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久しぶりに晴天予報。食欲旺盛になったマロンを太らせないよう、少しハードかも知れないが「丹沢・表尾根」登降に連れ出すことにした。 ◇所要時間: 7時間32分 |
目覚めると3時。街灯の下、マロンを朝のお勤めのため散歩に連れ出す。マロンの体調は良さそう。朝餌もしっかり食べる。3時40分、車で家を出る。今回おかーさんは用事があるのでマロンとおとーさんでの山歩き。246号線で伊勢原を経由し、名古木からヤビツ峠に向かう。おとーさんは車中、ムスビで朝食。 5時30分、ヤビツ林道の富士見橋に到着。天気は薄曇で夜空に半月が霞んでいる。林道脇の空きスペースに車をとめる。 5時38分、ヘッドランプで足元を照らしながら、暗い杉林の急な丸太階段を登る。 10分ほどで「塔ノ岳3時間5分」標識の立っている林道を横切り更に登り続ける。東の空が薄明るくなりヘッドランプを仕舞い、マロンもリードも外してフリーにする。 |
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6時30分、二ノ塔から猟銃を持った男が降りてきて「連れと出会わなかったか」と聞く。「会わない」と返事し、「ウサギ?」と聞くと「鹿!!」との答え。 マロンが獲物と間違われてはたまらないと暫くはリードで繋いで登る。小岩のガレ道はマロンの足にきつそう。 |
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7時、三ノ塔に到着。休憩小屋から若者が一人、起きだしてきた。展望が開けて朝日を反射する海に江ノ島が浮かんで見える。 10分ほど進むと急激に高度を下げる丸太階段の急坂。眼下前方に烏尾山、その先に高度を上げて行者岳、新大日、塔ノ岳と今日のルートが朝日の中に伸びている。 マロンは落ち着いているので声を掛けながらノーリードで急坂を下る。下りきると笹道での登りになる。 7時31分、烏尾山荘通過。あたりに人気なし。 |
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7時56分、行者岳に到着。休憩を兼ねコンビに弁当を半食。マロンも肉のお相伴。10分ほどの休憩で出発。空は雲に覆われはじめる。 |
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8時20分、5〜6m段差のある岩の鎖場が現れる。犬がこの鎖場を自力で下るのは無理と判断して、バック詰めでの通過と決める。 マロンは家での訓練が身に付いたらしくおとなしくバックに収まる。ザック詰めマロンを肩にして慎重に崖を降りる。 8時34分、書策(かいさく)小屋通過。 8時45分、新大日に到着。休憩テーブルで弁当の残りを半分食べ出発。20分ほどで木の又大日を通過。薄日がさす。 |
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9時30分、塔ノ岳に到着。 薄日ながら海側に大展望が開ける。大倉尾根から3人ほど登山者が登ってきた。標識をバックに記念写真を撮り岩陰でマロンを休ませる。尊仏小屋は塗装がはがれて少し荒れた感じになっていた。 9時50分、下山開始。 10時15分、新大日の休憩テーブルで弁当の残りで食事と休憩。マロンが斜面の茂みに耳を立てて注目。静けさの中に微かに獣の気配。薄日が差して暖かくなったのでマロンのためにのんびり時間を掛けて休憩。 |
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10時32分、新大日から下山続行。 11時23分、烏尾山荘通過。登山者が5組ほど休んでおり、マロンを見て「ダイエットで山登り?」と聞く。胴長短足のコーギーを知らない人で尻尾のないのに驚いていた。 11時40分、三ノ塔の手前で二人ずれの中年女性と立ち話しているうち、マロンが丸太階段で眠ってしまった。そのまま10分ほど休ませる。 12時7分、三ノ塔通過。 1時10分、富士見橋に下りきる。 橋脇に湧き出ている丹沢名水をマロンに飲ませて車に戻り帰路につく。伊勢原、大和あたりで渋滞に巻き込まれながら3時半ころ無事帰宅。 |