グランド」の駐車場に一番乗りで駐車すると気温は13度と涼しく、周囲には霧。

 

525分、舗装路を東へ100mほど進んで左の草原の遊歩道へ下る。

コース脇にマツムシソウ、オミナエシ、シラヤマギク等々の花々。

背丈ほどの濡れススキの間を歩くのでズボンがズブ濡れ。

 

野草の花を撮りながら、 霧が棚引く初秋の榛名高原を進むと・・

 

東に目指す「相馬山」。

 

547分、「磨墨峠」を通過して標高1160m辺りから長い石階段を登る。

66分、標高約1250mまで上り、鳥居前の三分岐で小休止後、「相馬山」への急坂上りを開始。

 

40mほど高度を上げると並列の鉄ハシゴ。上り上げた妻によれば42段もあったとのこと。

その先で手すり付きの鉄ハシゴを通過し、次の鳥居を潜って更に上を目指す。年相応の体力低下がヒシヒシと応える。

 

622分、三番目の短い鉄ハシゴを上る。

642分、標高1400mを越して最後の鳥居を通過するとやっと平坦路。
南斜面に群生したヤマアジサイが花を残していた。

 

645分、「相馬山1411m」山頂に着き「黒髪山神社」を参拝。

前回、この山頂で磁針の向きが異常を示したので今回はGPSを保持し、山頂周囲で慎重に磁針方向を調べると・・
お堂前で磁針の向きがほぼ逆転する現象を確認。この辺りに強い磁力を持つ何かがあるような気がするが・・???

658分、下山を開始。 鉄はしごを含めて急斜面を慎重に下る。

 

725分、三分岐の鳥居前へ降りて小休止後、「ヤセオネ峠→」標識に従い幅広山道を北へ緩く下る。

暗い森にサラシナショウマが白花を見せた。
800m先で5基の鳥居を潜り抜け・・

 

750分、県道33に合流左折し、約300m先で三分岐を右折。

200mほど先の路肩の「←つつじの道」標識に従い、森の山道に左折。

あまり踏まれていな草道を県道沿いに進み・・

 

ツリフネソウ、シモツケなどをカメラに収めながら進むと・・コース外れの森に黄花。近づいてみると・・2輪だけユウスゲの残り花。

その先でノアザミに止まるキアゲハをカメラに収める。何れも今年最後の命の気配。

 

821分、県道33を横断して再度、草道へ進む。

相馬山を背景にアキノキリンソウ。

100mほど先で「ゆうすげの道」へ合流して駐車場を目指す。

 

駐車場に近づくと「榛名山周辺で見られる草花」看板。
5
6月のレンゲツツジやヤマツツジ狙いでの再訪もありかも・・。

838分、車に戻る。

帰路に就いて 1140分、無事帰宅。

 

相馬山で見かけたその他の花々

トリカブト

ツリフネソウ

キキョウ

ヨメナ

ノアザミ

オヤマボクチ

ヤマアジサイ

サラシナショウマ

キオン

コウヤボウキ

シモツケ

マツヨイイグサ

ツリガネニンジン

シラヤマギク

 磨墨岩