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猛暑が一段落したので、低山も対象にして次山を探したが、この季節は見ものがある山が少なく、・・・野草が多く見られたというHPを見つけ、山中湖北の「石割山」を今回は東から訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間59分 |
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3時30分、出発。 橋本経由で道志道(国道413)に進み、山中湖手前、約4kmの山伏トンネル出口先を左折し、閉鎖鉄鎖前に駐車。晴天予報だったのに曇天で気温は17度。 5時30分、昔通り、廃屋前へ進もうとすると、閉鎖柵に「入場禁止」と手書き表示されていたが、山道はその先の廃屋前にあるのが分っているので、柵脇を抜け、鳥居横に山道を見つけ登山開始。 45mほど標高を上げ、尾根道に出て、北に進む。林床は笹。 |
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5時53分、小ピークで水飲み休憩。あたりにテンニンソウが群生。 6時4分、次のピークを通過。早くも汗だらけ。 6時17分、「←石割山 御正体山→」標識の立つ尾根コースに合流し、西の石割山を目指す。獣が臭うのか紐先マロンが左右に走る。緩いアップダウンで尾根を進む。 |
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6時33分、ピーク通過。 一時、左に視界が得られ、雲海に低山の山頂が島のように浮かんで見えた。 道脇にトリカブトが花を見せ始めた。 先に下るとロープの張られた急坂。暫くは痩せ尾根を辿る。 |
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トリカブトに似たレイジンソウやハナイカリも見られた。花が見られるようになると、疲労感を忘れて歩ける。 左に視界が開けたが、見えるのは雲海のみ。前方の霧の中に日向峰らしい高みが姿を見せ始めた。 アザミ、テンニンソウ、シラヤマギクが花を見せた。細尾根で日向峰への上り開始。 7時4分、「日向峰」は南を巻いて進む。林床は背丈ほどの笹藪。藪道を緩く下る。 |
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7時20分、次のピークを通過した辺りで、左に「←鉄塔巡視路」標識の山道が分岐していた。朱色のフシグロセンノウが咲いていた。 右斜面上を鹿が走り、これを追おうとするマロンを宥めるのが大変。 7時26分、前方のガスが薄くなり、穏やかな高みが見える。「石割山」らしい。テンニンソウ群落の中の平坦路を進む。 7時34分、高圧鉄塔下を通過すると・・・周囲にハンゴンソウ、ヨメナ、タデ、フシグロセンノウ、アザミ・・と俄然、花が増え始めた。 |
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7時37分、朝日が差し込みはじめた「石割山1413m」に到着。 山頂西側は裸地斜面で南〜北に視界が開けていたが・・・山中湖の先に見える筈の富士山にはガスが懸っていた。 山頂周りに花が多く、喜んで写真に収める。 |
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7時49分、富士山は完全にガスに包まれたので往路で下山開始。 8時53分、尾根分岐まで戻り、ムスビを食べ、無表示の南への山道に下山再開。 9時28分、廃屋横へ降りた。 9時29分、車に戻る。車は4台に増えていたが、私たち以外は御正体山を目指したらしい。帰り支度をしていたら、霧雨。 12時30分、無事帰宅。 |
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