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2週間前に「サンショウバラ」狙いで訪ねた「不老山」の西北西約7kmの「火燃(ひもし)」でも「一日花」と言われるこの花が咲いているとの山行記を見つけ 急遽、3年前に訪ねた「鉄砲木ノ頭」経由で訪ねることにした。

◇所要時間:  3時間7
難易度: + + + +

(時計回りの予定だったが、ガスで富士山が見えないため急遽、反時計回りに変更し・・・◎)

 

320分、出発。

一般道を利用し、淵野辺〜国道16〜橋本五差路は直進し「道志みち」に繋いで「山中湖」湖畔へ出て左折し、50m先も左折して約5km先の「三国峠無料P」へ駐車。 気温は14度。
期待の「富士山」もガスで隠されているので急遽、コースを反時計回りに変更し、帰路での富士山との対面を期待することにし・・

537分、先ずは車道を東へ50mほど進んで左折し、

 

ゲート閉鎖された林道に進む。

砂利林道を道なりに1kmほど進むと東のガスに動きがあり、・僅かなガスの隙間から丹沢山塊が望めた。

昨日の雨で湿った砂利林道を道なりに北進していく。

 

林道脇に濃朱色のヤマツツジがキレイな花を見せた。

その先では涸れ木に群生キノコ。割って見ると黒シミが無いのでヒラタケらしいが・・採取は見送り、
周囲に目を凝らして林道歩きを続行。

 

路肩に「ハンショウツル」を見つけカメラに収める。

ゲートから3kmほど進んで森を抜け出したが遠景は相変わらがガスに包まれていた。

振り返ると林道右が急斜面で大規模な斜面工事の跡。

帰宅後、「鉄砲木ノ頭という奇妙な山名を調べると・・、鉄砲水の「水」の字が「木」に変移したもので 昔は鉄砲水が発生した地だったとの解説があり、如何にもそれらしい地形だと納得 !!

 

前方に「火燃峠」の高圧鉄塔が見える辺りまで進むとガスが薄まった。

652分、2本の高圧線の間の「火燃峠」広場に到着。

西からこの峠へ下っている尾根へ上ると・・

 

山頂広場脇の斜面に「サンショウバラ」がピンク色の花を見せた。

高圧鉄塔下にザックを置き、生気のある「サンショウバラの花」を選んで撮影を楽しむ。

Wikipediaに依ると「サンショウバラ」は・・

 

神奈川、静岡、山梨の富士山付近にのみ自生するバラの原種で
葉の形や幹枝にあるトゲが山椒に似ていているのでサンショウバラと名付けられ、
咲いた当日あるいは翌日に散る一日花。と解説されていた。

 

711分、帰路に就き、西への尾根で50mほど高度を上げると木の幹に「火燃峰」標識。

先へ緩く下って「←ハイキングコース→」標識地点で「切通峠」への一般コースに合流して西〜南への尾根歩きを続行。

 

新緑の林に「ツクバネウツギ」が白花を見せ、林床一面に「コバイケイソウ」が群生。

758分、地図の「大岩」地点を通過するとその先から下りが始まり、標高1250m辺りから「鉄砲木ノ頭」への上り返しが始まった。

 

コース脇斜面下に2本の30cmを越す「キノコ」を見つけカメラに収める。「アミガサダケ」に似てはいたが・??

819分、森を抜け出すと・・正面に「富士山」!!。早朝の濃いガスは消えかかっていた。

 

山頂の「山中諏訪神社 奥社」を入れて記録写真を残す。

829分、満足して高度差120mの下山を開始。

844分、車に戻り帰路に就く。

帰路は東名高速道を利用して1040分、無事帰宅。

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