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11年前のこの時期、栃木県の「中禅寺湖」湖畔の「高山と千手ヶ浜(下図)」を訪ね、「シロヤシオ」や「クリンソウ」が楽しめたのを思い出し、今回は周回コースを「小田代歩道と高山」に変え、梅雨期の中の晴天予報日の月曜日の出発を決めた。

◇所要時間:  3時間52
難易度: + + + +

 

 

220分、出発。

首都高〜東北自動車道〜日光宇都宮道と繋ぎ、427分に「清滝IC」を降りると残距離は19km。高度差約400mの「いろは坂」を含めて600mほど標高を上げて「中禅寺湖」湖畔を西進。

54分、「竜頭の滝」に立ち寄ることにし「地獄茶屋」先のPに車を置いて「竜頭の滝」を見物し、車に戻って更に国道120で高度を上げて「竜頭の滝上P」に駐車。気温は9度。<現地の標高1355m>

 

519分、出発。

先ずは「竜頭橋」から「湯川」を見下ろすと梅雨期だけに水量が多く、急流渓谷の感じ。

「湯川」の左岸に戻って左岸の林を北へ進む。

 

新緑の森に「レンゲツツジ」が朱色の花を見せた。200mほど先で「防獣扉」を通過して川沿いに北へ進む。
「竜頭橋」から700mほど北の「石楠花橋」に近づくと・・流れの雰囲気が良くなりカメラに収める。

 

535分、橋先の「小田代歩道入口」標識に従い新緑の林に進み、約800m先の三分岐は「←小田代原1.3km」標識に従い西進。

61分、更に600m程先の「戦場ヶ原展望台50m→」標識に従いコースを右に外すと・・

 

北東に波打って広がる「戦場ヶ原」の新緑の先に「太郎山」「小真名子山」「大真名子山」が連なって見えた。

64分、コースへ戻り、更に500mほど西進。

 

613分、防獣扉を通過して木道を南へ進む。

620分、舗装林道との合流点の「小田代原」の解説板には「湯川の西岸に位置する周囲2kmの湿原」と記されていた。草原状の風景をカメラに収め、舗装路を東進。

 

コース脇に「クワガタソウ」。

632分、舗装路脇の「高山2.3km →」標識に従い、右の森に入ると新緑の森にギンリョウソウとズミが花を見せた。

900mほど先で「防獣扉」を通過し、南へ緩く上っていく。

 

74分、標高約1470mで東に向きを変え、残高度190mの山頂を目指す。

標高1480mの三分岐で「高山1.0km →」標識に従い山腹を斜行して上り始めると勾配がきつくなり、岩場や鎖場も出てきた。

 

716分、標高約1540mで急角度に左折して北へ上る。期待の「シロヤシオ」は既に散り、林床には一面の落花。標高1580mで急角度に右折し、南へ高度を上げていく。

山頂への残高度約70mからは直に山頂を目指すようになった。

 

81分、「高山1668m」山頂に到着。 視界は新緑に遮られて木の間越しに「中禅寺湖」が望める程度。小休止後、東へ下山を開始。

816分、標高約155mの窪地地形でシロヤシオが花を見せたが・・石楠花は姥花が1輪だけ。

 

標高1400m辺りまで下ると蝉が啼き始め、林床に「マツカゼソウ」が花を見せるようになった。

標高約1370mで最後の「防獣扉」を通過して国道120に合流し、「竜頭橋」を渡る。

911分、車に戻り帰路に就く。

1250分、無事帰宅。