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過去4(下記)、「シュンラン」等の春の野草狙いで訪ねている相模湖・西の「八重山」で

「ヤマジノホトトギス」等秋の野草を見たとの情報を得たので、晴天予報の水曜日の出発を決めた。

コースは 八重山3コースを逆行することにした。

◇所要時間:  2時間59
難易度: + + + +

 

4時、出発。

町田街道を北上し、高尾駅・東で国道20に合流・西進して上野原市街の手前を右折して「上野原工業団地」先の「上野原中学校」裏の「登山者用駐車場」に日の出時刻前10分に駐車すると気温は15度。

東天は赤く色づいたがまだ暗いので、予定コースを左周りで周回することにする。                        <現地標高=340m>

540分、暗い森でもライト無しで歩ける明るさになったので、出発。

 

暗いコース脇に「ツリフネソウの花」を見つけ、フラッシュ撮影。
山斜面に「キンラン」「ツルリンドウ」「ギンラン」の野草銘板が設置されていた。

標高380m辺りまで上ると三分岐。直進は×表示なので左に折返し上る。

 

標高約390mの桜に「御衣黄」銘板。その先は急角度で北へ右折。

標高440mの二分岐は標識に従い、右へ上り、
標高約460mの尾根の四分岐は「←八重山展望台・能岳方面」標識に従い尾根筋へ上る。

 

626分、標高約490mの「展望台」に到着して西〜南〜東の好展望を楽しむ。

  展望図には
権現山、扇山、赤倉ヶ岳、大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳、石砂山、石老山、焼山、高柄山、三頭山、生藤山、三国山等のすべて訪問済みの山名。

 

634分、「八重山・五感の森」の鐘を一突きし、北の「八重山」を目指す。

「コウヤボウキ」がこの山の広範囲て花を見せてくれているが・・・
狙いの「ヤマジノホトトギス」が姿を見せない。

 

506mピークに「水越八重さんの心が息づく八重山」の記念碑。

(碑文  昭和4年、地元の八重さんが30ヘクタールの山林を上野原市に寄付されたことにちなみ・・・)

651分、「八重山山頂506m」着。西へ下る「シュンランコース」は「登山道崩壊の為。閉鎖」の看板。

 

緩く北へ下ると下界から7時の鐘の音。「能岳」への上り口の地蔵尊の石仏前を通過。

79分、「能岳542.7m」到着。
西に見える筈の「富士山」は雲の中。

木立の中に「ナナカマド」が紅葉を見せた。

 

斜面下に見慣れない赤い実を見つけた。現地解説板に依れば・・

つるりんどう(蔓竜胆)」・・他の竜胆とは違い、木陰を好むので草葉の陰に隠れていることが多い。秋に咲く花は目立ちませんが、その後の濃い赤紫の実はとても目立ちます。」 とのこと。

 

714分、往路で下山開始。
50m先の「←虎丸山」標識に従い、右へ下る。

726分、標高約470mで「馬頭観音」前を通過すると・・・
湿気た林床に雑キノコが傘を見せるようになった。

食茸の「タマゴタケ」もあったが、撮るだけで通過。
途中の2ヶ所の分岐には適切な標識あり。

739分、「←虎丸山」標識に従い国土地理院地図に記載のない左への山道へ上る。お茶の木が白花を見せた。

 

標高420m辺りからロープが張られた「虎丸山」への上り。

754分、「虎丸山468m」に着き、「虎丸神社」前で小休止後、東へ下山再開。
周囲が木立で見えないので里山なのに良い雰囲気。

 

大きな「杖茸」をカメラに収め、アップダウンしながら南へ下る。

標高350m辺りに30個ほど「キシメジ」が群生していた・・が、・・

(キシメジは以前は食用のキノコとして、流水で苦みを取るなどして食茸として扱われていたが、

海外でよく似たキノコでの死亡例が出たことから、現在では毒キノコとして扱われている。)

筈なのでので、撮るだけで通過。
アップダウンしながら南へ下っていく。

835分、「厄神」と「山の神」の2神を祀るお宮に無事山行のお礼参り。

 

駐車場に近づくと・・2株の「ヤマジノホトトギス」が花を見せてくれた。喜んでカメラに収める。

839分、車に戻り、一般道で帰路に就く。

 

1030分、無事帰宅。

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