週末から先一週間は曇りや雨が続くとの天気予報。今年は梅雨が早く始まるらしい。…が、明日・土曜日は昼頃、一時的に陽が差すとの予報もあったので、マロンのエネルギーレベルを少しでも下げておこうと急遽、「高尾山」を「いろはの森コース」で登ることにした。

所要時間: 1時間50
難度(犬として): 易+▼+++難
マロンの日記: 上りも下りも、最初から最後まで紐付きだったので、遊んだ気がしませんでした。

 

420分、家を出る。空に雲が見当たらず、天気は予想外に良さそう。国道20号線で高雄駅前を通過し、「西淺川」交差点で右折して裏高尾に入る。

小仏川を渡って直ぐ「日影沢園地→」標識を見つけ、左の林道に入り「高尾山国有林」の大きな看板のある路肩に駐車。(…この先にも23台駐車できそうな場所が数箇所あり)

 

515分、出発。林道脇に立つ「(野生生物を脅かさないため)犬は絶対に放さないでください」との注意看板に従い、マロンに紐をつけ、日影沢沿いに高尾山に向かう。

 

525分、「日影沢園地」を通過。「森の図書館」前に立つ「いろはの森」の説明板には

この森林には、「いろは」48文字をそれぞれ頭文字とする樹木を選んで標示してあります。なかには、昔から愛されている地方名で示したものもあります。選んだ樹木の大部分は高尾山に自生しているものです。きれいな花の咲く木、赤い実のなる木、常緑の木、落葉する木、太い木、細い木などさまざまなものがあります。

…関東森林管理局 高尾森林センター  と書かれていた。

私たちは「高尾山頂 大垂水峠方面(いろはの森、学習の道)」標識に従い、左の道に進む。道脇には早速、「いろはもみじ」の樹名札と歌標が現れ、コースを登るのに従い、新らたな樹名札と歌標が次々と現れた。

528分、小沢をわたる。このあたりから傾斜が急になる。

532分、林道を横切り、階段を登って森に入る。山道は木の根や丸太階段が多いが、マロンは全然気にせず跳ねて登る。

558分、「つり橋経由、高尾山方面」の標識地点で4号コースに合流。ここからは幅広の散策路。路肩に「リスとムササビ」の説明板。

高尾に住むリスやムササビはカヤの実が大好物です。でも、どうしてけんかにならないのでしょう?
リスは昼行性でとくに明け方や日暮れ前に活発にえさをとります。それに対してムササビは夜行性で、夜明け前や日暮れ後に木から木へとグライダーのようにとびまわってえさをとります。つまり、リスとムササビは同じ森の中でも、時差出勤をして住み分けているのです。ムササビの巣は、薬王院の境内にある杉の大木でよく見られます。  との解説。

 

615分、「高尾山(599.03m)」山頂に到着。

日の当たる山頂広場に人の気配はない。南には薄靄の中に房総半島、西に富士山が霞んで見えた。

4年前、東屋の前で未だ幼ない先代マロンを間に入れて記念写真を撮ったのを思い出し、二代目マロンを入れて記念写真を残す。

628分、往路で下山開始。

小鳥の声を聴きながら、樹名を復習しながら下る。大木が多く、幹だけでは樹名は殆ど当てられない。鬱蒼とした森の中をマロンに急かされて下る。日差しのさわやかなうちで良かった。

75分、車に戻る。土曜日ながら、出逢った登山者は一名だけ。

810分、帰宅。
予想外に良い天候で気持ちよく山行出来たが、夜のテレビでは九州、中国、四国エリアは今日、梅雨に入ったとのこと。

  高尾山・3