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登山に興味を示さなかった40代の息子が、5月連休に入って突然、丹沢の「蛭ヶ岳」に上りたいと希望。 4時間程度で戻れそうな他山を薦めたが、是非、丹沢の最高峰をと希望するので・・・、 11年前の「市原新道」を使ってのコースを考えたが、今回は安全第一と考え直し、 昨年、「姫次」まで上ったが、ガスのために途中下山したコースで案内することにした。 ◇所要時間: 7時間49分 |
3時、出発。 一般道で「津久井湖先」の「道志みち(国道413)」へ進み、約13km先の「上青根」で県道76に左折し、青根集落を南下して、「神ノ川林道・高瀬野キャンプ場→」標識のある三分岐で 看板に「→×」表示のある左折路へ進む(〇)。 PRIUSのカーナビは下図・国土地理院地図と同様に次の三分岐の右折先が目的Pへ続くように表示されていた為、今回も閉鎖柵で前進不可に至ったが・・、前回の知見を思い出して三叉路に戻り直して直進し、森へ進んで・・・ |
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車進入禁止柵・手前を右折して10m先の小駐車場に到着すると、既に先着バイクが1台。 4時38分、出発。 林道に戻り、「蛭ヶ岳8km、姫次4.8km→」標識に従って柵横を通過し、杉林の舗装林道を道なりに南へ上る。 近くでウグイス、遠くで鹿が啼く。 |
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林道を800mほど進むと右の森へ「←八丁坂ノ頭分岐」標識。 杉林を唯々上る。 6時、Pから580mほど高度を上げた標高1088m地点で、北麓からの「モノレール」が合流。 モノレール沿いに上っていくと 標高1150m辺りから露岩のある急坂になった。 |
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標高1340mで尾根に上り着くと南に「丹沢山」〜「蛭ヶ岳」の稜線が望めた。雲越しの薄い太陽光が差し込み始めた。 6時44分、「八丁坂ノ頭分岐」で北の「焼山」経由の山道に合流。南へ上っていくと木道が始まる。 7時、「東海自然歩道最高標高地点1433m」標識地点を通過。 |
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南には「蛭ヶ岳」がどっしりした姿を見せ、ガスに巻かれて撤退した前回(2016.11.16) に比べ、様変わりの景観!! |
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「←蛭ヶ岳3.2km」標識に従い、標高で100m程を下ると、その先は350mの上りが待っている。 先ずは白花の馬酔木林を、その先では細尾根で緩い下りを続ける。 見慣れない桜が見られる辺りで山荘泊りらしい若者登山者達と交差。 |
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7時26分、「原小屋平」を通過。 暫く平坦地を進むと鮮やかな緑色のバイケイソウが林床を埋め始めた。 標高1330m辺りから「蛭ヶ岳」への上りの木道が始まった。 |
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標高1480m辺りまで上ると、尾根筋に付けられた木道脇迄、大きな崩壊斜面が迫ってきていた。 8時31分、山頂を正面にして眼前のザレを左に巻き、馬酔木林を抜けて山頂を目指す。 |
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8時54分、「蛭ヶ岳1672.6m」に到着。 広い山頂広場に先着者が8人ほど。 薄曇りなのに周囲に展望が利き、西南西に「富士山」、西には雪の「白根三山」その右は「甲斐駒ヶ岳」か?。その北西遥かには「八ヶ岳」。 東には折り重なって見える丹沢の主稜線。 曇天の予報は良い方に外れて、青空が増えてきた。 |
南アルプス〜薬師岳〜観音岳〜地蔵岳〜甲斐駒ケ岳 |
八ヶ岳 |
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9時6分、往路で下山開始。 西に富士山を眺めながら、最初から木階段を下る。 この時間になると、コース脇のイチゲ類が開花していた。 |
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標高1350m辺りまで下るとミネザクラ??らしい桜が花をつけているので、富士山を入れてカメラに収める。 10時32分、「姫次」へ戻ると、休憩中の登山者が多い。 ムスビでエネルギ補給し、下山続行。 10時56分、「八丁坂ノ頭分岐」で「←青根バス停」標識に従い、西へ下る。 |
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標高1140m辺りまで下るとここだけに「ミツバツツジ」が咲いていた。ここから下は新緑の中を下る。 12時15分、林道へ合流して下る。山吹が満開。 12時27分、車へ戻る。車は3台。林道を戻ると途中に5台ほど登山者の車。 14時、無事帰宅。 |
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