|
|
|
山歩きの経験のない孫娘が山行を希望。 ・・で、歩行時間が3時間程度の4山を提示すると、近場の「高尾山」を希望したので、 ◇所要時間: 3時間32分 思いがけない雪景色が楽しめ、孫も満足したようでした。 |
6時50分、家を出て、小金井市で孫と合流。 中央高速を使って「八王子JCT」経由で圏央道に移ると、昨夜の小雨は、この辺りでは雪だったらしく、周囲の山が真っ白になっていたのでビックリ!!。
「高尾IC」を下り、1.4km先の京王高尾線「高尾山口駅」前の駐車場に車を入れる。 気温は2度で曇天。 8時36分、登山口のある「高尾ケーブルカー・清滝駅」へ出発。 途中、「東海自然歩道」の解説板を見つけ・・、20年前、ここを始点に夫婦で自然歩道歩きに出発したことなどを孫に話しながら・・ |
|
|
8時47分、「清滝駅」横の「稲荷山・登山口」標識に従い、木階段で登山開始。階段先は木の根の露出した道。 9時37分、200mほど高度を上げ、アズマヤのある「稲荷山」に到着。 東に視界が開けて、天候に恵まれれば、新宿のビル群やスカイツリーも見えるらしいが、今日は完全に雲の中。 |
|
|
小休止後、緩い勾配の幅広尾根道を上っていく。 数組の登山者が先行していったが、私たちは雪景色を楽しみながら、孫のペースに合わせて上っていく。 10時25分、山頂南に回り込み、最後の階段を上りかけると、後続登山者が「223段あるよ」と言いながら先行していった。 |
|
|
10時30分、「高尾山599m」山頂の見晴台に到着。 晴天なら、南西に丹沢山塊や富士山、冬季には、更に南アルプスも遠望できる筈だが、残念ながら、今日はすべて雲の中。 先ずは記念写真を残して、一段上の広場に移動。 大広場には「二等三角点」、「ビジターセンター」、「トイレ」等があり、登山シーズンではないのに、それでも20人ほどの登山者が見られた。 10時53分、「薬王院」経由の1号路で下山開始。 |
|
11時1分、残雪で見栄えのする「不動堂」前を通過。 100mほど先で「飯縄大権現」の扁額の架けられた「本社」に立ち寄って参拝。 (飯縄大権現といえば・・6年前、マロン連れで長野県の「飯縄山」を訪ねたが・・・、山頂にあったあの小さな「飯縄神社」がこれほどの信仰の拠り所だったとは・・) |
|
|
11時7分、石階段を下ると「大本堂」。 <薬王院のHPに依れば・・薬王院の中心となる本堂で、薬師如来と飯縄権現を祀る。現在の堂宇は(明治34年)に建立され本社より新しい> とのこと。 「仁王門」を潜り、石階段を下って縁起物や記念品を扱う店前を通過。紅梅が雪を付けてきれい。 |
|
|
「山門」前へ下り左折して、大杉のそびえる参道を下り、「女坂」を下って、「浄心門」を通過。 11時26分、「タコ杉」前を通過。 11時33分、「サル・植物園」前を通過し、「ケーブルカー駅」横を下る。 参道横の杉の巨木も残雪の中で見栄えがする。舗装路を下っていくと、沢筋の落葉樹が雪を纏って桜のような姿を見せた。 12時8分、車に戻る。 帰路は往路を逆行し、1時30分に無事帰宅。 |
|
帰宅後、高尾山の祭祀施設が寺院か神社だったのか判らなくなり、高尾山の薬王院についてネット検索し、「高尾山薬王院公式ホームページ」http://www.takaosan.or.jp/about/ を見つけ、疑問が解消。 内容を一部、転記してみると・・ 「高尾山薬王院有喜寺」は天平16年(744)に、聖武天皇の勅令により・・高僧行基菩薩により開山され・・創建当初、薬師如来をご本尊とし・・現在は真言宗智山派の三大本山の1つで・・。 南北朝時代(1375)には京都醍醐山より俊源大徳が入山し・・今のご本尊「飯縄大権現」を奉祀し中興。・・戦国期・・戦国武将の守護神として・・、また北条家の手厚い保護も受け江戸期に入ると徳川家との仏縁により隆盛をむかえます・・・。 |
|