|
このところ、マロンは小康状態。 ・・・・で、留守番の時間を少し増やしても良かろうと、登降に5時間ほどかかる「高柄山」にマロン抜きで登る計画を立て準備を整えて就寝。 夜中1時、マロンが吐瀉。その後は落ち着いて眠ったので、予定通り出発することにはしたが、所要時間の少ない山に対象を変えることにする。 手持ち候補の中から所要時間が少なそうな「矢平山」を急遽選んだ。 所要時間: 2時間48分 |
|
3時27分、家を出る。国道20号線に入り、相模湖先の「日蓮入口」を左折。県道35号線で牧野、秋山村を通過。 |
「下尾崎」で右折し、舗装林道に入る。最初の沢に架かる大曲橋袂に山道を見つけ、橋横に駐車。 5時7分、登山標識はないが、橋名を頼りに沢沿いの山道に入る。すぐ堰堤があり、沢沿いに杉林の中を登る。「フタリシズカ」が白花を見せてくれる。 5時15分、沢を渡る。立ち木に赤テープ。山腹の道に引き込まれそうになったが、疑問を感じて沢沿いに道を探す(・・○)。(・・・・出発当夜の急な計画変更で1/25000地図は用意してこなかった。) |
|
||
|
この後、二回ほど沢を渡り返しながら登る。 5時23分、沢から離れ、山腹を登る。赤松混じりの自然林になる。ウツギ、山ツツジが少しながら花を見せる。カクレミノの葉が微風にゆれる。 5時35分、山道が二つに分岐している。直進山道の先は倒木で遮られているので、左の道に進む。 |
|
|
100mほど前進し、山腹を回りこんだあたりで、踏跡が薄くなり戻る。直進道で10本ほどの倒木を潜ったり、乗り越したりするとシッカリした山道になる。檜林の急坂を浅く折り返しながら登る。 |
5時57分、十字路の峠に上りつき初めて標識に出逢う。尾根方向には「←1時間20分・立野峠 大地峠・50分→」。前進・下山する方向には「梁川駅→」とある。 「大地峠→」指示に従う。太陽の下の整った形の山が「矢平山」らしい。 右手に少し展望が得られる個所を通過。入山者が少ないためか下草や幼木の枝が山道に張り出し、ひどく煩わしい。金ランが2株咲いていた。 |
|
「丸ツヅク山」山頂を目指して急坂を登る。(・・・石の標柱[79]の100mほど上(標高690m位?)に巻き道分岐があったが、登り時は気づかず、急登を続けた。) 6時15分、「丸ツヅク山」山頂に上りつく。白い樹脂板にかすかに山名が読み取れた。方向を北東に変えて「矢平山」に向う。ここからの尾根筋は全て自然林で正面からの朝日を透かせた緑の若葉が美しい。 |
|
露岩の尾根に変わり、林の中に15m程の露岩の急勾配も現われる。針金の張られた急坂もあった。 6時40分、「矢平山」山頂に到着。 半分壊れかけたベニヤ板に「矢平 860 」の部分だけが残っていた。 公式標識がなく、見晴らしもない小さな空き地だが、朝日と青空と爽やかな風に恵まれ、三等三角点に木彫りマロンを乗せて登頂を祝い、恒例の「赤飯むすび」を食べる。 |
||
6時55分、往路で下山開始。「丸ツヅク山」山頂通過は避けて巻き道で下る。 7時55分、車に戻る。 登山者には出逢わなかった (・・8時前に下山すればアタリマエ?) 。登山者が少ないせいか、標識や山道整備もイマイチ、又、梅雨時などは沢を渡るのが大変になりそうな山だったが、:結構、変化のある山で私達には楽しめた。 交通混雑に出遭わず、10時には無事帰宅。 |
|
||
|
|||