https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7259377.html

残暑が未だ去らないので
19
年前の秋、二代目マロン連れで訪ねた信州の「横尾山+高登谷山」のうち、近頃の体力低下を勘案して「横尾山」だけを再訪することにした。

◇所要時間: 3 時間17
難易度: + ++ +  (「カヤトの原」を通過後、4つ目のピークが「横尾山」と分かっていたが「カヤトの原」地点で狙いの「富士山」はカメラに収めたし、ピークハントが目的ではないと後期高齢者らしい口実をつけ、山頂手前のピークで戻ることにしました。)

 

3時30分、出発。

中央高速を利用して511分、「須玉IC」を降りると残距離は25km。 県道23で北へ高度を上げていくと東の空がオドロオドロシイ朝焼け!!

車を止めてカメラに収める。

更に北へ高度を上げて「みずがき湖」先で県道610に繋いで更に北へ高度を上げて「信州峠」の路肩に駐車すると気温は19度。

<信州峠の標高=1470m>

 

 

 

62分、石階段上の「横尾山登山口」標識に従い登山開始。

自然林の林床に「アキノキリンソウ」が花を見せた。

標高1600m辺りからは「トリカブト」だけが花を見せる。 峠から1kmほど西進すると勾配がキックなり、50mほど高度を上げて左に方向を変え、急斜面を更に50mほど登る。

 

 

林床に緑の植生が減り、キノコ」が姿を見せ始めた。これは「ツチカブリ(毒茸)」らしい。

7時11分、標高1760mまで上って森を抜けだすと南東方向に、山頂に五畳岩が特徴の「金峰山」が姿を見せ・・

 

南にこの山を今日の登山対象に選んだ狙いの「富士山を中心にした好景観」をパノラマ撮影。目的が達成できたので、ここから戻っても良いなどと話しながらも・・ススキの草原を西へ進む。

 

 

714分、草原の高みに「カヤトの原」看板があり、「横尾山まで50分」と記されていた。

草原を西へ緩く登り、ピークを通過して先へ緩く下る。「シラヤマギク」が花を見せた。

 

 

コース脇のススキの根本に「ナンバンギセル」の花を見つけカメラに収める。・・(帰宅後に確認したらピンボケだったのでガッカリ!!)

次の高度差20mほどの小ピークへの上りを開始。

 

 

破砕石斜面を登りきると・また先へ緩い下り。

食茸らしからぬ「キノコ」が姿を見せる。

 

 

また、露岩の細尾根の登り・・、上り着いた先が山頂かとおもったが・・山頂標識はなく、先へ進む。

歩きやすくなった。苔の中に又キノコ。「ドクベニタケ」らしい。

 

 

笹の中に「タマゴタケ」。これは食茸ではあるが今回は写真に撮るだけで通過。

7時57分、小ピークに上ると前方100m先に高度差18mで「横尾山1818m」山頂・・が見えたが既に若干の疲労も感じ始め・・

 

 

19年前の「横尾山」山頂では好展望が得られなかったのを口実に・・、この手前ピークで折り返し帰路に就くことにしてザックを下してエネルギー補給。

8時2分、往路で下山を開始。見かけるキノコを撮影しながら下る。

 

 

8時31分、「カヤトの原」へ戻ったが、南の景色は既に深みの感じられない景色になっていた。

笹薮の中に「ハナイカリ」が花を見せた。

アップダウンを続けながら下山続行。

 

 

「信州峠」に近づくと林床にかなりの数の「栗のいが」。この山に獣は少ないらしい。

眼下に林道が見えてきた。19年前には横尾山登降後に「高登谷山」も目指せたのに・・

 

 

今回はこの山だけでも結構、疲労を感じた。

919分、「信州峠」へ戻ると車は8台に増えていた。

 

帰路に就き、

1140分には無事帰宅。