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昨年9月、私たちの登頂翌日に噴火した木曽御嶽山がまじかに眺められるというので、マロン不在の次山に長野県西部の「鉢盛山」を選ぶ

この山の登山口は施錠された林道入口の12km先にあり、鍵は事前に朝日村役場に借用申請する要あるとのことで、晴天予報を確認の上、2日前に電話予約した。

なお、今年の林道通行可能期間はあと2週間で
 1019日月曜日以降は、登山ができなくなります。

とのこと。

◇所要時間: 4時間18
◇難度: 易++▼++難

(なお、砂利林道は12kmと長いので、車運転に注意を要しました。)

 

230分、出発。

中央高速を利用して450分に「塩尻IC」を降り、県道1920を西進して13km先の「朝日村」を目指す。

朝日村役場に着くと電話説明通り、玄関内の郵便受けに今日の入山希望者名の記された「封筒」があり、中には「」のほか「入山ゲート通行許可書」、「登山道整備協力金のお願い(500/人目安)」「鉢盛山登山ガイド」が入っていた。

更に車で県道を4kmほど西進した地点の三分岐に、「キャンプ場1km↑・鉢盛山登山口まで12km車で40分→」標識。右折して暗闇の森に進む。

 

 

525分、鍵付き「ゲート」の先はカーナビに表示されない砂利林道。

夜明け前の薄暗い砂利林道の12kmは意外に長く感じる。

標高1740mまで高度を上げ、林道脇に「登山口」標柱を見つけ、その先100mの「駐車場」に一番乗り。気温は5度で辺りはガスに包まれていた。

 

610分、出発。100mほど戻り、「鉢盛山岳沢登山口」標柱地点で山に入り、カラマツ林の急斜面を九十九折で上っていく。下草は笹。

100mほど高度を上げると「鉢盛山山頂3.3km 175分→」標識。流れるガスが朝日で赤く色づいた。振り返ると、朝日村方向は雲海の中。

 

722分、カラマツ林の三分岐に「鉢盛山山頂2.2km 110分→」標識。登山マップに記された「村界尾根」地点らしい。ムスビを食べながら小休止。ナナカマドが朱色を見せた。

西に方向を変えて背の低いカラマツ林の尾根を進む。南に視界が開けたがガスで真っ白。林床は密集笹で野草はゴゼンタチバナが朱色の実を、カニコウモリが綿毛を見せる程度。

左手の笹原に獣の気配がして幼獣らしい鳴き声。ガイドに書かれていたニホンカモシカ?。笛で脅かしながら通過。

 

744分、「鉢盛山山頂1.6km 60分 ガンバって→」標識。「旧登山道口」からのコースの合流地点らしい。上空は雲で覆われてしまった。

オサバ草」が群落。以前訪ねた「帝釈山」を思い出した。

755分、標高2250m辺りから山斜面を折り返しながら、登るようになった。

標高2350m辺りから山道に破砕石が混じり始めた。道脇に実を付けたゴゼンタチバナが増えてきた。

 

821分、湿原地形に「権現の庭」標識。

100mほど先のコース左に「鉢盛山避難小屋」があり、「山頂0.1km 5→」標識。

山頂を目指すと、ガスが薄まって薄日が差し込み、山頂からの展望に期待が高まったが・・・再びガスが流れてきた。

 

834分、「鉢盛山21446.4m」に到着。

ガスが切れて一瞬、薄日が差したので、マロン死亡後に作成したマロン塑像を中心にして登頂記念写真を残す。

北西に広い山頂先に2基の大きな電波反射板が見えたので、展望を求めて進んでみたが遠景はガスで何も見えない。

 

山頂に戻り、木陰で冷風を凌ぎながらガスの晴れるのを待つ。

頭上のガスの流れは速く、一瞬、雲の切れ間から朝日が差した・・が、周囲は真っ白で展望はゼロ。

ムスビを食べながら30分ほど晴れるのを待ったが、遠景の展望は期待できないと見極めて下山を決定。

(山頂から望めた筈の景観は・・帰宅後にカシミール3Dで表示すると・・・)

 

南西約32kmあたりに「木曽御嶽山

北北西26kmあたりに「穂高連峰

 

西19kmあたりに「乗鞍岳

33kmあたりに「木曽駒ヶ岳

 

853分、往路での下山開始。薄日が差し込み、紅葉が目につくようになった。

938分、「村界尾根」分岐に戻り、「登山口1.5km 40分→」標識に従い、急坂下りに入る。

上空は晴れ始めたが、「御嶽山」のある南西方向は相変わらず積層した雲。

 

更に下山を続けるうち、上ってきた4組の登山者と交差。

1024分、登山口へ降りて駐車場に近づくと、小滝の周囲は秋色に染まっていた。

1028分、駐車場に戻る。

 

朝日村役場に立ち寄って鍵を返した上、登山道整備・協力金を寄付して帰路に着く。

2時30分、無事帰宅。

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