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筋力低下を感じ始めたので、手持ち資料の中から近場の短距離コースを物色し、以前に北東と南東から訪ねたことのある奥多摩の「日の出山」を今回は東から訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間34分 |
3時、出発。 一般道でJR五日市線・武蔵五日市駅前に進み、右折して、県道184号線を北上。 4時13分、「つるつる温泉」手前の県道脇に10台ほどの駐車場を見つけたが、手前の左折路に「← 日の出山」標識を見つけ、1車線舗装路に車を進め、850mほど先の、山地図に「滝本」と記された地点で「日の出山ハイキングコース登山口」標識を見つけた。・・が、駐車余地が無いので、200mほど戻った橋の袂の空き地に駐車。天気は快晴で気温は13度。 |
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4時34分、清流の沢に沿って西に200mほど進み、「日の出山・登山口」標識に従って桧林の尾根道へ進む。 尾根道で150mほど高度を上げ、「山頂まで1.5km」標識を通過。 昨日の雨で山道は湿っていたが、泥濘は無く、頃合いの傾斜の山道を気持ち良く上っていく。 |
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5時11分、標高654m辺りまで上ると、「顎掛岩(あごかけいわ)」解説板があり、 ・・日本武尊が蝦夷征伐の帰りにこの岩へ顎をかけて、関東平野を見わたしたと伝えられている と記されていので、「あまりにも眉唾な話」などと笑って通過。 林床に花を探しながら上っていくが、見られるのは小アジサイのみ。 |
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5時32分、直進:「日の出山630m」、左:「平井川の源360m」標識の三分岐。左は帰路予定の「不動沢林道」への道だと確認の上、直進して70mほど先で左から「養沢・麻生山」からの山道を合わせ、西前方の山頂を目指す。 |
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5時37分、進路が尾根と山腹に分かれていたので尾根道で山頂を目指すと、南に朝日を浴びた景色が広がった。 道脇にはまだ蕾も見せないギボウシが群生。丸太階段で上っていく。 5時44分、「クロモ上・見晴台」標識地点を通過。視界東の遠景は霞の中。急斜面を息を弾ませ上っていく。 山頂に近づくと、更に急傾斜になり、最後は石階段を上る。 |
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6時3分、「日の出山902m」に到着し、アズマヤでテント泊していた2人の若者と挨拶を交わす。 晴天ながら、遠景は霞んで海は見えなかった。 バナナでエネルギー補給しながら、立体形の「山座表示盤」を見ながら近くの山々を同定。「御岳山」や「大岳山」が近い。 |
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6時15分、下山は西斜面に下り、トイレ前を回り込んで往路に復帰して下山続行。 6時31分、変形五差路まで下り、多くの標識の中の「白岩の滝→」標識は上り時、どこかの分岐先表示で見たような気がして、この標識に従って下ることにした。(「平井川源流→」標識と思い違いしたらしい。)。 暫くの間、左斜面下にGPSの予定山道が見下ろせたが、じきに合流すると推測し、更に先へ進む。 6時37分、森の中の三叉路。尾根筋を指す「白岩の滝→」標識に従って緩く下っていくが、GPSの予定下山路と離れていくのが気になり始めた。・・が、山地図で「麻生山」の北斜面を東進すれば、「麻生林道」が「つるつる温泉」へ繋がっていたので、最悪時でも車に戻れるはずと覚悟を決め、檜林の尾根を先に進む。 |
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7時2分、森の中の四分岐は「白岩の滝→」標識に従い、北斜面の暗い檜の幼木林へ進む。 7時10分、檜林に「白岩の滝・肝要(バス停)→」標識を見つけ、小休止して山地図で進路先を目で追うと、・・・「白岩の滝」の地名が1.5kmほども先にあったのでビックリ!!。 |
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丁度、この地点から北に分岐している尾根が予定帰路の「不動沢林道」方向に延びていて、薄いながら踏跡もあったので、これで「不動沢林道」を目指すことにし、北に下り始めるとすぐに赤テープ発見!!。 尾根を300mほど進んだ所で、段差4mほどの崖下に地図に記載のない砂利林道を見つけ、細木に掴まって林道へ降り、林道を緩く下っていく。 7時48分、簡易舗装の「不動沢林道」に合流。 |
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不動沢林道を下って、登山口を通過。 登山口近くの橋の袂には製作者名の記されていない鉄細工の蛙、海老蟹、魚などの飾り物が飾られていて、目を楽しませてくれた。 8時8分、無事に車に戻り、帰路に着く。 |
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車で県道184を戻りかけると、「白岩の滝」バス停横に「白岩の滝→」標識。 折角なので、今日のミスコース原因になった「白岩の滝」を一見して帰ろうと、標識に従い、山道に車を進め、滝近くに駐車。 ・・・何と「白岩の滝」は6年前の「日の出山」山行の折りの起・終点だったのに気づいてビックリ。 10時、無事帰宅。 |
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