台風6号は日本海で消滅。関東地方はこれに影響されたか梅雨時にもかかわらず明日は晴れ間も見られるとの予報。

活性低下のマロン連れ散歩では筋力維持が期待できないので、この機会を逃してはと急遽、適当な山を物色。昼前に帰宅可能との基準で選別に残った山は先日登った「矢平山」の隣の「高柄山」。

所要時間: 4時間

 

330分、家を出る。

国道20号で相模湖IC入口を見送って先に進み、四方津駅先を左折、ガードで線路をくぐり、川合橋で桂川を渡る。

「高柄山→」標識とカーナビにガイドされて細い舗装路を上っていき、川合集落の「高柄山」登山口手前の空き地に駐車。

出発時、歩き始めた地点で、道を掃除していた土地の人から「ここらは全て私有地、車を止めないで」と小言を頂いた。四方津駅の先では川合橋あたりに僅かに空き地が見られたくらいで、他に適当な駐車場所はなさそうなのでこの山は電車できたほうが良さそうです。

55分、「←高柄山・大地峠」「四方津→」標識を確認し出発。先ずは人家の間の舗装路を上るとすぐ山道に変わる。古い峠道とかでよく踏まれた窪地の山道を上っていく。

523分、痩せ尾根を通過。尾根筋を辿っているのだが草木が繁茂していて視界は取れない。右手の山は中腹を巻いて進む。

530分、尾根の分岐点まで上がると前方からの風が涼しい。僅かに視界が開け、右前方に2つの尖った山が見える。

 

 

546分、お地蔵様前を通過。緩やかに上り続ける。山の右斜面から左斜面を辿るようになるが単調な山道が続く。

64分、少し開けた地点に「御座敷の松」の解説板。

そのいわれは、「かって この場所に立派な松があり、戦国の雄・武田信玄公が金鉱開発のためこの地を訪れ、休んだことにちなむ」と書かれていた。

613分、尾根の分岐点に着く。右にも山道がついていた。私たちは左の檜の植林地に進む。

620分、分岐点があり、右は「大地峠」の標識。私たちは左の「高柄山、大丸山」に進む。

 

更に3分ほど登って「大丸山」に到着。南側が開けていて初めての展望。左前方の2つのピークの先の山が目的の「高柄山」らしい。

地図で確認すると山道はご丁寧に2ピークを辿って付いている。覚悟を決めて「高柄山」目指し、先ずは標高差100mほどの急降下に取り掛かる。尾根筋に赤松が続く。下りきると上り返しが待っている。

647分、最初のピークに登りつく。再び急な下り。補助ロープもある。

 

655分、山道に標識があり、「千足峠」。直交する北への道は「危険 立ち入り禁止」看板が貼られていた。

東側に少し視界が開けはじめた。白ウツギが咲いている。上り、下り、草ヤブの上り。左に折れ下る。急登。

 

712分、「高柄山 733m」山頂に到着。

「山梨百名山」標識に木彫りマロンを乗せて記念写真。薄曇ながら、南に丹沢の大室山から蛭ヶ岳、北には上野原の街が望めた。丸太ベンチで赤飯ムスビを食べながら景色を楽しむ。草イチゴとアザミが咲いていた。

725分、往路で下山開始。大丸までは急登と下りが続くが往路ほどキック感じない。

気分的に余裕が出るのか往路では見つけられなかった花やキノコが芽に付き、写真に撮る。

95分、車に戻る。

「高柄山」は距離の割りには展望や草花が少なく、ガイド書にあったように「地味な山」の印象。季節は6月中旬。やはり気温は上昇し蒸し暑く、久しぶりに大汗をかかせてもらった。

11時、無事帰宅。

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