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5月連休が近づき、各種ツツジが山肌を彩る季節到来。 前山行ではミツバツツジと対面できたので、次は「アカヤシオ」の開花状況を知るため、群馬県の「四ツ又山」を訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間16分 |
3時、出発。 圏央道入間IC〜関越自動車道〜上信越自動車道と繋いで5時、下仁田ICを下りると、前方に9年前に1歳のマロンと登った「鹿岳」の左に、富士山型の「四ツ又山」が姿を見せた。 国道254で下仁田に出て、県道45で南牧川沿いに南下。小沢橋を渡って県道202に移り、大久保集落に進むと、三叉路に「四ツ又山登山口→」看板。山地図にP3台と記された地点を目指して更に先に進んで、橋先の道幅の広い路肩に駐車。無風快晴で気温は0度。 |
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5時31分、舗装路を戻る方向に出発。 途中、HPで採録した軌跡で近道しようとしたが行き止まりで、・??。→先ほどの、看板地点経由で進むことにして、舗装路を先に下る。 5時40分、三叉路の「四ツ又山・鹿岳登山口→」看板地点から北へ上っていく。 |
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260m先の「四ツ又山登山口」標識地点に、「この場所は個人の資材置き場です。駐車してもかまいませんが、自然災害落石等の責任は負えません」看板があり、4台分ほどの空き地があった。 沢右岸を上っていく。前方の山に朝日があたり、山斜面が多彩な緑色を見せる。破砕石の山道に進む。 5時53分、集落から100mほど高度を上げた杉林に、「←鹿岳 四ツ又山→」標識。右に進む。 6時15分、杉林を抜け、ザレ場を横切っていく。新緑の中に桜が咲いていた。 |
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ザレ場に獣の足跡。紐先マロンの動きが激しい。静かな林にキツツキの音。 6時18分、四差路の「天狗峠」着。1本だけのアカヤシオが花を見せてくれた。 一息ついて標識に従い、北の尾根へ進み、「大天狗」石碑前を通過。 |
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6時49分、小ピークに上ると、北西に「鹿岳」、その右に残雪の「浅間山」が姿を見せた。右上に「四ツ又山」が近い。 6時57分、三分岐を右折し、岩と木の根の斜面で山頂を目指すとアカヤシオが花を見せた。 7時1分、「四ツ又山899.5m」に到着。 山頂には神官の石像があり、山頂周りにはアカヤシオが咲いていた。 |
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蕾や落花が見当たらないので、花数は少ないが、これで満開状態らしい。 北西近くに「鹿岳」、その右後ろに一昨日の降雪を纏ったらしい雪の「浅間山」。 北には岩稜の「妙義山」、その遥か先に「谷川岳」が霞んで見えた。 |
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7時14分、三分岐へ戻り、岩壁西面の幅狭道をマロン先頭で慎重に、ロープにも頼りながら進む。 7時18分、標識は無いが、右の高みへ踏跡のあるのに気づき、上ってみると、・・僅か先のピークに烏天狗の石像が立ち・・・、その先に360度の好視界の山頂。 ここにも神官の石像があり、東眼下に下仁田の市街が見下せ、南隣に先程の「四ツ又山」山頂。 足元にはトウゴクミツバツツジが咲いていた。 |
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7時21分、僅かに戻って、先に進む。 7時24分、東の崖面沿いのロープ場。紐先マロンが先行して駆け上がったので追従し、その先の痩尾根を下る。 このあたりにもアカヤシオがチラチラ。ゆっくりと慎重に、マロンに追従して岩稜を辿る。 |
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7時31分、石祠があるピークに立つと、ここにも「四ツ又山」標識。 ここも好展望地だが、見える景色は先程のピークと変わらない。 一息ついて、岩と木の根の急斜面を下る。山道にアカヤシオの花が散っていたが、頭上にカメラを向ける余裕はなく、マロンを後ろに従えて慎重に下っていく。 |
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岩稜帯のロープ場も慎重に下る。あたりにミツバツツジがチラホラ。 7時57分、山頂から130mほど高度を下げ、更に岩稜帯のロープ場を下る。 標高720mあたりでやっと勾配が緩んだ。眼前に「鹿岳」が大きく聳え始めた。 8時5分、標高690mあたりの「マメガタ峠」へ降り立つとこのあたりにも僅かに残雪。 |
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花数は少なかったが、アカヤシオが見られたので、群生地へは足を延ばさず下山することにし、杉林と自然林の間を下る。途中、マロンは流水の沢を見つけ、喜んで体温調節。 8時31分、朝の往路に合流し、下る。女性パーティと交差。標高430mあたりの地主の好意による駐車場には3台が駐車していた。 8時47分、車に戻る。車は3台。 11時40分、無事、帰宅。 |