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久しぶりに近場::道志山塊に出向き、「赤鞍ヶ岳」と「菜畑山」を繋いで反時計周りで周回することにした。 「赤鞍ヶ岳」、「菜畑山」個々には9年前、初代マロンと登っているので私達は2度目になるが、二代目マロンは始めての訪問。 ◇所要時間: 5時間52分 ◇難度(マロンとして): 易+++▼+難 ◇マロンの日記: 地図の登山コースを辿るというおとーさんに従うと・・・今回も踏み跡の無い森の中で・・・。林道に抜け出た後も尾根コースに乗れず・・・。それでも最後は急斜面を強引に登り、コースへ合流できてホッとしました。この範囲以外に危険箇所はありませんが、上り下りが多くて結構、疲れるコースでした。 |
4時20分、出発。 相模原市〜津久井湖畔経由で道志道(国道413)に進み、道志村役場の約1.2km先の「和出村バス停」横の駐車場(橋の袂でトイレあり)に車を入れる。快晴で気温は2度。 出発準備を開始すると先着車の同年輩登山者が「どちらへ?」と尋ね、私たちが「赤鞍ヶ岳〜菜畑山コースで・・」と答えると、「では私も・・」と同伴を希望。 6時15分、国道を戻る方向にスタート。 |
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「道志村役場」手前150mあたりの分岐路に「赤鞍ヶ岳登山口」標識を見つけ左折。 簡易舗装路を道なりに500mほど進んだところでGPSを見て、山へ入るポイントを見逃したのに気づきカーブ地点まで戻り、防獣柵に扉を見つけたが「登山標識」が見当たらない。 |
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6時47分、チョット迷ったが、「国土地理院地図」と「昭文社地図」にも記されたルートに合致したポイントなので防獣柵扉を開け、杉林に進むことにする。 同伴希望した同年輩登山者は付き合いきれないといった感じで、「私は舗装路先にコースを・・・」と言い、舗装路を登っていった。 |
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杉林に分け入ると、踏跡は落枝や倒木ですぐ不鮮明になったのでGPSに入れた予定コース方向に強引に進む。 6時55分、荒れ沢沿いに進むと何故かコースと思われるルートに白ビニールテープが張られていた。登山コースを整備するつもり?。GPSに従い、枯れ沢を横切り、赤テープを見つけて山斜面を上る。 7時5分、GPSコースは右上の高圧線鉄塔に向かっているが、直登困難で左に斜行しながら上る。 |
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7時7分、砂利林道に抜け出し、林道を緩く上っていく。(×・・帰宅後に判明したが、林道を僅か下れば林道から尾根に続く山道が登山標識付きであったらしい。) 歩き易い砂利林道を好調に上る。前方には「赤鞍ヶ岳」に続く尾根が朝日を浴びている。 林道を300mほど進み、GPSを見ると、予定コースは左の尾根筋にあるのに気づく。尾根先へ戻ろうとも考えたが、林道が左にカーブしているのでもう少し先を見極めることにした。 |
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7時26分、林道「竹之本線」終点広場に着くとその先の森へ山道があった。 GPSの予定コース位置を意識しながら沢沿い道を辿る。マロンは流水で体を冷やす。山道は踏跡から獣道になった。 7時32分、ついに獣道も消滅。沢筋が分岐しているので左の枯れ沢に進む。杉林の中をジリジリと登っていく。 7時38分、北への勾配がキツクなったので左斜面で尾根を目指すことにする。尾根との高度差は約100m。 |
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7時44分、尾根先を立木を掴みながら強引に上る。紐先マロンは「No!」「Go!」「上!」の指示だけで稜線を目指す。結構、山犬度が向上。 30mほど高度を稼ぐと少しは楽に登れるようになった。 7時56分、尾根の正規ルートに合流し、ザックを下ろして水飲み休憩。 この後暫くは歩きやすい桧林の山道を登る。木の間越し西に「菜畑山」が見えた。 |
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8時18分、勾配がキツクなり、喘ぎながら登る。道脇には虎縞ロープが張られていた。露岩混じりの急坂先で小休止。高度1170mを越すと勾配が緩み、歩きやすくなった。 8時42分、三叉路に小さな「秋山峠」標識。「←赤鞍ヶ岳」標識に従うと尾根の左右の木立越しに山並みが望めた。 |
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8時47分、「赤鞍ヶ岳1299m」に到着。 標識は「赤鞍ヶ岳」で昭文社地図記載の「朝日山」の山名は見当たらない。雪を纏った富士山を眺めながらムスビを食べる。西に稜線を見せる南アルプスは真っ白。 8時59分、「←菜畑山」標識に従い西に下る。 9時8分、ピークがはっきりしない「岩殿山」を通過し下ると前方に「岩戸ノ峰」が聳え始める。高度差90mを下り終えるとまた90mの上り返しが待っていた。 |
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9時29分、「岩戸ノ峰」を通過し、南に方向を変えて高度差140mの下り。正面は富士山。 9時49分、下りきった地点に「道志口峠」標識。左から合流してきた山道は道志の「戸渡集落」からの道らしい。ここからは80mの登り返し。喘ぎながら頑張る。 10時1分、「ブドウ岩ノ頭」へ到着。振り返ると上ってきた凹凸の多い稜線が朝日を浴びていた。 |
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南に近づいた「菜畑山」へは高度差150mの下りと210mの上りが待っている。 ムスビとドックフードでエネルギー補給して最後の山にスタート。先ずは70mほど一気下りして15mを登り返し、又90mを下る。 10時29分、下りきって210mの上り返しが始まった。急坂途中で小休止し、落葉を終えて太陽の差し込む自然林の尾根を黙々と上る。 |
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11時1分、「菜畑山1283m」へ到着すると朝、一緒にスタートした同年輩登山者が先着していた。 私達と別れた後のコースを尋ねると・・「あの林道を道なりに進み、登山標識に従うと尾根コースに入れた」とのこと。私達が小休止してムスビを食べ始めると先行登山者は先に下山。 11時31分、アンテナ設備のある林道終点へ下ると、例の先行山者が待っていた。林道をショートカットする山道があることを伝え、一緒に林道を下る。 |
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11時37分、林道のカーブ地点先に「←菜畑山 大久保→」標識を見つけ、山道に下る。 振り返ると今日歩いた周回尾根が大きく見えた。 11時48分、沢沿いに南に下る |
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11時57分、鹿柵扉を通過し、大久保集落の舗装路へ下ってT字路を右に下る。 150mほど下ると又T字路。下に見える道志道(国道413)へは右に下り、最初の分岐を左折。正面には「加入道山」が大きい。 12時7分、車に戻る。 13時50分、無事帰宅。 |