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1ヶ月前、栃木県の「三毳山」で1株の春蘭を見つけ喜んでカメラに収めたが、近場・相模湖近くの「八重山」で1週間前、多くの春蘭の花と いつか現物に再会したいと思っていた 緑色の桜の花の「御衣黄」を見たという山行記を見つけ、遅ればせながら、晴天予報の月曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:  3時間1
難易度: + + + +

 

(「御衣黄」は元気な花を見せたが、10株以上見つけることができた春蘭は何れも花は既に盛期を終えて姥花状態になっていました。)

 

330分、出発。

一般道で相模湖湖畔に進んで国道20に合流して10kmほど西進し、上野原市街の手前を右折して「上野原工業団地」先の「上野原中学校」裏の「登山者用駐車場」に一番乗りで車を入れる。
気温は6度で晴天。

53分、出発。

 

山吹、キランソウ、カキドオシ等多くの野草が花を見せる砂利林道を900mほど進んで右上の「展望台」を目指そうとすると・・「登山道崩落の為通行禁止」看板。

やむなく、左斜面周りで登りかけると・・

 

コース脇の桜の幹に「御衣黄」銘板が懸けられ、頭上には緑の桜の花。
その先でも一見、桜とは思えない「ウワミズザクラ」が花を見せた。

532分、急角度で北に折返して尾根筋で高度を上げると山躑躅やジュウニヒトエが花を見せた。

その先の三差路は「見晴台」に立ち寄るため、右折して「顕彰碑」のあるピークを目指す。

6分ほどで尾根コースに合流してピークを目指すとジュウニヒトエが花を見せた。

 

550分、標高約490mまで上って「八重山展望台」に立つと西に富士山が望めた。

その先で「八重山五感の森」の鐘を鳴らして朝日の差し込む尾根を先に進む。

 

558分、「水谷八重子さんの心が息づく八重山」碑前で小休止。

碑文に依れば・・昭和4年、地元の水越八重子さんが30ヘクタールの山林を市に寄付・・「八重山」と名付けられ・・周辺一帯は「八重山・五感の森」として整備され・・今は「上野原小学校の学校林」とのこと。

700m先の「八重山」の西斜面が「シュンラン群生地」の為、

 

八重山へのコース途中から左斜面へ下った三差路で「←春蘭コース経由八重山山頂」標識に従おうとすると・・コースにロープ!!・・このコースは昨年も通過しているのでこれに進み・・
6
12分、小崩壊箇所を通過。

 

見慣れない青い花横に「ほたるかずら」銘板。

618分、「八重山山頂→」標識に従い「春蘭コース」斜面で山頂を目指す。 途中の八重の桜には「べにがさ」の銘板が付けられていた。

 

山頂への急斜面道の左右に注意しながら登り、78株の「シュンラン」を見つけたが何れも花は姥花状態。

637分、「八重山」山頂に上り着き、北の「能岳」を目指す。

 

 

コースを緩く下っていくと路肩に少しは見られる「春蘭」発見。

654分、「能岳542.7m」着。西に富士山が望めた。

7時、下山を開始。50mほどコースを戻り・・

 

「虎丸山→」標識に従い右下の自然林へ下り、能岳から高度差で130m、距離で700mほど先の「←虎丸山」標識に従い左尾根へ分岐して小ピークを通過し、更にロープの張られた高度差50m程の急坂を上る。

 

730分、「虎丸神社」の建つ「虎丸山」山頂を通過し、緩いアップダウンで南に緩く下っていく。

標高400m辺りで「イカリソウ」を見つけ、カメラに収める。

 

81分、「山の神」と「厄神」を祀るお宮を通過。タツナミソウが花を見せた。

84分、「駐車場」に戻ると車はマイカーのみ。

一般道で帰路に就き 950分、
無事帰宅。

 八重山5へ