所要時間: 1時間50
難度(犬として):易+▼+++難
マロンの日記:最初は砕石混じりの山道、途中に少しキツイ斜面がありましたが全体的には歩きやすい道でした。

明日は土曜日。新聞のスギ花粉予報欄は「飛散多い」と記されている。・・が、明後日からしばらく天気がぐずつくとの予報もあり、思い切ってその前に短時間で登れそうな「高川山」と「奈良倉山」(いずれも大月市秀麗富岳12景の山)をマロン連れで訪ねることにした。

 

4時少し前、家を出る。国道20号線を走り、カーナビ指示で中央線初狩駅手前を左折。
ガード通過あたりから1車線の細い道になり、カーナビが順応しきれない。

それらしい道をクネクネ進むうち、「高川山→」標識を見つけ、細い林道に進む。小屋手前に小さな広場を見つけ駐車。

610分、出発。2分ほど先に手作り風の「←高川山」標識のある登山口を見つけた。

 

別標識には「この登山ルートは落石に遭遇する場所があるので川沿いルート(林道を直進)を薦める」との看板もある。私達は予定通り山道に進む。

山道は砕石混じりでマロンの足に優しくないが桧林、雑木林と進むうち徐々に落ち着いた道になる。

629分、「←男坂」「女坂→」の分岐地点。わがパーティは男坂を上り、下りは女坂を使うことして急斜面に進む。

マロンが右斜面下を気にする。獣の気配?。リードで繋ぐと森の中にガサガサと草連れの音。その先では幼い字で「クマをとらないで」の看板が立っていた・・(???)

 

638分、自然林に変わり、見晴らしが良くなる。スミレ、サンショウイバラが花を付けていて春を実感。斜面が急になり、補助ロープ箇所が続く。早くもヤブレガサが若葉、ミツバツツジが満開の花を見せてくれる。

651分、女坂が合流。その先で尾根に出ると右前方に富士山が姿を現す。更に小笹の山道を登る。

658分、「3分のしんぼう」との手書き看板。前方が山頂らしい地形になってくる。

 

72分、「高川山」山頂(976m)に到着。

先ずは朝日を受けた富士山をバックに記念撮影。先客の中年登山者に断ってマロンをフリーにする。視界は360度。雪の間ノ岳や甲斐駒まで見える。短時間で登れるのに展望に恵まれ、大月市富岳12景の1山であることを納得。

無風で穏やかな山上の雰囲気を十分楽しむ。

718分、下山開始。

736分、女坂への分岐点を通過。ここの看板も登山口と同じく沢ルートを勧めていた。私たちは女坂へ進む。

こちらのルートの木の間から覗く富士山もそれなりに味があったが、途中、2箇所にザレ箇所がありこの女坂ルートはあまり歩きよくなかった。

747分、男坂と合流。

8時、車に戻る。

 

予定通り次の目的地「奈良倉山」に向けて車をスタートさせる。初狩駅に近づくに従い、「高川山」を目指す78パーティの登山者に出会った。

国道20号に出て大月方向に車を進める。

  高川山2