1月は秩父お遍路、2月は四国・車お遍路で過ごしていたので、久方ぶりの山歩きの対象の山探しに迷ったが・・

4年前のこの時期、房総の「津森山・人骨山」を訪ねて「フキノトウ」を採取し、春の味覚を楽しめたのを思い出し、今度は逆コースで再訪することにした。

 

所要時間: 3時間46

難度 易++▼++難
(フキノトウは適期を過ぎていました。)

 

4時、出発。

交差路が少ないので、効率的に走れる多摩川・堤防添いの道を使って「浮島入口IC」から「東京湾アクアライン」に入り、房州に渡って「館山自動車道」を南下し、 64分に「富山IC」を降りると目的地の「佐久間ダム湖」までの残距離は5.5km

県道184を東進し、「佐久間ダム湖」の2つ目の橋先の「親水公園駐車場(トイレのあり)」に駐車。

気温は6度で無風晴天。

 

622分、出発。

ダム湖畔に河津桜が咲き、鶯の鳴き声も聞こえ、水辺の景観が魅力的。

道脇にフキノトウが沢山見られたが、採取適期が一寸すぎていたので・・残念!!

路肩にスミレ、マムシグサも花を見せる。先へ進むと、数か所に猪の檻が設置されていた。

 

657分、道なりに簡易舗装路を進んでいくと、右の湿地帯へ向かって小さな「人骨山→」標識。危うく、見逃すところだった。

蛍が出そうな沢横道を進む。 この辺りにもフキノトウが多いが、皆、成長しすぎ。

77分、湿地帯横の草道を500mほど進み・・、

 

人骨山→」標識に従い、左の常緑樹の山へロープに助けられ上っていく。

(人骨山伝説・・かって、この山には鬼が住み、・・若い娘を生贄として・・困った村人は・・ドン太郎という大きな犬で鬼退治・・鬼に食われた娘たちの骨が・・それで人骨山と呼ばれるようになった。)

尾根へ上り着き、尾根筋を緩く上っていく。

 

400mほど先の「人骨山」への分岐先は太いロープに頼り、山頂を目指す。

733分、「人骨山(229.6m」山頂に到着。(読み方は「ひとぼねやま)

南西に「伊予ヶ岳」と「富山」が特徴的な姿を見せた。

742分、東に見える「津森山」を目指し、下山開始。

 

人骨山・分岐へ戻ると、北斜面に桜が咲き、水仙の花も残っていた。

幸いにも、開花遅れのフキノトウを見つけ、採取。

分岐から500mほど先で簡易舗装路へ合流・右折して、長閑な田園風景を見下ろしながら道なりに緩く高度を上げていく。

 

822分、「津森山→」標識に従い、急角度で右への山道に進み、左回りで山頂を目指す。

826分、「房州低名山津森山336m」標識の山頂に到着。

山頂の「木花開耶姫命」「御嶽大神」「金毘羅神社」の石碑横の「←この先・富士山好展望地」看板に従ってみると・・、

 

90mほど先で、西に視界が開けた場所に展望図があったが、富士山や東京湾は春霞の中。

843分、山頂へ戻り、下山開始。

簡易舗装路へ戻り、上の農家前へ上って牛舎前を通過。

田舎道を道なりに西へ進むとホトケノザの花が一面。

 

911分、1.1kmほど先の「津森山・登山口」標柱の立つ三叉路は右折し、菜の花や土筆が見られる長閑な景色の中を西進。不思議なほど、人の姿を見かけない。

944分、車道を外し、左下へ分岐する簡易舗装路へ下る。当初予定では、ここからダム湖の間でフキノトウを採取するつもりだったのだが・・

 

南下にダム湖畔の駐車場が見える辺りまで下ると、フキノトウがやたら増えたが、皆、完全に薹立ちしていた。

橋の袂辺りまで戻ると、観光客が10人ほど。

108分、車に戻る。

 

1240分、無事帰宅。

 

   津森山3