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「山と渓谷」社の「埼玉県の山」で この「観音山」は秩父市の小鹿野町にあり、我が家との直線距離は70kmしかないのに、大きく迂回を要するため、高速道を使っても3時間以上かかるのが、難点。 ◇所要時間: 3時間14分 ◇難度: 易++▼++難 |
2時40分、出発。 県央道〜関越自動車道を利用し、5時8分に「花園IC」を下りると残距離は38km。 国道140で秩父市経由、国道299を西進して小鹿野町先に進み、「栗野バス停」を右折し、2km先の「地蔵寺」で1万数千体もあるという水子地蔵群を眺め・・・、その先のトンネルを通過し、600m先の「観音院」の駐車場に一番乗り。気温は10度で快晴 5時23分、出発。 |
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駐車場から50m戻り、「仁王門」の(石造り仁王像としては日本一との仁王像」を眺め、山上への296段の石階段を上る。 50mほど高度を上げると、「←西奥の院」への分岐があったが、「岩の崩落・落石があるので立ち入り禁止」看板があり、先へ上る。 5時36分、山上広場の巨岩の窪みに「第三十一番札所 観音院」があり、左の岩壁の流水に「聖浄の滝」表示。 |
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堂横の「1700万年前の地層」という砂岩の岩壁には多くの磨崖仏が刻まれていた。先に進む。 5時43分、尾根先端の「東奥の院」に到着すると、東に尖峰の「観音山」が朝日を浴びて聳えて見えた。 次の目的地の「観音山」を目指す。 段差の大きな丸太階段道で50mほど高度を上げ、杉林の西斜面を北に等高線で鳥の声を聴きながらのんびり進む。 期待してきたツツジの花は全然見られず・・???。 |
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6時4分、杉林の三分岐の「観音山→」標識に従い、高度差160mの上りを開始すると林の中に「仁王尊細工場跡」看板。 尾根手前まで上ると、「仁王尊砕石場跡」看板。左の山頂を目指す。 6時31分、「観音山698m」に到着。 |
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6時47分、下山開始。 三分岐へ下り、「牛首峠→」標識に従うと、すぐ先の西へ下る尾根に「←西奥の院」標識。 時間的に余裕があるので、立ち寄ることにして尾根先へ下り、途中、三ヶ所の鎖場を下る。 7時13分、高度で50mほど下ると「アズマヤ」があり、その柱に「西奥の院」看板。 |
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(帰宅後の調べで・・・、僅か下の山斜面に岩穴があり、石仏群があったらしい。) 7時25分、三分岐に戻り、「牛首峠→」標識に従い、北西への山腹道を辿ると山道に一面のフジの花びら、その先ではガクウツギが咲いていた。 7時43分、正面の小山の手前が8mほどの鎖場の下り。鎖と木の根を頼りに慎重に下り、・・先へ上ると右手に高み。・・・何故か勝手にそれを「日尾城址」と思い込み・・、藪を掻き分けてピークを目指す。 |
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7時50分、何もない山頂へ到着。(帰宅後に地図の567mピークと判明)。 往路に戻って「牛首峠」を目指し、西へ伸びる尾根に進むと踏跡が消え・・??。 はっきりした山道に戻ってこれを辿って先に下ると、三分岐。 安心して左の窪地へ下りながら振り返ると、三分岐に標識が見えた。 (直進は「日尾城址→」と表示されていた筈。) |
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8時4分、先へ進むと岩壁が切通しになった面白い地形の「牛首峠」。 崖下へ下り、南への沢沿い道を下り、両側から大岩が覆いかぶさるような沢地形の中を下っていく。 8時19分、右から合流する沢に「←岩神の滝」標識があったが、これはパスして先へ下る。 8時26分、再び、右から合流する沢に「←昇竜の滝」標識。 木橋の先に山道があったので訪ねることにし・・・、 |
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沢を少し遡上すると、コースは流水を渡っていた。 少々、煩わしそうな地形になったので、妻にはここで待機してもらい、私だけが空荷で沢を遡上。 沢を塞ぐ苔むした大岩は迂回して辿上していく。 8時35分、「昇竜の滝」前へ到着。水量僅かな滝を確認!!。 妻の所へ戻り、バナナでエネルギー補給して下山続行。日当たりの良くなった沢横に野草が増え、カエルも鳴いていた。 8時47分、車に戻ると、到着した若夫婦が出発の準備中。 |
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