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3月からは山野草開花の季節。

先ずは「セツブンソウ」と対面したいと ネットで「セツブンソウ自生地」を調べると、埼玉県小鹿野町以外では 栃木県栃木市の「星野の里」が有名と知り、近くの「三峰山」と絡めた山行計画を設定し、曇天予報ではあったが、金曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:  3時間56
◇難度(犬として): 易++▼++難

◇マロンの日記: 奥ノ院への上り半分は石積階段や破砕石混じりの道でしたが、あとは普通の山道でした。 石祠や石碑が多かった割に、登山標識が殆ど見当たらず、驚いたとおとーさん達が話していました。

御嶽山神社の由来」・・・弘仁三辰年(812)に空海上人が開山したと伝えられ、三峰大神・御嶽山大神が祭られています。長野県木曽御嶽山の信仰をひき、関東一円に多くの信者がいます。・・・とのこと。

 

345分、出発。

首都高〜東北自動車道と乗り継ぎ、530分に「栃木IC」を降りると、残距離は12km。 県道32で北西へ走り、20分ほどで目指す「星野町」に至り、国道左の「四季の森・星野」看板は見送り、600mほど先を左折した橋先袂で「永野御嶽山入口」石柱を見つけ左折し、その先を右折して「御嶽山神社」横の広い駐車スペースに車を入れる。

557分、反時計回りで、出発しようとしたが、「三峰山への登山口」への道が判らず、15分ほど道探しでもたつく。

 

612分、GPSに入れてきた予定進路が「御嶽山神社」の境内経由と判断して境内に進み・・・・、

境内の植込みの中に、思いがけなく「セツブンソウ」群落を見つけ、カメラに納めた上で・・・、
大鳥居手前を左折した先に山への石段を見つけ、これを上り・・・・、

 

その先の「祖霊殿」横の石階段で背後の山を目指す。

標高230mで滝行場の「清滝」横を通過し、石階段を上ると、山道が始まった。

638分、「木食普寛霊神」堂横を通過すると、石灰岩を積み重ねた階段が続き、・・苔むした岩斜面に多数の石祠群が見られるようになった。

 

標高350m辺りで「普明霊神」等と彫られた3石碑を通過すると、その先に又8つの石祠。

標高370m辺りの2小社の先も急な石積み階段が続く。

標高385m辺り左に「善行霊神」「清行霊神」「明行霊神」の3つの石碑。その10mほど上にまたまた10ほどの石祠。

 

標高395mから右尾根へトラバースして上り・・・

76分、垂直に近い岩壁に足場が穿って付けられ、石碑や石祠が祀られていた。私たちは「奥ノ院→」標識に従い、右の尾根先へ上っていく。

岩の尾根先を回り込み、北斜面を等高線沿いに西に進む。右下は絶壁なので慎重に先へ進む。

やがて、前の谷越しに150mほどの高度差で最初の目標地点の「奥ノ院」のピークが見えてきた。

 

大きく左回りしながら綺麗に手入れされた杉林を上っていく。杉花粉対策マスクで眼鏡が曇る上に息苦しい。

734分、尾根の三分岐で、「奥ノ院→」標識に従い右尾根へ進み、北へ緩く下って120m先の石鳥居を潜ると、岩のピークはすぐ先。

 

738分、「奥ノ院」山頂に着くと、石祠後ろに三体の青銅神像が立っていたが、解説板が無いので・・・、???

三分岐に戻り、「三山参道→」標識に従い、檜・杉の尾根を南に進むと、コース右に「立ち入り禁止 これから先は鉱山内」看板を付けたロープが続き、砕石場から重機の音が響く。

 

「奥ノ院分岐」から1kmほど尾根を辿り、見晴の無さそうな「剣ヶ峰」は巻いて通過し、その先の高度差60mほどの幅狭道を下る。

837分、標高505mまで下った峠地形点で、予定下山方向に踏跡を見つけたが、テープ以外の登山標識は見当たらなかった。

 

「三峰山」山頂を目指し、高度50mほどを直登した後は杉林の山腹を斜行して緩く上っていく。

854分、笹藪の小空き地に三等三角点と「栃木百名山 三峰山」標識 !!

石祠に近づくと、北に視界が得られ、・・露天掘りの石灰岩掘削場の先に、日光連山の男体山、大真名子山、女峰山が見えた

 

 

910分、下山開始。

10分ほどで峠地形の三分岐へ戻り、杉林の岩混じりの急坂を下る。

923分、大岩下の洞穴に「倶利伽羅不動尊」が祀られていた。

沢左岸を標高300m辺りまで下ると、勾配が緩んだので、小広場で小休止してムスビを食べ、沢沿いに下山継続。

標高210m辺りから、砂利林道を下る。

 

108分、車に戻る。

楽しみにしてきた「セツブンソウ」との対面のため、「四季の森・星野」に立ち寄ることにし、国道32 800mほど戻って駐車場に車を置き、マロン連れで道路対面の山腹に出向く。

蝋梅は既に晩期だったが、マンサク、福寿草、セツブンソウは盛期の花を楽しめた。

1250分、無事帰宅。

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