|
|
|
標高が高く、4時間程度で車に戻れそうな山を探し・・、群馬県の「野反湖」湖畔の「八間山」に出向くことにした。 「野反湖」近傍の山は既にシラネアオイ狙いで「白砂山」、キスゲ狙いで「高沢山〜三壁山」を訪ねているが、今回コースは山地図に「コマクサ」注記もあったので、それとの対面が楽しみ。 所要時間: 3時間52分 |
1時30分、出発。 圏央道〜関越道と乗り継ぎ 3時27分、「渋川・伊香保IC」を下りカーナビを見ると、「野反湖」への残距離は75km。 信号機の少ない、国道353〜145の路肩には「日本ロマンチック街道」の標識。国道292に移り、更に国道405で野反湖を目指す。標高1561mの「富士見峠」まで上ると、前方に野反湖が姿を見せ、東岸の北端に近い「池の峠駐車場」に車を入れる。 5時23分、駐車場前の「富士見峠湖畔コース入口」標識に従い、野反湖の湖畔を目指し出発。木くずを敷き詰めた遊歩道が足に優しい。 |
|
|
胸丈ほどの笹原にアザミやヒヨドリソウが花を見せた。 5時40分、朝露に濡れた野草が花を見せる湖畔沿いの遊歩道を気持ちよく南下。 |
|
|
5時44分、「カヤ平」標識地点を、沢筋は丸太組橋で通過。 ハクサンフウロ、ノハナショウブ、イブキトラノオが花を見せた。 5時55分、「わらび平」標識地点を通過。クガイソウが紫の房花を見せた。 |
|
|
|
|
|
6時4分、休憩イスのある「イカ岩ワンド」標識地点を通過。花の種類が増えてきた。ヒヨドリソウ、クルマユリ、ノゾリキスゲ、シモツケソウ、ヤマオダマキ・・・。 6時10分、東へ「←イカ岩駐車場」標識の三叉路はそのまま直進。 イブキトラノオが増えてきた。笹原奥にヤナギランも花を見せた。 |
|
|
|
|
|
|
|
6時15分、「池平」標識地点先に 左:「←富士見峠」、直進:「↑湖畔コース」標識。湖畔コース先がキスゲ群生地らしいが、既に満足したので「←富士見平」標識に従う。 6時26分、40mほど高度を上げて振り返ると、朝日を受け始めた「野反湖」が鎮まった姿を見せ、その東に目指す「八間山」が聳えて見えた。 |
|
|
「富士見峠」の「休憩舎」横に上り着くと観光客の姿がチラホラ。 6時27分、舗装路を横切って「八間山登山口」から登山開始。 朝日を受け、紐索で区切られた山道を上っていく。 |
|
|
30mほど高度を上げると・・・、 破砕石斜面にコマクサが散在。花期に間に合ったと喜んで撮影を楽しみ、往路へ戻って更に上を目指す。 |
|
|
朝日が強くなってきたが笹に朝露が多い。ウスユキソウが増えてきた。 7時、標高1680m地点の「イカ岩の肩」標識地点を通過。 この辺りでもノハナショウブが花を見せた。 朝日を避け、草陰で水飲み休憩すると、早くも赤とんぼが飛んでいた。 |
|
|
7時32分、「イカ岩の頭」の標識地点でも水飲み休憩し、「イカ岩」らしいものを探したが見つからなかった。 眼前に「八間山」の南斜面の大きな景色が広がった。残高度は110mほど。 最後の上りが始まる。タテヤマウツボグサらしい群落を見つけ撮影。 |
|
7時59分、標高1910mの尾根へ上ると苔と古木の混生林。尾根の泥濘道を東に緩く上っていく。 8時5分、山頂広場に三等三角点と壊れた避難小屋のある「八間山1934.5m」に到着。 遠方は薄靄で隠されていたが・・・・、 |
|
|
北東には5年前に訪ねた「白砂山」が、西には4年前に歩いた「高沢山〜三壁山」が望めた。 更に遠くの山を同定しようと山地図を取り出しかけると、マロンが嫌うアブが飛び回り始めたので、長居は諦め・・・ 8時20分、下山開始すると直ぐ、「白砂山→」分岐を通過。 |
|
|
北への下山路は荒れた森斜面の急坂。岩と木の根の段差の大きな道を慎重に下る。 ひたすら下り、標高1700mの「野反湖見晴」標識地点まで下りたが、木立で展望は得られず、下山続行。ギンリョウソウが姿を見せた。 9時15分、車に戻る。 往路と同じコースを好調に走って13時10分、無事帰宅。 |
|
今日のコースで見かけた花々 |
|||
ニッコウキスゲ(現地ではノゾリキスゲ) |
ノリウツギ?? |
タテヤマウツボグサ |
|
ヤマハハコ |
アカショウマ |
ノギラン |
|
カラマツソウ |
イタドリ |