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見ものが無い季節なので「富士山」狙いで、8年前に訪ねた丹沢の「高松山を再訪することにし、天気予報で「6時頃から晴れ」を確認の上、水曜日の出発を決めた。

◇所要時間:  3時間26
難易度: + + + +

(はなじょろ道とは・・・明治末期まで虫沢地区と山北町の八丁地域を結び、生活道であると同時に花嫁さんが通った道でもあることからこう呼ばれた。)

420分、霧雨の中、出発。

東名高速を利用し530分、「大井松田IC」を降りると残距離は15km。 国道246を北上し、「寄(やどりき)入口」交差点を左折して県道7105kmほど北上・左折し、カーナビに従い「竜王寺」を回り込んで道なりに高度を上げて標高550mの尺里(ひさり)峠に駐車すると現地標識は「第六天」で気温は4度。

624分、暗闇の濃い霧の中、ヘッドランプを点灯して「←高松山50分」標識に逆らい、舗装林道を下る方向に出発。

 

400mほど先の林道脇に「虫沢古道」標識を見つけ、車道を外して尾根の踏み跡で80mほど高度を下げ、林道に戻って茶畑横を下る。

薄明るくなり、ヘッドランプを格納。標高380m辺りまで下って

 

「一軒家」横の草道〜簡易舗装路で再度のショートカットを図り、60mほど高度を下げて舗装林道に戻ってこれを下り・・

標高約300mの「竜王寺」は右から大きく回り込んで下の車道を西へ下る。

 

74分、変形四差路の「はなじょろ道入口→」標識に従い、幅広林道を西へ1kmほど緩く上っていく。

727分、「ひねご橋」先の「←はなじょろ道入口(標高390m)」標識に従い、左斜面へ登山を開始。

 

杉林のコース脇に「ヒルの猛攻に注意」看板。その下には塩入りの瓶。

「標高500m」標識を通過した辺りの杉林上方に黒い獣!!。一瞬、熊かと思ったがカモシカらしい。
標識横のリスや兎の木像が目を楽しませてくれる。

 

標高620m辺りまで上ると杉林の林床のミツマタ群落が蕾を見せた。

標高650m辺りに「炭焼竃跡」看板があったが、今回は「立入禁止」看板も。

その先を九十九折で登る。

 

837分、標高約720mの「ひねご沢乗越」に上り着き、尾根を南へ辿る。

標高760mの右「はなじょろ道→」、左「←高松山」標識の三分岐は高松山目指し、アップダウンで進む。

 

小ピーク先の「ビリ堂→」分岐は霜で覆われた直進路を進む。

93分、「高松山801m」着。
周囲はガスで覆われ「富士山」展望は絶望的。ムスビを食ながら様子見していると・・

 

一瞬、上空のガスの中から太陽が覗きかけたが・・すぐに消えた。

(ガスが無ければ右写真の展望→)

914分、(今日の下山路途中に23ヶ所、富士山の展望地があるので)山頂での待機は諦め下山開始。

 

標高650m辺りまで下ると杉林の林床に蕾状態のミツマタの群落。

標高615m辺りの南〜西が開けた地点に「真弓ヶ丘」標識。
相変わらずガスで視界は得られず、下山続行。

 

標高約590mの「桜平」でも展望は利かず通過。
標高約565mの「冨士見台」小広場でも遠景はガスの中。

950分、車に戻って帰路に就き、

1130分には無事帰宅。