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杉花粉季節なので「みなみらんぼうの一歩二歩山歩 (777話)」で紹介された千葉県の「人骨山と津森山」に出向くことにし、コースはネットの別山行記を参考にしての周回コースとした。 ◇所要時間: 3時間27分 |
4時、西の夜空に満月を見ながら出発。 多摩川沿いの所謂、「ぬけみち」を使って浮島ICから「東京湾アクアライン」に入り、房州に渡って館山自動車道を南下し、5時50分に「鋸南保田IC」を下りると、残距離は7km。 東の空が薄明るくなった中、県道34を6kmほど東進し、「佐久間ダム→」標識に従って右折し、ダム湖へ下りて路肩の駐車場に車を停める。 気温は1度で快晴。近くに桜や水仙、ミモザが咲いて早くも春爛漫の感じ。 |
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6時2分、「お花見広場→」標識に従って東に出発。150m先の「佐久間ダムバス停」の三分岐は上の幅広舗装路へ進む。辺りに杉・檜林は見られず、梅林にはまだ花が残っていた。 6時18分、舗装三分岐は「八雲神社→」標識に従い、右に進む。梅や菜の花が見られる気持ちの良い道を進み、「大崩公民館」前を通過。ミカン畑下には一面のフキノトウ。稜線越しに朝日が差し込む。 6時36分、電柱に「海抜198.8m」と表示された最高点を通過し、車や人の気配のない舗装路を緩く下っていく。 |
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6時51分、大きな廃屋前の三叉路で「津森山登山口」標識を見つけ、左の簡易舗装路で長閑な田園風景の中を登っていく。 途中の数か所の分岐小道はGPSに従い、全て、上への道を辿る。この道は参道なのか常緑樹に混じって大杉も見られた。 |
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7時4分、進路が二分岐。GPSに従い右へ緩く下ると、先を指して「津森山→」標識。道横に扉を開けた「イノシシ檻」が設置されていた。 7時15分、人家の庭先を通過すると80mほど先に左へ「津森山336m→」標識。ここからは山道に進み、杉林先の東斜面を左に回り込んで上っていく。 |
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7時23分、「木花咲耶姫」碑のある「津森山」に到着。「房州低名山336m」の標識もあり、南には「伊予ヶ岳」と「富山」が特徴的な姿を見せた。 「←富士山・東京湾方面一望」看板に惹かれ、尾根を西進すると西に視界が開けたが、春霞で東京湾さえ見えず、下山することにした。 |
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7時39分、分岐へ戻り、簡易舗装路を下る。ここでも道脇に猪檻を見かけた。南斜面の日当たりのよい簡易舗装路を下っていくと左下に棚田。更に緩く下っていく。 7時48分、三叉路は「鋸南・大崩・佐久間ダム→」標識に従い、次の無標識三叉路は右に下る。 |
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7時53分、次の三叉路まで進むと・・・戻る方向を指して、「20m先を右折」標識。僅か戻って南への簡易舗装路に下る。 500mほど先へ進むと、・・・「人骨山」は右の高みらしいのに、「←人骨山順路」標識が左を指している。 |
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コースは左から前方右上に周りこむらしい。 80mほど先の杉林で進路が二分岐。右がコースと判断し、木の根の張り出した細尾根筋に上る。 |
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急坂に綱引きに使うような太綱が張られていた。 8時12分、「人骨山292.6m」に到着。 この山頂にも「房州低名山」看板があり、360度の視界が得られたが、遠景はやはり、春霞の中。 山頂には何故か、吹き流し。足元では鶯が鳴き交わしていた。 8時25分、下山開始。峠地形の無標識の三叉路まで戻り、南への山道へ進む。 |
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あまり踏まれていない山道を緩く上っていくと、戻る方向を指して「人骨山→」標識。 ピークを通過すると、西への尾根筋を下り始めた。薄い踏跡の幅狭尾根を下っていく。 8時42分、ロープの張られた急坂を下る。下りきって湿地横を右に回り込み、緩く下っていく。 丸太橋で小沢を渡るとトタン小屋あり。このあたりにもフキノトウが見られたので土産に採取。 この先も草道だが、道がはっきりしてきた。 |
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8時53分、簡易舗装路へ合流。この分岐地点にも草道を指して、「人骨山→」標識あり。左折して舗装路を下る。 春らしい山村風景を眺めながら、日当たりの良い舗装路を緩く下り続ける。 9時23分、ダム湖横まで下った地点でも駐車場を見かけた。 |
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9時29分、車に戻る。 往路と同じ道で帰路につくと、川沿い道には河津桜が満開で堤には菜の花や水仙が咲いていた。 12時10分、無事帰宅。 |
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