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「富士山」の東山麓に位置する「畑尾山」と「大洞山」の西斜面で絶滅危惧種の「山芍薬」が咲いていたとの情報を得たので、10年前に訪ねた「大洞山3コースで訪ねることにした。

◇所要時間:  3時間18
難易度: + + + +

登山開始後すぐに「山芍薬」の蕾と姥花を見つけたので「大洞山」はパスし、下山時にも同所で<盛期の花>を探したが・・・・

 

250分、出発。

東名高速を使い、418分に「御殿場IC」を降りると残距離は18km。
「国道138 (御殿場バイパス)」で北上し、(
新設の「東富士自動車道路」がカーナビに未表示で進路に迷ったが)「須走IC」を降りて更に国道138を北上し、「篭坂峠」先200mの「公園墓地碑」地点を右折して「山中湖村公園墓地」のPに駐車すると
無風・快晴で気温は4度。 <現地標高=1120m>

458分、出発。

 

 

墓地先の登山口に進み、「三国山ハイキングコース」標識の「大洞山・三国山→」標識に従い

 

林に入って100mほど進むと「山芍薬」が白

い蕾を見せたので喜んでカメラに収める。

 

 

<最盛期の花>を求め、情報源の山行記に従い「ハイキングコース」を外して右沢先の山斜面へ移動して「山芍薬」の白花を探す。

 

尾根筋左右の林床に目を凝らして上っていくと・・「山芍薬」が花を見せたが何れも既に末期状態。

 

 

高度を80mほど上げると「山芍薬」株が見られなくなったので「ハイキングコース」へ戻り、三分岐で「アザミ平→」を目指し、再び「コース」を外して右尾根へ上り・・

 

数株の「山芍薬」を見つけたが 姥花ばかり。標高1240m辺りまで上ると・・数株の山芍薬が白花を見せたが、これらは何れもまだ開花前の固い蕾。

 

 

何故か<最盛期の白花>が見当たらない。妻は窪地の標準「コース」、私は尾根上を辿りながら白花を探したが・・

 

標高約1300m辺りまで上ると山芍薬の株も見られなくなり、私も窪地の「三国山ハイキングコース」で上る。

 

 

618分、「アザミ平」に到着。

この標高まで上る間に「 山芍薬の蕾と姥花」があったので 標高が更に100mほど高い「大洞山」での山芍薬は期待薄と判断し、ここから「畑尾山〜立山」回りの下山コースで盛期の花を探すことに計画を変更し、「畑尾山」標識に従う。

 

 

「畑尾山」に近づくと林床に数株の「山芍薬」の若株。新緑の中にミツバツツジが明るい紅色を見せる。

 

631分、「畑尾山」に到着したが・・新緑の木立の中で展望は得られず、記録写真を残して先へ進む。

 

 

647分、下山コースの三分岐を通過。どこでも歩ける疎林なので直に展望台を目指す。

 

655分、三角点の小ピークが「立山展望台」。西に大きな「富士山」。往路を戻る。

 

 

「立山山頂」標識の三分岐は東へ進み、約100m先の三分岐は「篭坂峠」標識に従い北への

 

窪地コースを下り、標高約1190m地点で上り時と同様、コースを外して山斜面へ上って山芍薬探しを再開。

 

 

広範囲に目を凝らして下り、何度か白花を見付け近寄ると・・やはり、姥花で既に雌蕊が種を持ち始めていた。

 

標高1130m辺りまで下ると下に堰が見えたので、朝の軌跡を参考にしながら公園墓地を目指す。

 

 

墓地横へ降りて駐車場を目指す。

816分、車に戻る。

 

帰路は東富士五湖道路と中央高速を利用して

10時、無事帰宅。

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